FXとは?|FXは危険なギャンブルにもなりえる投資

FXとは?初心者にもわかりやすく解説します。

FX(Foreign exchange)は日本語で、外国為替証拠金取引と言います。

こう書くと難しく聞こえてしまいますが、簡単に言えば、「世界の通貨をトレードする」という単純なものです。

「円の高騰」や「ドルの暴落」と言われるように、通貨の価値は上がったり下がったりします。

FXトレーダーは、これを予測して有利なポジションで外貨を交換することで利益を出しています。

為替差益とは?FXとは?

例えば、1ドルの価値が100円のときに100万円の貯金全てを使って1万ドル購入したとします。

翌年、1ドルの価値が120円になったので、ドルを全て売りました。

すると、20万円の利益が出ることになります。

なぜ為替レートは上下するの?

「1ドル100円だったものが、1ドル120円になる」
これは円安と言います。

数字が上がっているのに円安?と、イメージしにくいかもしれませんが、
「1円あたりの価値が下がったので、1ドルを買うのに今までよりたくさん出さなければならなくなってしまった。」と考えてみてください。
円の価値が下がったから「円安」と考えるとわかりやすいかもしれません。

反対に、円の価値が上がることを円高といいます。

通貨の価値はなぜ上がったり下がったりするのでしょうか?

なぜ為替は上下するのか

基本的には、物価が上がる(インフレする)と金利が上がり、通貨の価値が下落します。

日本の経済は長いあいだ超低金利でデフレが続いています。

この理論で考えると、1ドル70円台まで上がった歴史的円高も自然なことでした。

多くの人は「為替レートは国力で決まる」と勘違いしています。

「景気や内政に安心感のある国の通貨は価値が上がり、不安感のある国の通貨は価値が下がる」
この考え方は確かにわかりやすいのですが、正確ではありません。

基本的に、通貨の価値はその国の政策や、輸入・輸出のバランスなどによって変動するものです。
取引したい通貨の国の政策や、重要な指標は必ずチェックしておきましょう。

FX会社を使う理由

空港の両替店や銀行でも同様に円と外貨の交換は出来ますが、FX会社はこの為替取引に特化して専門的に扱っているため、他には無いメリットがいくつかあります。

1.ネット上で取引出来る

FXの取引は基本的にインターネット上で行われるので、土日祝日以外は24時間利用でき、為替レート(通貨価値の情報)もコンマ数秒単位で更新されます。

売りも買いもワンクリックで可能なので変動の大きな市場に対応しやすく、デイトレードと呼ばれる短期型のスタイルが流行しました。

大手のFX会社はスマホにも対応しているため、日中は仕事をして空いた時間に取引したい兼業投資家とも相性がいいです。

また、アメリカドル以外にもユーロ、ポンド、オーストラリアドル、南アフリカランドも人気で、実際には見たことも触ったこともない通貨を取引することも出来ます。

2.取引手数料が安い

通貨を交換する際には取引手数料が発生します。

銀行や両替店で行う外貨両替の場合、1ドルあたり1~3円程度かかってしまいますが、

FX会社で為替取引を行う場合は1ドルあたり0.3銭程度の手数料となります。(外貨の現金を受け取りたい場合は別の手数料)

為替取引にコストがほとんどかからないので、相場がたった1円動くだけでも利益を出すチャンスがあります。

3.「売り」と「買い」両方の取引が出来る

FXは買いからだけではなく、売りからトレードできるのも特徴の1つです。

これは最初はイメージが掴みにくいかもしれません。

ドルを借りて売却し、後に買い戻してお返しする、という形のトレードになります。

FXの空売りの仕組み

通常はドルを買って値上がりした頃に売るという方法で利益を出しますが、

反対に、円高になると予想したら、借りたドルを売って値下がりした頃に買い戻すという方法で利益を出すのです。

つまり、外貨預金や外国債券などと違い、FXは利益を出すチャンスが2回あるということです。

FXで利益を出すチャンス

1ドル=100円のときに1万ドルを売り、
1ドル=90円で買い戻すと、差額10円で1万ドル分のトレードなので、10万円の利益になります。

もし1ドル=110円の時に買い戻したならば、逆に10万円の損失となってしまいます。

多種多様なFX会社を利用して、このような売買差益で稼ぎを狙うのがFXトレードと呼ばれるものです。

何故FXで億万長者が生まれるのか

2007年、都内在住の主婦(59歳)がFX取引で4億円以上の利益を出し、1億円以上の脱税をしていたことが発覚しました。

脱税の事実よりも、「普通の主婦が何億円もFXで何億円も稼いでいた」という事実に衝撃を受けた人も多いでしょう。

何故こんなことが起きるのでしょうか?

ここには「レバレッジ」というものが大きく関わっています。

証拠金取引とは

まず前提として、証拠金取引の説明をしたいと思います。

基本的に、トレーダーはFX業者に証拠金として、ある一定以上の額を預けることになります。

FX業者は証拠金を預かっていることを条件に、トレードを可能にしてくれます。

この証拠金取引のシステムのおかげで、私達は少ない資金でもFXトレードをすることが出来るのです。

例えば10万円をFX業者に預けたトレーダーは、損失が1万円出てしまった場合、証拠金の中から支払われます。

もしも10万円以上の損失を出してしまった場合には、足りない分を後にFX業者に支払わなければなりません。

レバレッジとは

「レバレッジ」とは、預けた証拠金の額に応じてその何倍もの金額を動かすことが出来る「テコ」のことです。

これを利用すると貯金が10万円しかない人でもレバレッジ25倍で250万円を動かすことも出来ます。

レバレッジとは

実際にはロスカットというものが発生するので、上の図ほど単純に事は進みませんが、レバレッジを上げることによって初心者でも上級者でもハイリスクハイリターンの取引が行えます。

実際にはお金の無い初心者ほどレバレッジを活用するので、失敗して借金を負ってしまう人があとを経ちません。

株式投資や投資信託の場合は、投資した金融商品の価値が0円になることはあり得ますが、急に借金を背負うようなことはありません。

しかし、FXではこのレバレッジというシステムのせいで元本を超えて借金を負う可能性すらあるのです。

過去には50倍や100倍のレバレッジを使えて当たり前の時代もありましたが、2011年にはレバレッジは最大25倍までに規制がかかりました。

ここからもわかるように、資金がないのにレバレッジを利用して大きな取引をするのはあまりにも危険な行為です。

FXで利益を出すには

具体的にFXで利益を出すには、

・為替差益の上下を的中させる。

・スワップポイントによる金利で資産を増やす。

このどちらかの方法になります。

スワップポイント

まず、スワップポイントですがスワップポイントは金利の差のことで、2つの通貨間の金利差で利益を出します。

日本のような低金利の通貨を売り、高金利の通貨を買います。

たとえば日本の金利が0.1%で、南アフリカドルの金利が4.0%だとします。それを差し引きすると、4.0%-0.1%=3.9%。一年間で3.9%の金利をゲットできます。

購入する通貨とFX会社の組み合わせによって大きく変わりますが、金利だけ見ると日本の銀行に預けているのが馬鹿馬鹿しくなるほどの金利を受け取れます。

※逆に、この場合は南アフリカドルを売って円を買うとスワップポイントを3.9%払わなくてはなりませんので注意が必要です。

短期的に見ると為替差益による元本割れを起こす可能性はありますが、日本の大銀行に比べると圧倒的に利率が良いので、しっかりと理解した上で利用すればある程度の利益を得ることは出来ます。

為替差益の上下を的中させる

流通している通貨の価値は常に上下しており、交換した外貨の価値は0コンマ数秒後には必ず上がっているか、下がっています。

そこで、冒頭で説明したように、通貨の価値の上がり下がりを予想し、自分が有利だと思うタイミングで通貨を交換することで利益を出すことができるかもしれません。

よほどのことが無い限り、米ドルの為替相場は一ヶ月に5%ほどしか値動きしません。

1ドル100円ならば、1ヶ月後の価値は95~105円となります。

100万円の貯金を全て米ドルに突っ込んだ場合、来月には105万円になっている可能性があります。

仮に1年間(12ヶ月)連続で的中させた場合、1年後には110万円~170万円程になります。

元手が100万円ということを考えれば充分大きな儲けですですが、例の主婦の4億円にはとても及びません。

この4億円へ近付くには、賭け金を増やし、レバレッジを使い、さらに何度も何度もやり続ける必要があります。

現在のレバレッジは最大25倍までに規制されていますが、例の主婦がFXをやっていた当時はレバレッジ100倍で当たり前の時代でした。

レバレッジ100倍の取引はもはや投資ではありません。

先ほどと同じ条件で、100万円の100倍を全て米ドルに突っ込んだ場合、1ヵ月後には600万円になっている可能性も、マイナス400万円になっている可能性もあります。

もし予想を外せば借金を負ってしまうような危険な賭けを1年間連続で的中させ続ければ1000~7000万円くらいにはなるでしょう。

FXのリスク

「FXは投資ではなくギャンブルだ」という人も少なくありません。

個人的な意見を言えば、一理あると思います。

為替相場は上がるか下がるかしかないなので、そこだけ見ればコイン投げに賭けるようなものです。

借金を負う可能性がある限り、100倍だろうと2倍だろうと、レバレッジを利用してのFXは非常に危険な金融商品だと考えています。

日本人名義のFX口座は500万以上あると言われています。宝くじに当たる人間が必ず居るように、中には何億円も稼ぐ人もいるとは思いますが、為替は基本的に「ゼロサムゲーム」です。

1億円稼ぐ人がいれば、一方で100万円損する人が100人いると言っても過言ではありません。

資金があればあるほど有利な世界で「資金の無い個人投資家」と「何十億円も動かせる大銀行やファンドに勤めるプロのトレーダー」が同じ土俵に立つわけなので、「仕事をやめてFXで生活する」という考えは、よほど本気の人以外は捨てるのが無難ではないでしょうか。

FXで長期投資する

しかし、我々個人投資家には、プロのトレーダーより圧倒的に有利なポイントが一つだけあります。

我々は、長期投資を活用できます。

何度も言うように、為替は常に上下しています。

ここで、過去25年間のドル円相場を見てみましょう。

過去のドル円チャート

このグラフを見る限り、大きなアップダウンは2~4年周期で起きていることがおわかりでしょうか。

個人投資家はドル(またはその他の外貨)を何年でも保有しておいて、いくらでも勝機を待ち続けることができますが、銀行などに勤めているプロのトレーダーは、年に4度訪れる決算期には必ず収支結果をプラスにしなければなりません。

その点においては個人投資家は有利であると言えます。

FXで資産を守る

2014年、黒田日銀総裁は毎年2%ずつインフレする目標を掲げ、実現に向けて動き出しました。

「インフレ=物価が上がること」なので相対的にお金の価値は下がることになります。

市場原理が正しく働けばお給料も同時にアップしますが、今までの貯金はどうなるのでしょうか?

貯金自体が減ることはありませんが、目に見えないところで貯金の価値は2%ずつ減っていくことになります。

0.3%程度の預金金利ではとても追いつけません。
しかも、インフレが2%で留まると言う保証はありません。

しかし、あらかじめ外貨に換えておくことでハイパーインフレのリスクを避けることが出来ます。

銀行で行う外貨預金も有効ですが、かなりの手数料がかかってしまう為、手数料無料のFX会社を利用して外貨預金の代わりにする方法はかなり効率的。

一生懸命働いて貯めた資産がインフレによって減ってしまうのはもったいありません。
お金は分散投資することで様々なリスクに備えることをオススメします。

資産を守れるFX会社

長期投資に最適!
ヒロセ通商 LION FX

他社では出来ない小額取引が可能なため、レバレッジを使わない長期投資に向いています。
取引手数料・LC手数料・入出金手数料全て無料で、もちろん24時間営業なので、銀行で外貨預金するより断然お得です。

また、三井住友銀行の100%信託保全なので、万が一ヒロセ通商が破綻してしまっても預けたお金は100%返ってきます。