IPOとは?|IPO株の当選確率を上げる買い方とは?

IPOとは? IPO株の当選確率を上げる買い方とは?

 

■最近のIPO動向

今年はSMBC日興証券の主幹事が多い! 今年1月にSMBCフレンド証券と合併し、ますます主幹事数、幹事数が増える。
持ってない人は、確実にSMBC日興証券の口座をつくりたい>>

 

岩崎せいきゅん
メルカリがIPO(上場)するね。
ヤス石田
当てたいなー
慎平
そもそもIPOって何なんですか? どうやったら当たる?んですか?

IPOとは?

せいきゅん
IPOとは、Initial Public Offering の略で株式会社が証券取引所に株式を上場(公開)し、誰でもその株式が売買できるようにすることなんだ。
慎平
「株式会社」って、誰でも株を買える会社のことだと思っていました。

99%以上の株式会社は、簡単に株を買えないように制限している。変な投資家が自社の株を持ってしまうとメンドクサイことになるからね。

また、どんな会社の株も簡単に買えると、すぐに潰れてしまうような会社の株を買って、大損する個人投資家が続出してしまう可能性もある。

そのようなことがないように証券取引所が、上場したい株式会社のビジネスモデルや財務状況の審査をして「この会社は健全な会社ですよ」というお墨付きをつける(上場承認)。

この上場承認してもらった株式会社だけが、証券取引所に上場(IPO)することができて、誰でもその会社の株を買えるようになるんだ。

せいきゅん
2015年に僕が当選したIPO株は9銘柄で利益が71万円。これからはじめる人でも稼げることを証明するために、新入社員のヤマザキOKコンピュータにもIPO株をやらせてみた。その結果、10銘柄に当選し、利益が63万9400円も出た。
慎平
私も資金をつくって、始めたいとは思っているのですが……
せいきゅん
10万円あれば始められるよ。
慎平
やります!!

 

せいきゅん
ちなみに、上のIPOの勝率表にあるとおり、2015年は92社がIPOして、公開価格より初値が上回って利益になったのが82社。勝率は82勝8負2分の89.1%だよ。2016年は83社上場して、67勝13負1分の勝率80.7%。
慎平
勝率8割って異常ですよね。ちなみに「公開価格」と「初値」って何ですか?

公開価格というのはIPOするにあたって、一番最初に決める株価のことだね。公開価格は通常、割安に設定されるんだ。だからこの価格で買えれば8割以上の確率で儲かる。公開価格で買える一般投資家は、IPOする前に各証券会社に割り当てられた株式を抽選で当てた人だけなんだ。

初値というのは、IPOしたときに株式市場で初めてついた株価のことだね。抽選に当たった人だけがIPOする前から株式を持っているから、この初値で売ることができるのはIPO株に当選した人だけなんだ。

ある会社の株式を「1000円なら買ってもいい」と思っている人と「1000円なら売ってもいい」と思っている人が現れたとき、株式の売買は成立する。このときの株価が1000円ということになる。

だから「希望の価格より高くても買いたい」と思っている人が多ければ価格は上がるし、「希望の価格より安くても売りたい」と思っている人が多ければ価格は下がる。

IPOする会社は、業績がうなぎのぼりに上がっているイケイケの会社が多い。さらに公開価格は割安に設定されているから、「高くても買いたい」と思っている人が大勢いる。だから初値は公開価格より上昇してつくことが一般的なんだ。

ただし初値がついた後は急下降する銘柄もあるから、IPOに当選したら初値で売るのが一番安全に利益を積み上げる方法なんだ。

せいきゅん
ぺーちゃん、2015年に一番儲かった銘柄っていくらの利益が出たと思う?
慎平
ひとつの会社で? う~ん、10万円ぐらいですか?
せいきゅん
2015年に一番儲かった銘柄は「ネオジャパン」という会社で、初値で売って116万5000円の利益だよ。公開価格29万円の株が初値で145万5000円になったんだ。
慎平
116万!?
せいきゅん
IPO株の抽選には無料で参加できる。ネットからポチッと抽選に申し込んでおいて、当たったら購入をすればいいだけ。それで116万円の利益。
慎平
夢しかないっすね!

利益額2位は「エムケイシステム」という銘柄で116万2000円。

3位が「アイビーシー」で73万3000円。
4位が「テラスカイ」の59万5000円。
5位が「ジグソー」の56万5000円。
6位が「スマートバリュー」の54万5000円。
7位が「アイリッジ」の51万5000円。
8位が「シリコンスタジオ」の50万円。
9位が「コラボス」の49万8000円。
10位が「PCIホールディングス」の42万9000円だね。

慎平
利益になった82銘柄のうち10銘柄以上が利益40万円以上!? すごすぎますね……

でも、IPOってどうせ当たらないんですよね?

せいきゅん
そう言われると思って、僕だけじゃなくIPO初体験の新入社員ヤマザキOKコンピュータにもやってもらったんだよ。

 

岩崎とザッキーの2015年IPO株の戦績

せいきゅん
ザッキーには2015年6月からIPO株を始めてもらった。2015年6月~12月の半年間で当選した銘柄は10社で、利益はなんと63万9400円にもなった! 正直、これは予想外に儲かりすぎたなと思っている。
ヤマザキOKコンピュータ
すみません。えへ(笑)
ヤス石田
こっ、こいつ……
せいきゅん
特に12月22日上場したソネット・メディア・ネットワークスは、利益が32万円も出ている。
慎平
ヒャッ! 1発で32万円!?
せいきゅん
こうやって初値が高騰する銘柄が当たると、一気に合計利益額が増える。さっきも言ったように、1発で100万円以上の利益がでる銘柄もあるわけだから。

僕(岩崎)の2015年のIPO戦績。()内は、当選した証券会社

インベスターズクラウド(SBI証券)+17万4500円
いちごホテルリート投資法人(SMBC日興証券) +3000円
日本郵政×2(SMBC日興証券・東海東京証券)+7万2000円
ゆうちょ銀行×5
(SMBC日興証券・大和証券・マネックス証券・カブドットコム証券・松井証券証券)+11万0500円
GMOメディア(大和証券)+27万7000円
デクセリアルズ×3(SMBC日興証券・大和証券・みずほ証券証券)-1万5000円
サムティ・レジデンシャル投資法人(大和証券) -1000円
ヘルスケア&メディカル投資法人(SMBC日興証券)+5万5000円
ケネディクス商業投資法人(SMBC日興証券)+3万5500円

僕は1年間やって上記10銘柄が当選し、71万1500円の利益がでた。ザッキーの戦績はちょっとデキ過ぎで、僕の戦績は割と平均だと思う。

 

慎平
つまりIPO株をやれば、1年間で50万円以上の利益が出るってことですか?
せいきゅん
そういう可能性は高いよね。

 

IPO株の買い方とは? どうやったらIPOの抽選に参加できるの?

慎平
IPO株を買うには、まず何をすればいいですか!?
せいきゅん
まずは証券会社に口座を開設することだね。とはいっても、証券会社は250社以上あるから、どこの証券会社に口座を開設するかが重要になる。
ヤス石田
IPO株が当たりやすい証券会社ってあるの?
せいきゅん
そもそもIPO株は、IPOする会社の「幹事」証券会社しか株の割り当てがないんだ。だから、この幹事証券会社に口座を持っていないと、IPO株の抽選に申込むことができない。

幹事証券会社には主幹事と平幹事というのがあって、通常、IPOする会社に主幹事証券会社が1社ついて、平幹事証券会社が数社つく。

そして主幹事証券会社が一番多くIPO株の割り当てをもらう。多くのIPO株の割り当てをもらうから、多くの顧客にIPO株を渡せる。つまり主幹事証券会社でIPO株の抽選に申込むのが一番当選確率が高くなる。

もちろん平幹事の証券会社でも当選することはあるよ。

幹事数ランキング2016年

1位 SBI証券 76社(うち主幹事数13社
2位 SMBC日興証券 72社(うち主幹事数15社
3位 みずほ証券 60社(うち主幹事数20社
4位 マネックス証券 44社(うち主幹事数なし)
5位 野村證券 37社(うち主幹事数22社
5位 大和証券 37社(うち主幹事数16社
7位 いちよし証券 30社(うち主幹事数1社
8位 岡三証券 30社(うち主幹事数なし)
8位 エース証券 30社(うち主幹事数なし)
10位 岩井コスモ証券 25社(うち主幹事数なし)
11位 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 23社(うち主幹事数2社
12位 SMBCフレンド証券 22社(うち主幹事数1社
13位 カブドットコム証券 19社(うち主幹事数なし)
14位 東洋証券 18社(うち主幹事数なし)
15位 東海東京証券 15社(うち主幹事数5社
16位 極東証券 11社(うち主幹事数なし)
16位 松井証券 11社(うち主幹事数なし)
16位 水戸証券 11社(うち主幹事数なし)
19位 藍澤証券 10社(うち主幹事数なし)
20位 むさし証券 9社(うち主幹事数なし)
20位 丸三証券 9社(うち主幹事数なし)
22位 エイチ・エス証券 7社(うち主幹事数なし)

2015年の幹事数ランキングは
1位 SBI証券 82社(うち主幹事数9社
2位 SMBC日興証券 80社(うち主幹事数27社
3位 みずほ証券 70社(うち主幹事数16社
4位 マネックス証券 52社(うち主幹事数なし)
5位 野村證券 49社(うち主幹事数29社
6位 岩井コスモ証券 44社(うち主幹事数なし)
7位 大和証券 43社(うち主幹事数16社
7位 エース証券 43社(うち主幹事数なし)
9位 岡三証券 42社(うち主幹事数6社
10位 いちよし証券 36社(うち主幹事数2社
11位 SMBCフレンド証券 33社(うち主幹事数2社
12位 東海東京証券 28社(うち主幹事数5社
13位 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 27社(うち主幹事数7社
14位 東洋証券 21社(うち主幹事数なし)
15位 極東証券 18社(うち主幹事数なし)
16位 カブドットコム証券 16社(うち主幹事数なし)
16位 松井証券 16社(うち主幹事数なし)
18位 藍澤証券 15社(うち主幹事数なし)
19位 エイチ・エス証券 14社(うち主幹事数1社
20位 むさし証券 13社(うち主幹事数なし)
21位 丸三証券 12社(うち主幹事数なし)
21位 髙木証券 12社(うち主幹事数なし)

となっている。

2015・2016年の幹事数1位であるSBI証券は必ず口座をつくったほうがいい(SBI証券の詳細はこちら>>)。

次に幹事数2位のSMBC日興証券も必ず口座をつくったほうがいい。僕が今まで当てたIPO株の数は、SMBC日興証券が一番多い。2018年1月には幹事数12位のSMBCフレンド証券と合併する予定なので、幹事数でトップになる可能性も高い(SMBC日興証券の詳細>>)。

3位のみずほ証券もつくったほうがいい(みずほ証券の詳細)。

4位のマネックス証券も必ずつくったほうがいい。マネックス証券は主幹事数が0だけど、ネットからの抽選割当が100%なんだ。

ヤス石田
ネットからの抽選割当?

裁量割当と抽選割当

幹事証券会社に割り当てられたIPO株は、各証券会社が裁量割当と抽選割当という方法で、顧客に分配するんだ。

裁量割当というのは言葉のとおり、証券会社の営業担当者が裁量でIPO株を顧客に渡すこと。お金持ちで日頃から大きな売買をして手数料をたくさん証券会社に払っている顧客がその対象になる。つまり日頃からたくさん手数料を落としてくれているお得意様にお返しとして、間違いなく儲かるIPO株を渡すんだ。

ヤス石田
抽選なしでもらえるの?

そう。だけど大手証券会社のお得意様は、口座に1億円以上入っている。僕らみたいな一般人は資金も時間も限られているから、ネットからIPO株の抽選に参加して抽選割当を狙うしかない。

日本証券業協会は、個人顧客へのIPO株の分配は分配予定数の「10%以上」を抽選により決定しなければいけないという規則をつくっている。だから多くのリアル店舗系証券会社は規則で決まっている10%だけは抽選分配にして、残りの90%は裁量分配している。

しかしネット系証券会社は店舗がないから、裁量分配が少ないところが多い。マネックス証券にいたっては、100%完全平等抽選分配になっている。マネックス証券は幹事数も多いので、必ずつくったほうがいい証券会社ということになる。

僕も「ゆうちょ銀行」をマネックス証券で当選させてもらった。マネックス証券の詳細>>

幹事数5位で主幹事数1位の野村證券と岩井コスモ証券はIPO申し込みのときに資金が必要ない。だから資金が何百万もない僕にとっては必須の口座。
岩井コスモ証券の詳細>>

同じく2016年幹事数7位の大和証券も、主幹事数が多いのでつくるべきだ。

IPO株を始めたいと思っている人は、とりあえずこの7社の証券口座をつくって、証券会社のWebサイトからIPOの抽選に申し込めばいい。

 

IPO株の当選確率を上げるには?

ヤス石田
IPOの当選確率を上げる方法とかってあるの?
せいきゅん
僕らみたいな資金が多くない一般の投資家は、一つでも多くの証券会社に口座をつくりコツコツと抽選に参加することだよ。

ただ基本的にIPOの抽選に申し込むためには、その株の購入額(単元株数{100株が多い}×株価)が必要になる。通常、仮条件(ブックビルディング)は上限で決まるから、900円~1000円が仮条件のブックビルディングに申し込むためには、1000円×100株=10万円が必要になる。

このIPO株を主幹事1社、平幹事5社から申し込もうとすれば、10万円の資金を各証券会社6社に入金しなければならない(合計60万円)。

そしてIPOは常に何社か同時に動いているので、同じ期間にIPOが3社あれば、さらに60万円×3社=180万円必要になる。180万円も資金がない場合は、主幹事のみを申し込むほうがいい。主幹事が圧倒的な割当数をもらうので、一番当選確率が高くなるからだね。

ヤス石田
だから主幹事が多い証券会社の口座は開設しておいたほうがいいんだね。
せいきゅん
そうなんだよ。
2016年の主幹事数は

1位 野村證券 22社(幹事数37社:口座数539万)
2位 みずほ証券 20社(幹事数60社:口座数166万)
3位 大和証券 16社(幹事数37社:口座数382万)
4位 SMBC日興証券 15社(幹事数72社:口座数273万)
5位 SBI証券 13社(幹事数76社:口座数430万)
6位 東海東京証券 5社(幹事数15社:口座数40.6万)
7位 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 2社(幹事数23社:口座数100~150万)
8位 いちよし証券 1社(幹事数30社:口座数16.6万)
9位 SMBCフレンド証券 1社(幹事数22社:口座数不明)

2015年は、こうなっている。
1位 野村證券 29社(幹事数49社)
2位 SMBC日興証券 27社(幹事数80社)
3位 みずほ証券 16社(幹事数70社)
3位 大和証券 16社(幹事数43社)
5位 SBI証券 9社(幹事数82社)
6位 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 7社(幹事数27社)
7位 岡三証券 6社(幹事数42社:口座数49.5万)
8位 東海東京証券 5社(幹事数28社)
9位 いちよし証券 2社(幹事数36社)
9位 SMBCフレンド証券 2社(幹事数33社)
11位 エイチ・エス証券 1社(幹事数14社:口座数不明)

一番当たりやすくなるのが、口座数が少ない証券会社が主幹事をやるときだ。2015年で言えば、エイチ・エス証券、いちよし証券、SMBCフレンド証券(2018年1月SMBC日興証券と合併)、東海東京証券、岡三証券&岡三オンライン証券だ。

2014年で言えば、エイチ・エス証券(主幹事数1社)、いちよし証券(主幹事数1社)、東洋証券(主幹事数1社)、東海東京証券(主幹事数3社)。

2017年は、すでに東洋証券が主幹事1社、いちよし証券も1社やっている。

しかし、このような案件は1年に数社しかないし、初値が高騰する銘柄とも限らない。だから、やはり日々、コツコツと主幹事を中心に平幹事にも申し込むのがIPO当選の最大化につながる。

ヤス石田
平幹事の中には、当たりやすい証券会社とかあるの?
せいきゅん
あるね。

まず、そもそも同じ平幹事の中でもIPO株の割り当て数に違いがある。

例えば、先ほどザッキーが2015年に当選させた銘柄として紹介したソネット・メディア・ネットワークスは

大和証券(主幹事) 割当率85%(51万株
SMBC日興証券 割当率6%(3万6000株
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 割当率4%(2万4000株
SBI証券 割当率1%(6000株
マネックス証券 割当率1%(6000株
みずほ証券 割当率1%(6000株
丸三証券 割当率1%(6000株
いちよし証券 割当率1%(6000株
カブドットコム証券(委託幹事) 割当率不明

となっている。

SMBC日興証券とSBI証券の割当株数は6倍も違う。そうなると、割当株数が多い順に申し込めば当選確率が上がるだろうと考えるわけだが、実は少し違う。

当選確率を出すには割当株数の他に、1. 抽選配分がどれくらいなのか? と、2. その証券会社からIPOを申し込む人がどれくらいいるか? を考えないといけない。特に重要なのが、1の抽選配分だね。

証券会社の抽選配分比率

1. 抽選分配がどれくらいなのか? だけど、上記のソネット・メディア・ネットワークスの幹事会社でいくと

・大和証券は個人抽選配分が15%で100%完全抽選。だから51万株×15%×100%=76500株(765人分=100株単位なので)。
・SMBC日興証券は個人抽選配分が10%で100%完全抽選。だから3万6000株×10%×100%=3600株(36人分)。
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券は個人抽選配分が10%で100%完全抽選。だから2万4000株×10%×100%=2400株(24人分)。
・SBI証券は個人抽選配分が40%~50%で完全抽選が70%(IPOチャレンジポイント分配が30%)。だから6000株×40~50%×70%=1680~2100株(16~21人分)。
・マネックス証券は個人抽選配分が100%で100%完全抽選。だから6000株×100%×100%=6000株(60人分)。
・みずほ証券は個人抽選配分が10%で100%完全抽選。だから6000株×10%×100%=600株(6人分)。
・丸三証券も個人抽選配分が10%で100%完全抽選。だから6000株×10%×100%=600株(6人分)。
・いちよし証券も個人抽選配分が11%で100%完全抽選。だから6000株×10%×100%=600株(6人分)。
・カブドットコム証券は詳しい分配は不明。三菱UFJモルガン・スタンレー証券に分配された1~5%ぐらい?が配分されると予想。その配分された株は、ほとんどが個人の抽選にまわされる。

抽選配分は会社の方針によって変わる。基本的にネット証券は裁量配分がないため、個人抽選配分の割合が大きくなる。

2. その証券会社からIPOを申し込む人がどれくらいいるか? を考えるには、証券会社の口座数が参考になる。

証券会社の口座数

1位 野村證券 539万(残高あり)
2位 大和証券 382万(総口座数)・297万(残高あり)
3位 SBI証券 430万(総口座数)*1
4位 SMBC日興証券 273万(総口座数)
5位 楽天証券 204万(総口座数)
6位 みずほ証券 166万(総口座数)
7位 マネックス証券 163.5万(総口座数)・99.5万(残高あり)
8位 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 100~150万(岩崎予想)
9位 松井証券 105.6万(総口座数)
10位 カブドットコム証券 100.2万(総口座数)・50.9万(残高あり)
11位 岡三証券 49.5万(総口座数)・42.5万(残高あり)
12位 東海東京証券 40.6万(総口座数)
2016年3月末現在
*1 2018年7月末現在

ただ証券会社が発表している口座数は「所有されている口座数」や「残高がある口座数」であって、そのうちどれぐらいの人がIPOに参加しているかわからない。だから口座数はあくまで参考程度にしておく。となると、平幹事は「IPO株の割当数が多い」and「抽選配分が多い」ことを考えながら申し込むのがいいと思う。

抽選配分は、裁量配分をやらないネット証券が多くなる。特に、
マネックス証券(抽選配分100%)
カブドットコム証券(抽選配分100%)
SBI証券(個人分配が40%~50%で抽選分配が70%+ポイント分配30%)
松井証券(抽選配分70%以上)
の4社はチャンスが大きい。

大手では唯一、大和証券が抽選配分15%+ポイント分配5%と、通常の10%より高い。大和証券は資金の使い回しもできるからありがたい。ただ、それは他のIPO投資家とも同じ条件だから、当選確率は下がる。

ヤス石田
なるほど。
せいきゅん
限られたIPO資金をどう使うかで、かなり当選確率は変わるし、年間の利益額も変わってくる。

そもそも10万円しか資金がなければ悩む必要はなく、ブックビルディングの上限が10万円以下の銘柄だけ、主幹事から申し込めばいい。一番ROI(投資した資本に対して得られる利益の割合)が高くなるのは、IPOが一番増える12月に全銘柄の主幹事に申し込めるぐらい額だと思う。金額にして120万円ぐらいではないだろうか?

もちろん、これ以上資金があったほうが利益額は増える(ただ、資金が増えた分だけ相対的にリターンの割合が低くなる)。

ヤス石田
120万円か。

資金の使いまわしが可能な証券会社

せいきゅん
あとIPOがたて続けに公開される3月や12月などは、資金の使いまわしが可能かどうかも重要になるね。

例えば12月1日に、ブックビルディング上限1300円(単元株数100株)のA社と、ブックビルディング上限1100円(単元株数100株)のB社が同日上場するとする。この場合、口座に13万円+11万円=合計24万円ないと両方の銘柄に申し込めない証券会社と、13万円の資金があればA社もB社も申し込める資金使い回しOKな証券会社の2つがあるんだ。

資金の使い回しOKな証券会社は
SBI証券(幹事数82社 *2015年)
みずほ証券(幹事数70社)
大和証券(幹事数43社)
などである。

資金の使い回しができない証券会社は
SMBC日興証券(幹事数80社)
マネックス証券(幹事数52社)
岩井コスモ証券(幹事数44社)
岡三証券(幹事数42社)
東海東京証券(幹事数28社)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(幹事数27社)
SMBCフレンド証券(幹事数33社)
東洋証券(幹事数21社)
カブドットコム証券(幹事数16社)
松井証券(幹事数16社)
などである。

資金の使いまさしOKな証券会社の幹事案件が同じ期間に連発しても、資金は一番高い銘柄分だけで済む。しかし資金の使い回しができない証券会社の場合は、全銘柄の合計額が必要になる。

当選まで資金が必要ない証券会社

さらにIPOに参加するのに資金が必要ない証券会社がある。当たったら入金すればいいんだ。野村證券といちよし証券と岡三オンライン証券の3社がそれに該当する。

BB申込時に資金がいらない大手証券会社別、入金のタイミング

ただし、いちよし証券はWebサイトからIPOの申し込みができず、毎回電話で申し込みしなければいけない。平日の8時30分~17時までしか受け付けていないので、働いている人はチャンスが昼休みしかないから大変。それでも資金なしで申し込めるのはありがたいね。

岡三オンライン証券は幹事数ランキング9位の岡三証券が幹事のときに、委託幹事として参加することが多い。岡三オンライン証券はWebサイトからもIPOを申し込めるし、口座を持っている人が少ないから当選確率は高くなる。だから必ずつくっておきたい証券会社だ。

資金0円でもIPOに申し込める岡三オンライン>>

ちなみに、いちよし証券の他にもSMBCフレンド証券と東洋証券は主幹事以外のIPO銘柄は電話じゃないと申し込めない。そうなると、この2社も主幹事以外は時間がとれなくて申し込まなくなる。

注目の証券会社
ここで一つ、注目の証券会社を紹介しておく。

株式の売買手数料が圧倒的に安いことで知られているライブスター証券が、なんと、今年2017年からIPOの取り扱いを開始した。

記念すべき第一発目のライブスター幹事案件IPOは、あの回転寿司のスシロー(3563)だった。

このライブスター証券も、資金は当選するまで必要ない。

さらに、インターネットの抽選配分100%。

まだまだ口座を持っている人が少ないので、何気に穴場になるかもしれない。

ライブスター証券も資金0円でIPOに申込み可>>

 

また岩井コスモ証券とGMOクリック証券、松井証券もIPO申し込み時には資金が必要ない。ただし購入申し込みのときに入金が必要になる(購入申し込み後に抽選)。それでもIPO申し込みで落選した証券会社から資金を移動させることができるので、この3社も使わない手はない。

岩井コスモ証券の詳細>>

GMOクリック証券の詳細>>

松井証券の詳細>>

 

岩崎のおすすめIPO証券会社ランキング

上記の抽選配分割合や口座数、自分自身の当選経験、あとは他のIPOブログの当選報告などを総合的に分析し、当たる可能性が高いIPO証券会社ランキングをつくってみた。

1位 SBI証券
僕はSBI証券で、農業総合研究所(購入申込み忘れ(T_T))、フィット(-1.5万円)、インベスターズクラウド(+17.45万円)が当たっている。

SBI証券は幹事数がNo.1なので、ときどき初値高騰する銘柄が平幹事なのにヒョッコリ当たったりする。

またSBI証券は資金量が多いと当選確率が上がるんだ。これは口座に入っている資金分だけ申込み、抽選を受けることができるから。

例えば、当選したインベスターズクラウドのブックビルディング上限は1870円だった。この場合、18万7000円の資金で1口(100株)申し込むことができる。もし187万円の資金を入れていれば10口(1000株)申し込むことができるんだ。もちろん当選確率も10口の場合は1口の10倍になる。実際にインベスターズクラウドは10口=1000株(187万円)の申し込みで当選することができた。

人気があるIPO銘柄でも、SBI証券が主幹事なら200万円ぐらいの資金を集中させることで、けっこう当選確率は上がると思う。

何より、落選した場合にIPOチャレンジポイントがもらえて、これを250ポイントぐらい貯めれば、数十万円儲かるIPO株に当選する可能性がかなり高くなる(ポイント上位の人が当たる)。つまり、SBI証券でコツコツIPOに申し込むことが、初値高騰するハイパーIPO株を当てる一番確実な方法なのだ。

個人配分は40~50%ぐらいと言われていて、そのうち抽選分配が70%、IPOチャレンジポイント分配が30%。

SBI証券の詳細>>

 

2位 野村證券
僕は野村證券で、FFRI(+25.6万円)と富士ソフトサービスビューロ(+2.4万円)が当たっている。

主幹事数は29社で1位。ただ口座数が日本一で、IPO申し込みに資金も必要ないのでライバルが多すぎてなかなか当選しない。まぁでも資金は必要ないので、全部に申し込めばOK。年に1回ぐらいは当たる。

野村證券には店舗担当者がつくホームトレード口座と、担当者がつかないネット&コール口座がある。IPOの場合、両方から申し込んでも一方の口座しか抽選されない。だから手数料が安いネット&コール口座だけをつくればOK。

個人抽選配分は10%。

野村證券の詳細>>

 

3位 大和証券
僕は大和証券で、ゆうちょ銀行(+2.21万円)、GMOメディア(+27.7万円)、デクセリアルズ(-5000円)、サムティ・レジデンシャルREIT(-1000円)、積水ハウスREIT(+2.5万円)が当たっている。

2015年の幹事数は6位(43社)だけど、個人抽選配分が15%だし、ポイント分配が5%ある。さらに主幹事数も16社(3位)と多い。

資金の使い回しができるから、ある程度の資金を入れっぱなしにしておいて、IPOに申し込み続けるのがいいかもしれない。

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4位 SMBC日興証券
僕はSMBC日興証券で、スターアジアREIT(-900円)、ラサールロジポートREIT(+7700円)、いちごホテルREIT(+3000円)、日本郵政(+3.6万円)、ゆうちょ銀行(+2.21万円)、デクセリアルズ(-5000円)、ヘルスケア&メディカルREIT(+5.5万円)、ケネディクス商業REIT(+3.55万円)、積水ハウスREIT(+2.5万円)が当たっている。

とにかくREITのIPOが強い。6社申し込んで5社(83%)当たっている。マイナス金利が実施され、REITは注目されているので今後のIPOはチャンスが多いかもしれない。

個人抽選配分は10%だけど、2015年の主幹事数が27社で2位。これだけ主幹事が多いと、SMBC日興証券口座なしにはIPOは戦えない。

また資金の使い回しができないから、逆に参加する人が多くなく当選しやすい。必ず持っておきたいIPO口座だね。

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5位 マネックス証券
僕はマネックス証券で、ゆうちょ銀行(+2.21万円)が当たっている。

2015年の幹事数は4位(52社)で、個人抽選配分が100%なので、もっと当たってもいいと思うんだけど…… 今年はたくさん当てたい!

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6位 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
以前、三菱UFJモルガン・スタンレー証券でデクセリアルズ(-5000円)を当選させたが、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は購入申し込み期限がたった1日しかなく、うっかり購入申し込みを忘れ自動辞退になった。そして当選辞退は、1か月間IPOを申し込めないペナルティーをもらう。あまりいい思い出がない(笑)

2015年の幹事数は13位(27社)。とにかく抽選後はすぐにチェックして、当選していたら購入申し込みを!

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7位 みずほ証券
僕はみずほ証券で、デクセリアルズ(-5000円)が当たっている。

あまり当たるイメージがないが、ヤマザキOKコンピュータがみずほ証券でけっこう当てているので、10位にした。

2015年の幹事数も3位(70社)と多いので、コツコツ申し込めば、いつか当たるのか?

個人抽選配分は10%。

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8位 東海東京証券
僕は東海東京証券で、丸八ホールディングス(+7700円)と日本郵政(+3.6万円)が当たっている。

名古屋にある東海東京証券は、2015年の幹事数が12位(28社)。ときどき主幹事をやるが(2015年の主幹事数は5社)、大手3社(野村、大和、SMBC日興)に比べて口座数がかなり少ないので、よく当選したという記事を見かける。

個人抽選配分は10%。

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9位 岡三オンライン証券
岡三オンライン証券もIPO申し込みに資金が必要ない。そして「いちよし証券」と違ってWebサイトからもIPOを申し込める。

幹事数ランキング9位(42社)の岡三証券が幹事のときに、委託幹事として参加することが多い。資金が必要ないからとりあえず申し込んでおく。そのうち当たると思う。

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10位 カブドットコム証券
僕はカブドットコム証券で、ゆうちょ銀行(+2.21万円)が当たっている。

カブドットコム証券は三菱UFJグループなので、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が幹事をやるときに少し割当分を回してもらい、委託幹事として参加している。ほぼ個人抽選配分のはずなので、意外と当たる。

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11位 松井証券
僕は松井証券で、ゆうちょ銀行(+2.21万円)が当たっている。

2015年の幹事数は16位(16社)と少ないが、個人抽選配分が70%なので当たる可能性が大きい。

さらに松井証券もIPO申し込み時に資金が必要ない(購入申し込みのときに入金が必要)。つくっておこう。

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12位 岩井コスモ証券
岩井コスモ証券もIPO申し込みに資金が必要ない。ただし当選したときではなく購入申し込みのときに入金が必要になる(購入申し込み後に抽選が行われる)。IPO申し込みで落選した証券会社から資金を移動させることができるので、参加できる銘柄が増える。

2015年の幹事数は6位(44社)と多く、コツコツと申し込みたい。

岩井コスモ証券の詳細>>

 

13位 いちよし証券
野村證券や岡三オンライン証券と同じように、IPO申し込みに資金が必要ない。しかし先ほども言ったように、いちよし証券はWebサイトからIPOの申し込みができず、毎回電話で申し込みしなければいけない。働いている人には、結構ハード。かなりメンドクサイ。

ただ主幹事が年間数社あるので、そのためにつくっておいたほうがいい。

いちよし証券の詳細>>

 

14位 岡三証券
僕は岡三証券で当選したことはない。

ただ2015年の主幹事案件が6社あり、今年も主幹事案件があるだろうから、そのためにつくっておくといい。

個人抽選配分は10%。

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15位 ライブスター証券
2017年からIPO幹事をはじめたライブスター証券。なので、まだ当選したことはない。

ただ、IPO申し込みに資金が必要ないから、コツコツ申し込み続ける。

個人抽選配分100%!

ライブスター証券>>

 

16位 GMOクリック証券
委託幹事として、ときどき参加する。IPO申し込み時に資金が必要ないので、重宝する証券会社だ。

さらにGMOインターネット(9449)の子会社がIPOするときは、幹事として必ず参加する。GMOクリック証券の口座を持っている人は少ないのに、GMO子会社の割当数が多いので、「当選した!」という報告をブログでよく見る。

GMO子会社は2015年10月にGMOメディア(+27.7万円)、2014年12月にGMO TECH(+78.4万円)、2014年10月にGMOリサーチ(+28万円)とあるので、2017年にも1社ぐらいあるかもしれない。

GMOクリック証券の詳細>>

 

17位 楽天証券
ときどき委託幹事として参加。

楽天証券>>

 

18位 むさし証券(トレジャーネット)
幹事数は、2016年9社、2015年13社と、それなりにある。

むさし証券(トレジャーネット)

 

19位 丸三証券
丸三証券も、幹事数が、2016年9社、2015年12社と、そこそこある。

丸三証券

 

20位 エイチ・エス証券
ときどき主幹事案件がある。2015年1社(アートグリーン:3419)、2014年1社(CRI・ミドルウェア:3698)。

そのために口座をつくっておく。

エイチ・エス証券>>

 

21位 東洋証券
東洋証券も、ときどき主幹事案件がある。2017年1社(シャノン:3976)、2014年1社(東武住販:3297)。

そのために口座をつくっておく。

東洋証券>>

 

この他にも、幹事をやることがある証券会社は30社ぐらいある。ただし、ほぼすべての証券会社がネットからの申し込みを受け付けていなく、申し込むだけでも大変。資金も大量に必要になる。そこまでいくと、普通にアルバイトをしたほうが、「お金を稼ぐ」という意味では効率がいいと思う。

 

子供の口座をつくって、IPOの当選確率を上げる

せいきゅん
ちなみに、裏技じゃないけど、ヤスは子供が3人もいるから、子供の口座開設して、その口座からIPOを申し込むと当選確率が上がる。
ヤス石田
えっ、そんなことできるの!? やった。

2017年12月現在、子供の口座からIPOが申し込める証券会社は下記のとおりだ。

証券会社口座開設備考
SBI証券
大和証券
口座開設は店頭のみ(要来店予約)
マネックス証券
カブドットコム証券
松井証券
GMOクリック証券
岡三オンライン証券
同居の場合でも戸籍謄本(原本)が必要。2人以上の場合は1通でOK(要確認)
楽天証券
SMBC日興証券
IPO株は電話申込みのみ
安藤証券
IPO株は、16歳以上、且つ、本人の意思、取引きであれば可能
岡三証券
IPO株はジュニアNISA口座のみ。もしくは、取扱店の判断では一般口座でも可能な場合も
みずほ証券
IPO株はジュニアNISA口座のみ
ライブスター証券
IPO株はジュニアNISA口座のみ
岩井コスモ証券
口座開設は可能だが、IPO株は取扱店の判断による
野村證券×
口座開設は可能だが、IPO株は不可
三菱UFJモルガン・スタンレー証券×
口座開設は可能だが、IPO株は不可
東海東京証券×
口座開設は可能だが、IPO株は不可
いちよし証券×
むさし証券(トレジャーネット)×
エース証券×

 

IPO株の抽選に参加する流れ

せいきゅん
上記の証券会社に口座をつくったら、あとは初値が上がりそうな銘柄に申し込めばいい。
慎平
初値が上がりそうかどうかは、どうやって判断するんですか?

IPOの初値予想で一番人気がある「96ut.com」というサイトの読者予想を見て、抽選に参加するかどうかを決めればOK。96ut.com の読者予想は、多くのIPO投資家の人気が事前にわかるので、とても参考になる。

ある会社がIPOをするとき

1.上場承認される(証券取引所がする)。

2.BB(ビックビルディング)がはじまる。

3.公募(公開)価格が決まる(抽選結果が発表される)。

4.購入申込みがはじまる。

5.上場する。

という流れになる。

まず証券取引所が上場承認をする。1年間のIPOする会社の約90%は東証(東京証券取引所)に上場する。地方の証券取引所(名古屋証券取引所や福岡証券取引所、札幌証券取引所等)に単独上場する会社は1年間に1社~2社ぐらいしかない(東証と地方の証券取引所の両方に上場する会社はけっこうある)。

証券取引所が上場承認をすると上場する日やブックビルディング期間などを決め、「有価証券報告書」を発表し、その会社の概要や事業の概要・リスク、株式の状況財務諸表などを開示します。投資家はこれを読んで、投資に値する会社かどうかを判別する。

しかし株式投資初心者がいきなりこれを読んでもよくわからないので、まずは上記で紹介した「96ut.com」というサイトの読者予想を見て、抽選に参加するかどうかを決めれば大丈夫。

2016年の1発目の上場だった「はてな」という会社の流れを見てみよう。

2016年1月21日に東証から上場承認される。上場日が2016年2月24日で、ブックビルディング2月8日~2月15日。主幹事証券会社がSMBC日興証券で、平幹事証券会社がみずほ証券とSBI証券、マネックス証券、いちよし証券、岡三証券、エース証券と発表される。

この「はてな」のIPOの抽選に参加するためには、BB(ブックビルディング)期間中(2月8日~2月15日)に幹事証券会社のWebサイトにログインしてIPOに申し込まなければいけない。

96ut.com の読者予想を見ても、はてなはとても人気があることがわかるのでBBに申込むことにする。

BB(ビックビルディング)期間には仮条件価格が提示され、いくらの価格で申込むか決めなければいけない。しかし90%以上の銘柄は仮条件価格の最高値で決まるから、IPOに参加するなら最高値で申込めばいい。はてなの仮条件価格は700円~800円。

BB期間が終わり、翌日16日に公募(公開)価格が800円に決まる。そして各幹事証券会社が抽選を行い、当選者をWebサイトで発表する。当選した者の管理画面に「当選」と出る。

その次の日から購入申込みがはじまる。はてなの購入申込みは2月17日~22日。当選した人と、補欠の人はこの期間に購入申込みをしなければ、はてなのIPO株を入手することができない。

IPOに当選して購入申込みをすると、上場日の前日の23日または当日24日に当選した株が手に入る。あとは上場する2月24日の寄付き(朝一)で売却の手続きをしておけばOK。証券会社が初値で勝手に株を売却してくれる。

はてなの例でいえば、人気が高すぎて上場日の24日には値がつかず、翌25日に3025円の値がついた。人気の銘柄は、上場日に値がつかないことが多い。こういう場合は、24日の夜にもう一度25日の寄付き(朝一)で売却する手続きをとらなければいけない。

IPOの場合は、ある価格で買いたい人と売りたい人の数が合わないと値がつかない。つまり「はてな」の株を1000円で売りたい人が50人、1000円で買いたい人が100人では値がつかない。なので、寄付き(朝一)で売却の指示を出していても、人気がある銘柄は安い価格で値がついてしまう心配はない。

ヤス石田
なるほど。よくわかったよ。もっと当てるぞ~

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IPOスケジュールと初値予想|4人のIPO当選成績

2018.12.02

 

ABOUTこの記事を書いた人

岩崎 聖二

元公務員(裁判所勤務)。父が残した大借金を金銭的・精神的に解決するために起業して、はや12年(本当は彼女にフラれて起業)。

転職や投資、複業を駆使して、お金なんかで人生を悲観する人をなくしたい。

人生は、逃げても攻めても辛いことだらけ。だから、くだらない見栄や常識を捨てて、辛いこともなるべく楽しみ、小さなことに感謝して生きる。これが僕のサバイブ術。

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