メルカリ上場!メルカリIPO当選したけど初値で売る?

メルカリのIPOを当選させる

 

せいきゅん
ヤス、メルカリ当選したぞ!
メルカリ上場当選

 

ヤス石田
おぉ! オレは子供の大和証券の口座でチャンス当選した!

 

中島なかじ
わたしも、三菱で当選しました! ヤッター!!
メルカリ上場 三菱モルガン当選

 

ヤマコン
オイラは全滅でした… 
せいきゅん
メルカリのブックビルディングはかなり人気だったみたいで、国内の一般投資家からの応募倍率は約50倍だったみたい。3人も当たって、ラッキーだね。

*4人の今までのIPO当選成績↓

IPOの当選成績4人分|IPOの勝率、利益額ランキング

2019.09.25

 

ヤス石田
せいきゅん、初値で売る? オレ、メルカリはもっと成長すると思うから、このままメルカリの株、持っておこうかと思うんだけど。
せいきゅん
それでも全然OKだよね。ただ一般的に、新規上場直後は人気が高騰しやすい。今回も、かなりお祭り騒ぎになっているから、株価が上がりすぎる可能性がある。
中島なかじ
人気があることは、いいことなんじゃないですか?
せいきゅん
まぁ、そうなんだけど、人間、興奮しているときは冷静な判断ができない。恋は盲目のように、平常心では買わないような額で、メルカリの株を買う人が多いと思う。
ヤス石田
となると、上場が終わって、だんだんみんなの心が落ち着いてきたら、「あれ、メルカリの株、高すぎじゃね?」となる可能性があるってこと?
せいきゅん
そうだね。新規上場後、9割の銘柄はいったん株価が下がっていく。
ヤス石田
そうなのか。じゃー、せいきゅんはどうするの?
せいきゅん
僕は初値が4500円を超えるなら初値売りだね。で、その後、株価が下がってきたら、買い直したい。
中島なかじ
なるほど。過熱した人気が落ち着いて、株価が安くなってきたところで、もう一度買うんですね。
せいきゅん
そうだね。もちろん、その通りになるかはわからない。ただ、たぶんメルカリは今期も赤字だろうし、引き続きアメリカ市場に巨額の投資をしていく。
となると、株価が跳ねていくためには、アメリカ市場でメルカリがもっと流行ることか、メルペイという子会社がはじめる金融サービスが日本国内で大成功しないといけない。
ヤス石田
その二つの動きを見ながら、うまく軌道に乗りそうなら買うし、軌道に乗らなさそうなら買わないってこと?
せいきゅん
そうだね。
もちろん、そんなタイミングを見計らうのは難しいし、メンドクサイという人は、そのままずっと保有していても面白いよね。ヤスは子供の口座で当たったんだし、そのまま学資保険的に持っていてもいいかもね。10年後、公募価格で買った30万円が、300万円ぐらいになっている可能性もある。
ヤス石田
う~ん、メルカリの将来性が気になるな。
せいきゅん
そうだね、メルカリについていろいろ調べておこう。

メルカリのコア事業は、言わずとしれたフリーマーケット(フリマ)アプリの提供。このアプリは、EC(電子商取引)の中で、個人と個人が取引するマーケットプレイス。

企業と個人が取引するECは、Amazon楽天市場Yahoo!ショッピングがある。この中で、Amazon は自社で倉庫を管理し、配送も行う。これに対して、楽天市場やYahoo!ショッピングは、取引する場所(マーケットプレイス)を提供するだけで、在庫管理や配送は、各店舗が行う。

メルカリは、個人間取引のマーケットプレイスで、フリーマーケット型(あらかじめ出品者が価格を決めて出品し、買いたいと思っている人は値引きなどを交渉する)で、オークション型がヤフオク!になる。

ヤス石田
なんか、メルカリって一気に流行ったよね。
せいきゅん
そうそう、メルカリの設立は2013年2月。フリマアプリ「メルカリ」の提供は2013年7月からだから、たった5年弱しか経っていないのに、国内のダウンロード数が7100万! この5年の怒涛の動きが↓こんな感じ。

2013年2月:資本金2000万円で株式会社コウゾウ(のちのメルカリ)設立
2013年7月:メルカリアプリ提供開始
2014年1月:アメリカ子会社Mercari, inc.設立
2014年3月:グロービス・キャピタル・パートナーズ等から総額14.5億円を調達
2014年4月:宮城県仙台市にカスタマーサポートセンター設立
2014年9月:アメリカで「Mercari」アプリ提供開始
2014年10月:日本において商品代金に応じた手数料の徴収を開始
2014年10月:WiLやグローバルブレイン等から総額23.6億円を調達
2015年4月:ヤマト運輸と連携し「らくらくメルカリ便」開始
2015年4月:支払い方法にキャリア決済追加(最初はドコモとauのみ)
2015年9月:国内での新規事業開発を行う子会社ソウゾウ設立
2015年11月:イギリス子会社Mercari Europe Ltdを設立
2016年3月:三井物産や日本政策投資銀行等から総額84億円を調達
2016年3月:クラシファイドアプリ「メルカリ アッテ」提供開始
2016年10月:アメリカにおいて商品代金に応じた手数料の徴収を開始
2017年2月:福岡県福岡市にカスタマーサポートセンター設立
2017年3月:イギリスで「Mercari」アプリ提供開始
2017年4月:COOの小泉文明氏が社長に就任
2017年4月:「大型らくらくメルカリ便」開始
2017年5月:本・DVD・等に特化した「メルカリ カウル」提供開始
2017年6月:日本郵便と連携し「ゆうゆうメルカリ便」開始
2017年7月:ライブ配信での商品販売機能「メルカリチャンネル」開始
2017年7月:C to C事業を行う企業に出資するメルカリファンド設立
2017年8月:中古ブランド品に特化した「メルカリ メゾンズ」提供開始
2017年11月:国内での金融サービスを行う子会社メルペイ設立
2017年11月:即時買取サービス「メルカリNOW」提供開始
2018年2月:福岡県福岡市でシェアサイクルサービス「メルチャリ」提供開始
2018年4月:スキルシェアサービス「teacha」提供開始

せいきゅん
こうやって一気に攻めて、多くの人がメルカリを使うようになった。主に若い人が使うアプリで、超高齢社会の日本でダウンロード数 7100万ということは、若者のほとんどはダウンロードしているはず。データ的*には、現在10、20代の半数ぐらいがメルカリを使用していると思う。
ヤス石田
今の若い子たちは、メルカリで売ることを前提に、洋服などを買ったりするみたいだよね。
せいきゅん
そうらしいね。メルカリでいくらで売れるかを調べてから買う。つまり、購入代金-メルカリでの販売代金=自分が支払うお金と認識している。この流れはますます拡大していくんじゃないかな?
ヤス石田
うちも奥さんがメルカリをやっているんだけど、出品したらすぐに売れるからね。
せいきゅん
今や、毎月2460万以上の商品が出品され、月の流通総額は330億円以上。メルカリでは、トイレットペーパーの芯から、どんぐりまで売れるから、お金のためだけじゃなく、「売れることの楽しさ」に中毒になっている人もいるよね。

買う人も、子供の頃流行ったビックリマンシールを見てみたり、その人のストーリーが付加されたユニーク商品(お金を貯めて初めて買った〇〇とか)など、街のお店ではなかなか体験できないショッピングに、ハマったりしている。

ヤス石田
そうだよね、見ているだけで楽しいよね。出品されている商品は、やっぱり女性ものの洋服がダントツに多いのかな?
せいきゅん
商品ジャンルとしては、レディースの洋服や小物が一番で26.2%。次が、エンタメやホビー系で18%。で、メンズの洋服や小物が16.9%、スマホやカメラ、家電が7.8%、コスメや香水・美容系が7.1%、スポーツやレジャー商品が5.7%、ベビー・キッズ商品が4.8%、その他が13.5%みたい。
ヤス石田
けっこうオールジャンルだね。男性向けなものも多いね!
せいきゅん
そうだね。男性でメルカリにハマっている人も多いからね。前まではゴミで捨ててしまったり、リサイクルショップに二束三文で売っていたものを、全部メルカリに出品している人もいる。この一つのアプリで、日本人の消費行動が変わっていくよね。

*MMD研究所株式会社 コロプラ提供
2017年フリマアプリに関する利用実態調査
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1655.html

 

すでに個人間取引では、ヤフオク!という一強の存在がいたにも関わず、「業者の排除」と「スマホに特化」というヤフオク!の弱い部分に徹底的にFocusして、消費者に選ばれてきたメルカリ。

日本では、ターゲットの認知率がほぼ100%に近いと思う。

ヤス石田
そうなると、日本でのメルカリの成長は鈍化するのかね?
せいきゅん
いや、まだまだ国内のメルカリの売上げも増やせると思う。出品者数はヤフオクの60万人を超えて70万人いるけど、月の流通額はヤフオクの665億には及ばない。山田CEOは「流通額は今の10倍に増やせる」とコメントしている。上場でこれだけニュースになっているから、メルカリをやってみようかなと思う人も増えると思う。
ヤス石田
楽天のラクマとか、メルカリより手数料が安いよね?
せいきゅん
そうだね。大企業である楽天は、完全にメルカリを意識してきている。女性専用でファッションに特化したフリマアプリ「フリル」を買収して、今年の2月にラクマと統合し、販売手数料を無料でやってきた。

6月4日から販売手数料を取ることになったけど、売れた価格の3.5%に抑えた。メルカリは10%だから、だいぶ安いよね。

ヤス石田
ヤフオク!も、フリマモードを入れてきたよね。
せいきゅん
そうそう、ヤフオク!も、やはりメリカりを意識している。
けど、僕は国内に関してはメルカリ一強が続くと思う。やはりみんなが使うプラットフォームは強い。特に法人じゃなく普通の個人だから、手数料が多少安くなったからといって、他のフリマアプリに移る人は、それほど多くはないんじゃないだろうか。
ヤス石田
じゃー、ポイントは海外ってこと?
せいきゅん
そうだろうね。メルカリは昨年の12月に全世界で1億ダウンロードを突破しているけど、海外でのダウンロード数はアメリカが3700万で、イギリスは100万ぐらい。

「メルカリ」が世界1億ダウンロードを突破
出典:メルカリ プレスリリース
フリマアプリ「メルカリ」が世界1億ダウンロードを突破 〜今後グローバル展開をさらに加速すべく、ネイマール選手がグローバルブランドアンバサダーに就任〜

 

ヤス石田
日本でもっと売上げを増やせるのに、なぜわざわざ海外でも頑張るんだろう?
せいきゅん
メルカリの創業者で、代表取締役会長兼CEOの山田進太郎氏は、国内で上げた利益をアメリカにつぎ込み、「アメリカで市場を取る」ということに重きをおいている。なぜ、アメリカでの成功にこだわるのか?

それは、メルカリが野球の野茂英雄さん、サッカーの中田英寿さんみたいに、海外で活躍できることを見せられれば、その後、多くの野球選手やサッカー選手が海外で活躍したように、未だ海外で存在感がない日本のインターネット企業も、海外でどんどん活躍するようになるのではと、インタビュー*の中で語っている。

ヤス石田
かっこいいね。
せいきゅん
かっこいいよね。メルカリ社のミッションは、「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」。「世界的な」というところに、野心やこだわりが感じられるよね。
山田CEOは、フリマアプリ(C to Cネットワーク)には、Googleの検索エンジンやFacebookぐらい、社会にインパクトを与える可能性があると言っている。

逆に言うと、それだけ可能性のあるネットワークは、グローバルな勝者が独占する世界、Winner takes allになりやすい。GoogleやFacebook、Youtubeだけでなく、Airbnb、Uberなどもそうなっている。となると、やはり世界で勝たないと、メルカリの未来も明るくない。

*BUSINESS INSIDER JAPAN
メルカリ山田会長が語る「世界進出の先鞭に」——1社が成功すれば状況は変わる
https://www.businessinsider.jp/post-108968

 

せいきゅん
アメリカでは、フリマアプリで強いところがない。現状はメルカリが1番。アメリカで1強になれれば、世界制覇も夢じゃない。そうなると、株価は青天井になるよね。
ヤス石田
すごいな。
せいきゅん
逆に言うと、アメリカ市場は、メルカリのアキレス腱でもある。
ヤス石田
勝つためには、莫大な投資が必要だから?
せいきゅん
そうだね。アメリカで1強になることは簡単じゃない。楽天や、ガラケーのゲームが飛ぶ鳥を落とす勢いで成長していたモバゲー(DeNA)とGREEなんかも海外に進出したけど、どの会社も海外で勝つことはできていない。それほど難しい。

アメリカで、同じようなフリマアプリを提供するライバルも増えてきている。今は、日本で稼いで利益を、ほとんどアメリカに費やしているが、これが上場後も続けられるのかが問題

有価証券届出書に書いてあるメルカリ国内の売上・営業利益と、アメリカとイギリスの海外の売上・営業利益を比べると

2016/6期は
国内の売上は122億5600万円、営業利益は31億3600万円
海外の売上は0円、営業損益は-31億7800万円

2017/6期は
国内の売上は212億6300万円、営業利益は36億円
海外の売上は8億0800万円、営業損益は-63億7500万円

2018/6期の2018年3月までの
国内の売上は246億1600万円、営業利益は50億0600万円
海外の売上は15億3100万円、営業損益は-69億0200万円
となっている。

つまり、すでに日本で稼いだ117億円以上の利益を海外につぎ込み、それでも足りない47億円ぐらいを資本金からぶち込んでいる。なのに、海外の売上げはやっと今期に20億円いくかどうか。

ヤス石田
きっ、厳しいね。アメリカでのダウンロード数は3700万もあるのに、日本に比べて全然売上が伸びていないね。
せいきゅん
そうなんだよ。アメリカ人は、中古の物をあまり売買しないのか、それともアメリカは広いから、遠くの人の物だと送料が高かったり、配送が遅くなるのが気に食わないのか。とにかく日本に比べて、ダウンロード数に対して、売上が増えていってない
ヤス石田
これ、日本だけでビジネスをやれば、とんでもない利益になっているんだね。
せいきゅん
そう、だから上場すると、投資家から海外への投資はやめて、日本市場だけにFocusして、もっと利益を出せ! というような声が上がってくると思う。
ヤス石田
となると、時間との戦いだね。投資家が期待して待ってくれている間に、アメリカ市場も一気にいかないと。
せいきゅん
そうだね。アメリカ市場を諦めれば、巨額な投資がなくなって黒字になり、一時的に株価は上がるかもしれない。でも、長期で考えると、アメリカ市場を取るか、取らないかじゃ、株価は何十倍も違ってくると思う。
ヤス石田
メルカリとしては、上場後が、本当の戦いなんだね。
せいきゅん
間違いなくそうだね。メルカリは、上場で得た資金を使って、本気でアメリカ市場に勝負をかけると思う。

こんな莫大なお金を使って、世界で勝とうとしているクレイジーな起業家は日本になかなかいない。だからこそ、創業者の山田進太郎CEOの「世界で勝つ」という思いに共感して、メルカリにはとても優秀な人たちが参画してきている。

昨年の4月に、山田氏は海外展開にFocusするため、社長を小泉文明氏に任せた

小泉文明氏は、大学卒業後、大和証券に就職し、mixiやDeNAといったインターネットベンチャー企業のIPO業務を担当。その後、2007年にmixiに入社し、2008年には取締役執行役員CFO(最高財務責任者)就任。コーポレート部門全体を統轄した。

そして2013年12月に創業間もないメルカリに参加。2017年4月に取締役社長に就任

他の取締役もすごい。GoogleでAndroidグローバルパートナーシップディレクターをやり、FacebookでVice President(マネージャー、日本の大企業でいうところの課長)を務めたJohn Lagerling(ジョン・ラーゲリン)氏が、2017年6月に取締役CBOに就任。同年9月からはMercari, Inc(アメリカ)のCEOに就任。

このジョン・ラーゲリンMercari, Inc(アメリカ)CEOも、インタビュー*中で、山田CEOと他の創業者2人も、ほとんどの時間をアメリカで過ごしていて、本気でアメリカを取るぞという必死さが伝わってくると語っている。
*東洋経済ONLINE:メルカリの全米制覇が「夢物語でもない」理由
https://toyokeizai.net/articles/-/189389?page=2

取締役CPOは、サイブリッジの共同創業者で、元副社長の濱田優貴氏。

イギリスのメルカリ(Mercari Europe)のCEOは、外務省、世界銀行を渡り歩き、ニューヨーク州弁護士、ニューヨーク大学シニアフェローも務める伊藤錬氏。

さらに、子会社の経営陣もイケてる。
コミュニティーファクトリーを立ち上げ、2012年にYahoo!に売却し、Yahoo!アプリ開発室の元室長である松本龍祐氏が、2015年5月にメルカリ参画、100%子会社であるソウゾウの社長に就任。
松本氏は、今年の4月にソウゾウの社長は退任して、同じくメルカリ子会社のメルペイ取締役CPOについた。

松本龍祐氏代わって、ソウゾウの社長になったのは、2011年にブランド品のオークションサイト「スマオク」を運営するザワットを創業し、2017年2月に同社をメルカリに売却した原田大作氏。

上記の子会社メルペイの社長は、グリーの元取締役常務、GREE International CEOの青柳直樹氏。青柳さんは、ドイツ証券を経て、グリーに入社。CFOとして資金調達、株式上場を主導。

他にも、20歳でLabitを創業し、リクルートとGunosy に事業を譲渡した鶴田浩之氏も2017年7月にメルカリ、ソウゾウに参画。

それだけではなく、共同創業者にはバンク・オブ・イノベーションを創業しCEOを務めた富島寛氏や、ロックユーアジアの元COO石塚亮氏がいて、

執行役員CTOには、サイバーエージェント元執行役員主席エンジニアの名村卓氏、執行役員CFOは三菱商事からゴールドマン・サックス証券に移りテクノロジー領域におけるM&AやIPOを含む資金調達業務を担当した長澤啓氏。

他の執行役員も超豪華。
ソニーからファーストリテイリング(ユニクロ)、グリーを経て、シリコンバレーのフリマアプリ企業「Poshmark」のVice Presidentを歴任した益田尚氏、サイバーエージェント元執行役員でAmebaTV元取締役の横田淳氏、

Viibar元COO藤崎研一朗氏、はてな元CTO田中慎司氏、ピクシブ元COO田面木宏尚氏、stulio元社長川嶋一矢氏、

GREE Internationalの元グローバルアカウンティングマネジャーの掛川紗矢香氏、

ウェブペイ元CTOでLINE Payを担当した會川景介氏、stulio元社長川島一矢氏など、メリカりに続々と参画している。

もはや、ドリームチームと言っていい。

ヤス石田
すっ、すごすぎる。
せいきゅん
この豪華なメンバー参画は、山田進太郎CEOや小泉文明社長が「世界を獲る」ために自ら本気でリクルーティングしている賜物みたい。

メルカリは、転職エージェント等のサービスを極力使わず、リファラル採用(社員に人材を紹介・推薦してもらう)と直接応募を徹底している。ブログやSNSで、メルカリのファンだと公言する人物を一本釣りしたこともあるそう。

ヤス石田
へー。同じような価値観の人が集まるから、一致団結するね。
せいきゅん
そうなんだよね。さらにグローバルのサービスにするため、世界最高峰のエンジニアを輩出しまくるインド工科大学の学生からも、社員を採用していってる。
ヤス石田
あー、あのGoogleのCEOとか出ている大学だ。
ヤス石田
そうそう。ソフトバンクの孫さんが惚れに惚れて連れてきた、ソフトバンクの元後継者候補だったニケシュ・アローラ氏とかもね。

BUSINESS INSIDER JAPAN
・メルカリの凄すぎる“ゴールデンチーム経営陣”全覧、なぜ業界有名人が集結するのか
https://www.businessinsider.jp/post-109035

GOETHE(ゲーテ)
・【社長が明かす】メルカリ小泉文明の”精鋭集団を潤滑に動かす”人心掌握術
https://www.businessinsider.jp/post-109035

 

せいきゅん
こうなると、何としてでも海外で成功してほしいよね。

メルカリ事業内容は

・メルカリ
・メルカリ カウル(本・CD・DVD専用のフリマアプリ)
・メルカリ メゾンズ(ブランド査定付きのフリマアプリ)

の3つのフリマアプリと

オンラインC to Cサービスの、シェア自転車「メルチャリ」と、個人間のスキルシェアサービス「teacha」。

子会社は先ほども出てきた「ソウゾウ」、「メルペイ」、 「Mercari, Inc(アメリカ)」、「Mercari Europe Ltd(イギリス)」の4社。

ソウゾウ」は、新規事業を創出していく役割を持った会社

メルカリ カウルやメルカリメゾンズ、メルチャリ、teachaはすべてソウゾウで開発した。

地域コミュニティアプリ「メルカリ アッテ」は、松本龍祐社長のもと2016年3月にローンチ。しかし、先述したように、松本龍祐氏がメルペイの事業に専念するため、メルペイに移籍。メルカリ アッテのサービスも、今年の5月末で終了する。

このメルカリ アッテというアプリは、ダウンロード数が750万もあったんだ。普通のベンチャー企業なら、大成功と言っていい規模だけど、経営資源を集中するために終了させたんだら、すごい。

子会社ソウゾウは、今後、原田大作新社長のもと、また新しいサービスをつくっていく。

そして、「メルペイ」は、今後大きなビジネスになる可能性を秘めている。グリー元取締役常務の青柳直樹氏が社長を務め、上記の松本龍祐氏や、ウェブペイ元CTOでLINE Payを担当した會川景介氏、AbemaTV元取締役の横田淳氏が取締役に入る。最強の布陣だ。

事業内容は、モバイル決済サービス等の金融サービス。まだ何もサービスはできていないが、メルカリは、アプリを通じて個人の莫大なデータとIDを持っている。これを活用して、新しい金融を提案してくるはずだ。

金融サービスというのは、かなり儲かる。ネットとの相性も抜群。LINEも、次の成長事業はLINE Payを中心とした金融サービスに的を絞っているはずだ。

中国で圧倒的なシェアを持っているメッセンジャーアプリのWeChat は、中国でレストランの予約からスーパー・コンビニでの支払い、タクシーの配車、飛行機や新幹線のチケット購入、友人への送金、お年玉をあげること、公共料金・駐車違反などの罰金の支払いなどもできる。もちろん、これで莫大な利益を生み出している。

ヤス石田
そうなると、今後、日本国内はLINEがメルカリのライバルになったりするのかな?
せいきゅん
そうだね。コミュニケーションアプリとフリマアプリの違いはあれど、両アプリとも多くのスマホにインストールされている。この顧客基盤を活用するとなると、波及ビジネスはやはりかぶってくるよね。
ヤス石田
じゃー、LINEのIPOが、メルカリのIPOの参考になるのかね?
せいきゅん
うん、上場時の規模は少し違うけど、参考になる。

■IPO日程と設立
メルカリ
上場予定日:2018/6/19(設立2013年2月)
ブックビルディング期間:2018/6/4~6/8
公募価格決定:2018/6/11
購入申込期間:2018/6/12~6/15

LINE
上場予定日:2016/7/15 
ブックビルディング期間:2016/6/28~7/8
公募価格決定:2016/7/11
購入申込期間:2016/7/12~7/13

会社情報
メルカリ
設立 2013年2月1日
住所 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー
ホームページ https://about.mercari.com/about/
監査法人 新日本

LINE
設立 2000年9月4日
住所 東京都渋谷区渋谷2-21-1
ホームページ https://linecorp.com/ja/
監査法人 PwCあらた

■上場時の売上
メルカリ
・決算期
売上高 経常利益 純利益
-----------------------
・2013/6(1期)
単体 0円 -2400万円 -24000万円
-----------------------
・2014/6(2期)
単体 0円 -13億7300万円 -13億74000万円
-----------------------
・2015/6(3期)
単体 42億3700万円 -10億9900万円 -11億0400万円
-----------------------
・2016/6(4期)
連結 122億5600万円  -9700万円  -3億4800万円
単体 122億5600万円 32億6200万円 30億1100万円
-----------------------
・2017/6(5期)
連結 220億7100万円 -27億7900万円 -42億0700万円
単体 212億5400万円 44億6900万円 -69億9000万円
-----------------------
・2018/3(第3四半期:9か月)
連結 261億4700万円 -18億9600万円 -19億5100万円
-----------------------
・2018/6予想(6期)
連結 358億円

LINE
・決算期
売上高 経常利益 純利益
-----------------------
・2011/12(12期)
単体 151億3037万円 1億9781万円 -61億4617万円
-----------------------
・2012/12(13期)
単体 259億0495万円 -4億7930万円 -19億1490万円
-----------------------
・2013/12(14期)
連結 395億8576万円 -83億1820万円 -63億9113万円
単体 400億7076万円 69億6295万円 75億5476万円
-----------------------
・2014/12(15期)
連結 863億6626万円 62億6280万円 20億0407万円
単体 680億4553万円 197億1417万円 121億8404万円
-----------------------
・2015/12(16期)
連結 1206億6983万円 -120億3321万円 -79億7211万円
単体 884億4179万円 34億7272万円 -167億4053万円
-----------------------
・2016/3(第1四半期:3か月)
連結 334億5585万円 41億4301万円 2億3389万円
-----------------------
-----------------------
(上場後)
・2016/12
連結 1407億0400万円 179億9000万円 71億0400万円
・2017/12
連結 1671億4700万円 181億4500万円 82億1000万円

■市場区分
メルカリ
東証マザーズ
公募・売出し株式数:公募1815万9500株、売出2255万4800株=4071万4300株
売出(O.A.)284万0500株
発行済株数:1億3533万1322株(上場時の公募株数含む)
想定価格:2450円(吸収金額:1067億0926万円、時価総額:3315億6173円)
仮条件価格:2700円~3000円
公募価格:3000円(吸収金額:1306億6440万円、時価総額:4059億9396万円)
初値:--円(時価総額:--万円)

LINE
東証一部 & ニューヨーク証券取引所(NYSE)
公募・売出し株式数:公募3500万株、売出0万株=3500万株
売出(O.A.)525万株
発行済株数:2億0999万2000株(上場時の公募株数含む)
想定価格:2800円(吸収金額:1127億円、時価総額:5879億円)
仮条件価格:2900円~3300円
公募価格:3300円(吸収金額:1328億2500万円、時価総額:6929億7360円)
初値:4900円(時価総額:1兆0289億6080円)

主要株主
メルカリ
株主名 比率
山田 進太郎(代表取締役) 28.83%
ユナイテッド株(VC) 10.59%
富島 寛(創業者) 7.20%
グローバル・ブレイン5号投(VC) 5.60%
株suadd(山田代表プライベートカンパニー) 4.66%
WiL Fund I, L.P.(VC) 4.28%
イーストベンチャーズ投(VC) 3.85%
グロービス4号ファンド投(VC) 3.75%
その他629名(社員) 2.69%
三井物産(提携会社) 2.31%

LINE
株主名 比率
NAVER Corporation(親会社) 87.27%
シン ジュンホ(取締役) 5.12%
イ ヘジン(親会社取締役) 2.78%
イ ジュンホ(元取締役) 0.82%
パク イビン(子会社取締役) 0.05%
出澤 剛(代表取締役) 0.05%
舛田 淳(取締役) 0.05%
キム ソンフン(子会社取締役) 0.04%
ヤン ヒチャン(社員) 0.04%
コ ヨンス(子会社取締役) 0.04%

売出株主
メルカリ
株主名 株数(売出/保有)
ユナイテッド株 450万/1500万
グローバル・ブレイン5号投 317.3万/793.4万
WiL Fund I, L.P. 242.6万/606.6万
グロービス4号ファンド投 212.2万/530.7万
イーストベンチャーズ投 190.7万/545万
三井物産 130.8万/327万
Globis Fund 4, L.P. 127.2万/318万
山田 進太郎 115万/4084万
テクノロジーベンチャーズ3号投 111.1万/277.8万
日本政策投資銀行 93.4万/233.6万
富島 寛 50万/1020万
GMO VenturePartners3投 47.6万/119.2万
石塚 亮 40万/316万
ジャパン・コインベスト投 37.3万/93.4万
猪木 俊宏 24万/60万
GMOペイメントゲートウェイ 22.2万/55.6万
胡 華 21.6万/197万
石川 篤 12万/30万
株suadd 3.3万/660万
山田 佐知子 2.4万/不明
Kevin Linn 1.3万/不明
Puneet Shah 1.2万/不明
鶴岡 達也 1.2万/202.2万
Eunsun Yen 3000/不明

LINE
売出は0人。

代表者情報
メルカリ
代表取締役会長兼CEO 山田 進太郎 1977年9月21日(40歳)
経歴
2001年8月 (有)ウノウ設立 代表取締役
2010年9月 (ウノウをZyngaに売却し)Zynga Japan ゼネラルマネージャー
2012年6月 (株)suadd設立 代表取締役(現任)
2013年2月 (株)コウゾウ(現メルカリ)設立 代表取締役社長
2017年4月 (株)メルカリ 代表取締役会長兼CEO(現任)

LINE
代表取締役社長 出澤 剛 1973年6月9日(当時43歳)
経歴
1996年4月 朝日生命保険相互会社 入社
2002年6月 (株)オン・ザ・エッジ(のちライブドア)入社
2007年4月 同社 代表取締役社長
2012年1月 LINE(株) 取締役ウェブサービス本部長
2014年1月 同社 取締役COO
2014年4月 同社 代表取締役COO
2015年4月 同社 代表取締役社長

■上場時の社員数/概要
メルカリ
連結 1014人(28人)

単体 652人(22人):平均年齢30.3歳、平均勤続年数1.3年、平均年収501.9万円
()の人数は最近1年間の平均臨時雇用者数。
*2018年3月31日現在

LINE
連結 3182人(428人)

単体 1122人(107人):平均年齢34.2歳、平均勤続年数2.9年、平均年収795.1万円
()の人数は最近1年間の平均臨時雇用者数。
*2016年4月30日現在

幹事証券会社
メルカリ
大和証券(主幹事)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(主幹事)
SMBC日興証券
みずほ証券
野村證券
マネックス証券
SBI証券
岩井コスモ証券
極東証券

LINE
野村證券(主幹事)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
ゴールドマン・サックス証券
JPモルガン証券
みずほ証券
大和証券
SMBC日興証券
SBI証券
東海東京証券
マネックス証券
カブドットコム証券(委託幹事)

 

せいきゅん
LINEは公募価格の時価総額が6929億円で、初値の時価総額は1兆円になった。
ヤス石田
これに対して、メルカリはどれくらいになるのかな?
せいきゅん
現時点で、メルカリはLINEの上場時の売上や利益額に遠く及ばない。しかし、株価は将来の成長期待性が織り込まれる。メルカリは、まだまだ発展途上で成長の鈍化は見えない。となると、多くの投資家が、メルカリを高く評価する可能性がある。
ヤス石田
公募価格よりは上がりそうだね。
せいきゅん
ほぼ間違いないだろうね。時価総額は5000億円以上になるかもしれない。初値でいうと、3600円以上。お祭り騒ぎになって、時価総額7000億円、株価5000円超えってのも、あり得るよね。
ヤス石田
5000円、超えてほしいーー
せいきゅん
メルカリでIPO投資をはじめた人は、今年、もっとIPOに当たるために、↓↓これを読んでくれるといい。

IPOとは?|IPO株の当選確率を上げる買い方とは?

2019.01.03

 

せいきゅん
さらに、これを機にメルカリをやってみるのもいいかもしれないね。中島なかじが、↓↓超やさしいメルカリの始め方を書いてくれた。

超やさしい「メルカリ出品のやり方」元彼ダッフィーも5分で売れた

2019.10.01

 

IPO株を始めるための必須口座8社

証券会社名主幹事数
幹事数
特徴
SBI証券6社('19)
11社('18)
8社('17)
13社('16)
63社('19)
86社('18)
83社('17)
76社('16)
幹事数No.1!資金量が多いほど当選確率UP。落選でもポイント貯まり、いつかS級当選できる可能性大!
野村證券13社('19)
23社('18)
27社('17)
18社('16)
26社('19)
37社('18)
38社('17)
30社('16)
資金0円で申込み可!主幹事数No.1。なかなか当たらないけど、必須。
大和証券13社('19)
13社('18)
16社('17)
16社('16)
32社('19)
31社('18)
41社('17)
37社('16)
個人抽選15%、ポイント5%。大手対面型の中では当選しやすい。口座管理料(1620円)があるがeメンバー登録で無料。
SMBC日興証券15社('19)
21社('18)
11社('17)
15社('16)
45社('19)
64社('18)
73社('17)
72社('16)
主幹事も幹事も多い。資金の重複使用はできない。REITのIPOはかなり当たる。
みずほ証券8社('19)
22社('18)
14社('17)
20社('16)
39社('19)
70社('18)
62社('17)
60社('16)
主幹事も幹事も多い。
マネックス証券0社('19)
0社('18)
0社('17)
0社('16)
31社('19)
50社('18)
47社('17)
44社('16)
主幹事は0だが、個人抽選配分が100%なので平幹事でも当たることが多い!資金の重複使用はできない。
三菱UFJモルガン スタンレー証券3社('19)
6社('18)
4社('17)
2社('16)
17社('19)
23社('18)
29社('17)
23社('16)
主幹事の数は少ないが、主幹事や大規模IPOのときは、けっこう当たる。資金の重複使用はできない。
↓メンドクサイけど、もっと口座をつくって少しでも当選確率を上げたい人向け
東海東京証券3社('19)
1社('18)
3社('17)
5社('16)
22社('19)
21社('18)
11社('17)
15社('16)
数回ある主幹事案件は当選しやすい。口座管理料(3240円)があるが電子交付サービス利用で無料。
岡三オンライン証券0社('19)
0社('18)
0社('17)
0社('16)
28社('19)
47社('18)
23社('17)
6社('16)
資金0円で申込み可!当たらないけどコツコツいくだけ。岡三証券の委託幹事。
カブドットコム証券0社('19)
0社('18)
0社('17)
0社('16)
11社('19)
21社('18)
27社('17)
19社('16)
ほぼ個人抽選配分!三菱モルガン 証券の委託幹事。三菱モルガンが主幹事のときは大チャンス。
楽天証券0社('19)
0社('18)
0社('17)
0社('16)
15社('19)
11社('18)
6社('17)
8社('16)
再びIPOに力を入れ始めた楽天証券。個人抽選配分が100%。資金の重複使用はできない。
松井証券0社('19)
0社('18)
0社('17)
0社('16)
9社('19)
8社('18)
14社('17)
11社('16)
個人抽選配分70%!大型案件は大チャンス。
岩井コスモ証券0社('19)
0社('18)
0社('17)
0社('16)
23社('19)
33社('18)
39社('17)
25社('16)
幹事数は意外と多い。抽選後期型なので、資金入金はBB終わってからでOK。
いちよし証券1社('19)
1社('18)
4社('17)
1社('16)
27社('19)
28社('18)
37社('17)
30社('16)
資金0円で申込み可! 年1~2回ある主幹事のときは大チャンス!
エイチ・エス証券2社('19)
0社('18)
0社('17)
0社('16)
9社('19)
11社('18)
10社('17)
7社('16)
ときどき主幹事案件がある。そこが狙い目!
岡三証券0社('19)
1社('18)
4社('17)
0社('16)
29社('19)
47社('18)
36社('17)
30社('16)
たまにある主幹事のときが狙い目。穴場。
ライブスター証券0社('19)
0社('18)
0社('17)
-社('16)
3社('19)
3社('18)
7社('17)
-社('16)
資金0円で申込み可! 個人抽選配分100%。2017年からIPO幹事開始。
さらにメンドクサイけど、もっと当選確率を上げたい人はこちらの18位以降も>>
*'19は10月17日上場承認分まで

 

Can you survive?

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IPOの当選成績4人分|IPOの勝率、利益額ランキング

2019.09.25

 

ABOUTこの記事を書いた人

岩崎 聖二

「お金なんかで人生悲観する人をなくしたい」をテーマに、人生100年時代をサバイブする稼ぎ方・投資・子育てを研究。

人生は、逃げても攻めても辛いことだらけ。だから、くだらない見栄や常識を捨てて、辛いこともなるべく楽しみ、小さなことに感謝して生きる。これが僕のサバイブ術。

1級FP技能士。裁判所入所後、父が残した大借金を金銭的・精神的に解決するために起業して、はや12年(本当は彼女にフラれて起業)。

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