東京オリンピックまでに、自分の安全領域から飛び出す

スカイダイビングをするため、空に飛び立つ直前の岩崎……
スカイダイビング直前

2013年も年の瀬。

今年もいろいろありました。後悔するような大きな失敗をし、チャンスもお金もたくさん失いました。

多くの人にも迷惑をかけ、申し訳ないと思っています。

なぜ失敗したか? それもこれも、自分の小さな安全領域から飛び出したからです。

人間の心地いい世界、それを「安全領域」と呼びます。

安全領域とは、その領域を何度も経験していて、危険がないことがわかっている世界です。

カンボジアという国に行ったことがない人は、カンボジアは危険領域です。しかし、私みたいに数十回もカンボジアに行くと、もうすでにそこは「安全領域」です。

つまり「安全領域」とは、「記憶の世界」でもあるのです。「安全だった」という記憶があるから、「また安全だろう」と考えるわけです。

この「記憶の世界」にいる限り、人間が大きな向上をすることはありません。

昔、誰かが「空を飛ぼう」と言い出しました。

これに対して、多くの人が「人が空を飛べるわけがない」と言います。過去の記憶に空を飛んだことがないので、当たり前の意見です。

しかし、夢を実現していく人は「人間が空を飛べないのは、やり方がわからないだけで、飛ぶことができないわけじゃない。だから、私が空を飛ぶ方法を発見する」と言います。

つまり夢を実現する人は、過去の「記憶の世界」にいるのではなく、現在の「創造の世界」にいるわけです。

そうやってライト兄弟が飛行機をつくり、空を飛ぶようになりました。

人は、記憶にないものを「怖い」と感じるようにできています。動物本来の防衛本能です。しかし、「記憶にない」ものはできないわけじゃありません

今、世の中にあるほとんどの物、例えば飛行機や新幹線、電子レンジ、携帯電話、インターネットなど、100年前にはすべて「記憶にない」不可能な物だったわけです。

しかし、「創造の世界」にいる人たちは、不可能をどんどん可能にしていき、今では多くの人がそれを当たり前に使っています。みんな、あんなに否定していたくせに(笑)

不思議なもんです。

私たちは今までにやってないことをやろうとすると、過去に失敗したを思い出します。

よくこの例として出される「ブラックバス」の限界の話があります。ブラックバスとは、スズキ科の淡水魚で、小魚を食べて大きくなります。

釣ってきたブラックバスを水槽に入れ、そこに金魚も入れると、ブラックバスは一瞬にして、その金魚を「バクッーー!」と丸飲みします。

ここで、その水槽の真ん中に、透明のアクリルのボードを入れます。で、左側に金魚、右側にブラックバスを入れます。これでも当然、ブラックバスは金魚を食べに行くわけです。

「ガーン」(>_<)

当然ブラックバスは、水槽の真ん中に入れた透明なボードに当たります。

しかし、ブラックバスはもう一度、金魚を食べに行きます。

「ガーン」(>_<)

これを数回繰り返すと、ブラックバスはもう金魚を食べに行くことがなくなるのです。

さらに水槽からこの透明なボードを取り出しても、ブラックバスはもう金魚を食べに行かないのです。

これが「過去の記憶」であり、「限界」です。

私たちは今までの記憶の中に、何度か「失敗した経験」を蓄積しています。過去にやったことのないことをやろうとすると、この「失敗した経験」を思い出します

そして「また失敗するかも。怖い。私にはできない」と自分を限界づけるわけです。

では、この金魚を食べなくなってしまったブラックバスは、どうやったらもう一度、金魚を食べるようになるのでしょうか?

それは、失敗の恐れのない新しいブラックバスを、この水槽に入れるのです。

そうすると、新しく入ったブラックバスは、水槽に入った瞬間に、「バクッーー!」と金魚を丸飲みします。次の金魚を入れても、すぐに「バクッーー!」と食べる。

失敗を恐れて金魚を食べなくなった最初のブラックバスは、そんな新しいブラックバスの姿を見ています。そして、次の金魚を入れた瞬間、この失敗した経験から動けなくなっていたブラックバスも「バクッーー!」と金魚を食べに行くのです。

私たちは、この新しいブラックバスにならないといけないんじゃないでしょうか。

グローバル化という大きな激流の中で、日本の財政がピンチのときに、30代の僕らは失敗の恐れのない新しいブラックバスにならないといけない。

今年は本当に後悔するようなことがあり、大晦日に動けなくなったブラックバス状態です。

しかし、このブラックバスの話を思い出して、また挑戦しないといけないな~とも思っています。

少し休んで、また動き出します。

私たちが金魚を食べに行かなければ、きっと20代も食べに行けないから

2020年の東京オリンピックに向けて、安全領域から、一歩でもいいから外に出て行こう。

東京オリンピックの決まった年の瀬に、そんなことを考えた37歳、男。

それでは、良いお年をお迎えください。

Can you survive?

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