
※3月1日 各行の金利更新
この超低金利時代に住宅ローンの借り換えをしない手はありません! 住宅ローンアドバイザーの資格を持つ、ヤス石田が借り換えにおすすめの銀行をご紹介します。






今、住宅ローンは史上最低レベルの金利となっています。借り換えを実施することで高確率で住宅ローンの総額が圧縮されるはずです。




住宅ローンの借り換えをおこなうことで、たとえばローン残高3000万円、残存期間30年の場合、200万円以上、住宅ローンが減ることもめずらしくありません。借り換え費用がかかったとしても、借り換えたほうが断然お得です。


確かにこれは面倒だなんて言っていられない額かも。住宅ローンアドバイザー! 詳しく教えて!!

まずは、主要銀行の金利を確認してみよう。
【簡易版】住宅ローン借り換え金利一覧 2021年3月金利 (3月1日現在)
固定金利 35年 | 固定金利 30年 | 固定金利 20年 | 固定金利 10年 | 変動金利 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
住信SBIネット銀行「ミスター住宅ローンREAL」 | 1.590% 当初引下げプラン | 1.510% 当初引下げプラン | 1.340% 当初引下げプラン | 0.660% 当初引下げプラン | 0.410% 通期引下げプラン |
|
住信SBIネット銀行「ネット専用住宅ローン」 | 1.590% 当初引下げプラン | 1.510% 当初引下げプラン | 1.340% 当初引下げプラン | 0.660% 当初引下げプラン | 0.410% 通期引下げプラン |
|
住信SBIネット銀行「フラット35」※ | 1.350% | 1.350% | 1.260% | - | - | |
楽天銀行「フラット35」※ | 1.350% | 1.350% | 1.260% | - | - | |
ARUHI「フラット35」※ | 1.350% | 1.350% | 1.260% | - | - | |
ソニー銀行 | ※ | ※ | ※ | ※ | ※ | |
新生銀行 | 1.500% 長期固定金利タイプ | 1.300% 長期固定金利タイプ | 1.050% 当初固定金利タイプ | 0.800% 当初固定金利タイプ | 0.450% 変動フォーカス |
|
イオン銀行 | - | - | - | 0.620% 金利プラン | 0.520% 金利プラン |
|
楽天銀行 | - | - | - | 0.917 ~ 1.567% | 0.537 ~ 1.187% | |
三菱UFJ銀行 | 1.760% ずーっと固定金利コース | 1.650% ずーっと固定金利コース | 2.740 ~ 2.890% ずーっとうれしい金利コース | 0.640% ネット専用[借替限定]住宅ローン | 0.475% ネット専用[借替限定]住宅ローン |
|
三井住友銀行 | 1.530% 超長期固定金利型 | 1.500% 超長期固定金利型 | 1.150% 超長期固定金利型 | 1.080% 超長期固定金利型 | 0.475 ~ 0.675% 最後までずーっと引き下げプラン |
|
みずほ銀行 | 1.140 ~ 1.240% 全期間固定プラン (保証料を一部前払いする方式) | 1.120 ~ 1.220% 全期間固定プラン (保証料を一部前払いする方式) | 1.050 ~ 1.150% 全期間固定プラン (保証料を一部前払いする方式) | 0.650 ~ 0.900%全期間重視プラン ローン取扱手数料型 (保証料を前払いしない方式) | 0.525 ~ 0.775% 全期間重視プラン |
|
みずほ銀行「フラット35」※ | 手数料定率型 | 1.350% | 1.350% | 1.260% | - | - |
手数料定額型 | 1.440 ~ 1.460% | 1.440 ~ 1.460% | 1.350 ~ 1.370% | - | - | |
りそな銀行 | 1.350% 超長期(全期間) 固定金利型 | 1.350% 超長期(全期間) 固定金利型 | 0.995% はじめがお得! 当初型(WEB申込限定プラン) | 0.645% はじめがお得! 当初型(WEB申込限定プラン) | 0.429% ずーっとお得! 全期間型(WEB申込限定プラン) |
|
固定金利 35年 | 固定金利 30年 | 固定金利 20年 | 固定金利 10年 | 変動金利 | ||
※適用金利は、記事作成時点の適用金利であり、金利情勢等により毎月見直されます |
※団信に加入しない場合は年0.2%引下げ
※ソニー銀行の詳細は公式サイトにてご確認ください



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目次
借り換えのボーダーライン
今まで、住宅ローンの借り換えで100万円以上のメリットを出すには、
金利差1%以上
ローン残存期間10年以上
このうちどれかの条件に当てはまる必要があるといわれていました。しかし2016年、日本の金融史上稀に見る大事件が起こったのです。


マイナス金利とは?
普通、お金の貸し借りは、お金を借りた側が貸してくれた側に利息を払いますが、マイナス金利ではこの立場が逆転します。つまり、お金を貸す側が利息を払うという、過去に例のない状態になっているのです。


今回のマイナス金利は日本銀行と各金融機関の話で、個人が銀行に預けているお金には適用されません。

銀行などの金融機関は、日本銀行の口座に莫大な額のお金を預けていますが、銀行は日本銀行にお金を預けているとマイナスの金利が適用されて、利息がつくどころか逆に日本銀行から罰金をとられてしまいます。そうなると、銀行は積極的に企業や個人に融資することになり、その結果お金が市場に回り、うまくいけば景気が良くなるというわけです。
このマイナス金利の効果で、もともと低かった住宅ローンの金利はさらにさらに下がることになりました。つまり、借り換え前後の金利差によっては従来の
金利差1%以上
ローン残存期間10年以上
この条件に当てはまらなくてもメリットを享受できるようになったのです。

金利差が1%あると……


借入れ金額:3500万円(元利均等、ボーナスなし)
借入れ期間:35年
金利:2.09%
毎月返済額:11万7565円
これを5年後に金利1.09%のローンに借り換えると……
借入れ金額(5年後の元金残高):約3142万円(元利均等、ボーナスなし)
借入れ期間:30年
金利:1.09%
毎月返済額:10万2363円
毎月1万5202円が軽減され、このまま30年間返済が続くと、
1万5202円 × 12か月 × 30年 = 547万2720円
なんと約547万円も減額できることになります。


借入れ金額:3500万円(元利均等、ボーナスなし)
借入れ期間:35年
金利:1.59%
毎月返済額:10万8714円
これを5年後に金利1.09%のローンに借り換えると……
借入れ金額(5年後の元金残高):約3110万円(元利均等、ボーナスなし)
借入れ期間:30年
金利:1.09%
毎月返済額:10万1320円
毎月7394円安くなるから、30年間で約266万円もローンが減ります。


借り換えに必要な費用




3000万円の借り換えで一般的に必要なコスト
・旧銀行に払う一括返済手数料 約3万円
・新銀行に払う事務手数料 約3万円 ※銀行によっては無料や借入れ額×◯%などのケースあり
・印紙代 2万円(残高1000万~5000万円の場合)
・司法書士手数料 約5~10万円
・抵当権設定費用 12万円(借入れ額×0.4%)
・保証料 約60万円(借入れ額×2.20%)※銀行によっては無料のケースもあり
合計 約90万円


でも安心して。諸費用は借り換え残高に上乗せすることもできるんだ。


「事務手数料」「保証料」一覧
諸費用のなかでも高額になるのが、「事務手数料」と「保証料」。
以前は、保証料を支払って保証会社に保証してもらうことが一般的でしたが、最近は、事務手数料を支払う代わりに、保証料は無料になる住宅ローンが一般的です。

事務手数料 | 保証料 | ||
---|---|---|---|
住信SBIネット銀行「ミスター住宅ローンREAL」 | 借入れ額の2.20% | 無料 | |
住信SBIネット銀行「ネット専用住宅ローン」 | 借入れ額の2.20% | 無料 | |
楽天銀行 | 33万円 | 無料 | |
ソニー銀行 | 変動セレクト住宅ローン | 借入れ額の2.20% | 無料 |
住宅ローン | 4万4000円 | ||
イオン銀行 | 定額型 | 11万円 ※定率型より金利が年0.2%上乗せ | 無料 |
定率型 | 借入れ額の2.20% ※最低取扱手数料22万円 |
||
新生銀行 | - | 借入れ額の2.20% or 11万円 | 無料 |
安心パック | 11万円 | ||
安心パックW | 16万5000円 | ||
三菱UFJ銀行 | 一括前払い型 | 3万3000円 | 三菱UFJ銀行の公式サイトへ |
利息組込み型 | 一括前払い型に金利0.2%上乗せ | ||
三井住友銀行 | 保証料外枠方式 | 3万3000円 | 三井住友銀行の公式サイトへ |
保証料内枠方式 | 保証料外枠方式に金利0.2%上乗せ | ||
みずほ銀行 | 保証料を一部前払いする方式 | 3万3000円 | みずほ銀行の公式サイトへ |
保証料を前払いしない方式 | 保証料外枠方式に金利0.2%上乗せ | ||
りそな銀行 | 融資手数料型 | 借入れ額の2.20% | りそな銀行の公式サイトへ |
一括前払い型 | 無料 | ||
金利上乗せ型 | 無料 | ||
楽天銀行「フラット35」 | 借入れ額の0.99% ※楽天銀行口座以外の口座の場合、借入れ額×1.430%。ただし、最低金額は16万5000円 | 無料 | |
ARUHI 「フラット35」 | 借入れ額の1.10%(Web割引き実施中) ※最低22万円 | 無料 | |
住信SBIネット銀行「フラット35」 | 借入れ額の0.99%(買取型) 借入れ額の2.20%(保証型) | 無料 | |
みずほ銀行「フラット35」 | 手数料定額型 | 3万3000円 ※金利は他行よりも高い | 無料 |
手数料定率型 | 借入れ額×1.045 ~ 1.430% ※最低手数料3万3000円 |
住宅ローンの6つの見直しポイント

1. 変動金利、固定金利? どの金利タイプで借り換えるか?
2. 借り換え総コストで考える(手数料や保証料)
3. 繰上返済が無料でやりやすいか? 団信は無料か?
4. ネット銀行とメガバンク、都市銀行の違い
5. 銀行の特別なサービスをチェック
6. やっぱり金利差は大きい

1. 変動金利、固定金利? どの金利タイプで借り換えるか?



変動金利とは
変動金利とは、ご存知のとおり、返済中に金利が変わるタイプ。最大のメリットは金利が低いことです。

変動金利は、基本的に銀行の短期プライムレートに連動し、6か月ごとに見直されますが、たとえ金利が上下しても、すぐに返済額が変わるわけではありません。通常、返済額の見直しは5年に一度となり、5年の間に金利が上がれば、見直し時に返済額が上がります。これを5年ルールといいます。

固定金利とは
固定金利は金利が変わらないので、金利上昇リスクを心配する必要がありません。返済額も一定となり変わりませんが、変動金利よりも金利が高めに設定されているというデメリットがあります。

固定金利は、10年国債などの長期金利に関係しています。
固定期間選択型
固定期間選択型は5年や10年など、金利を固定する期間を選べるタイプです。固定期間中は金利が固定され、返済額も変わりません。


固定期間選択型は、固定期間終了後に、その後の金利タイプを選ぶことになります。
変動金利の怖さ







金利が急激に上がり、毎月の返済額が10万円から20万円にアップすると、返済できなくなる人が続出してしまうかもしれません。これは金融機関にとっても一大事です。そんなときの救済措置として、125%ルールが定められています。
たとえば毎月10万円の返済をしている場合、金利が大きく上昇しても、見直し後の返済額は12万5000円以上にはなりません。
※5年ルールや125%ルールを採用していない金融機関もあります。


たしかに125%ルールは、返済額の急激なアップを抑えるための措置だけれど、本来支払わなければならない利息を先延ばしにしているだけだからね。



前述したとおり、変動金利と固定金利は関係する指標が異なります。過去の傾向をみると、変動金利が上がったときには、すでに固定金利は上がってしまっています。
以上を踏まえると、変動金利を選んでも問題ない、という方は、
・毎月こまめに金利動向をチェックできる人





前述したように、変動金利は半年に一度金利が見直されるため、金利が下がれば返済額も下がると思っていないでしょうか?

マイナス金利によって下がった金利が、さらに低くなることは考えにくいですが、もちろんありえないとは言い切れません。



住宅ローンの金利は、「基準金利」と「優遇金利(適用金利などともいう)」のふたつにわかれます。

参照:みずほ銀行公式サイト
基準金利(店頭金利)
住宅ローン金利の定価のようなもので、実際に適用される金利は、基準金利よりも低いケースが一般的。金利は金融機関によって異なる。
優遇金利(適用金利)
実際に適用される金利のことで、定価である基準金利に対し、優遇金利はセール価格のようなもの。頭金20%以上などの条件をクリアすると、基準金利から優遇される。





マイナス金利が導入され、全期間固定金利の金利も数年前では考えられないくらい下がっています。変動金利との金利差が少ないこのチャンスを逃す手はありません。

もちろん、残存期間が短い方や十分な余剰資金の備えがある方は、固定金利よりも金利の低い変動金利を選択するのもありだと思います。

2. 必ず借り換え総コストで考える
前述したように、住宅ローンの借り換えには多額の諸費用がかかるため、諸費用以上のメリットが出なければ、借り換えても損をしてしまいます。


借り換えコストで一番大きな負担となるのは保証料ですが、ネット銀行のほとんどは保証料が必要ありません。


保証料が無料でも事務手数料が通常よりも高い銀行や、その反対で事務手数料は安いけれど、保証料が高い銀行、保証料も事務手数料も安いけれど、金利が高い銀行などさまざまです。



保証料が無料 ≠ 総支払い額が一番安い
事務手数料が無料 ≠ 総支払い額が一番安い

そうそう、総コストが上がってしまっても変動金利から全期間固定金利に借り換えることで金利上昇リスクをなくす、というのもひとつの賢い選択肢だと思うよ。
3. 繰上返済は無料でやりやすい? 団信は無料?
住宅ローンにおいて、繰上返済の手数料と団体信用生命保険(団信)の費用はとても重要な項目です。




団信とは、団体信用生命保険の略称で、住宅ローンを組んだ方が、死亡、または所定の高度障害状態になったとき、住宅ローンの残金が金融機関に支払われ、住宅ローンを清算することができる生命保険のことです。

住宅ローンを組む際には、ほとんどの金融機関で団信の加入が義務付けられています。
「団体信用生命保険」一覧
団体信用生命保険 | |
---|---|
住信SBIネット銀行「ミスター住宅ローンREAL」 | 無料 全疾病保障:無料 |
住信SBIネット銀行「ネット専用住宅ローン」 | 無料 全疾病保障:無料 ガン診断給付金特約:無料(女性のみ) |
楽天銀行 | 無料 全疾病(10疾病)就業不能保障:無料 |
ソニー銀行 | 無料 3大疾病特約:金利0.2%上乗せ |
イオン銀行 | 無料 8疾病保障:金利0.3%上乗せ ガン保障特約:金利0.1%上乗せ |
新生銀行 | 無料 介護保障:無料 ※介護保障は例外あり |
三菱UFJ銀行 | 無料 7大疾病保障:金利0.3%上乗せ |
三井住友銀行 | 無料 8大疾病保障:金利0.3%上乗せ 8大疾病保障+日常のケガ・病気保障特約:金利0.4%上乗せ クロスサポート:金利0.18%上乗せ |
みずほ銀行 | 無料 3大疾病保障特約:金利0.3%上乗せ 8大疾病補償:別途要保険料(借入時年齢による) 8大疾病補償プラス:別途要保険料(借入時年齢による) |
りそな銀行 | 無料 3大疾病付:金利0.25%上乗せ 団信革命:金利0.3%上乗せ |
楽天銀行「フラット35」 | 不加入は金利0.2%引下げ |
ARUHI「フラット35」 | 不加入は金利0.2%引下げ |
住信SBIネット銀行「フラット35」 | 買取型 団信に加入しない場合は金利から年0.20%引下げ 新3大疾病:金利に0.24%上乗せ 全疾病保障:事務手数料に借入れ金額の0.50%上乗せ 保証型 無料(SBI生命) 全疾病保障:基本付帯 |
みずほ銀行「フラット35」 | 不加入は金利0.2%引下げ 3大疾病付:金利0.24%上乗せ デュエット:金利0.18%上乗せ |
4. ネット銀行とメガバンク、都市銀行の違い

ネット銀行 | メガバンク・都市銀行 | |
---|---|---|
金利 | 低い | 高め |
事務手数料 | ほとんど借入れ額の2.20% | ほとんど3万3000円 |
保証料 | 無料 | 高め |
審査期間 | 長め | 短め |
肝心の金利が低く設定されているのは、やはり支店がなくコストがかからないネット銀行です。総返済額を少なくできるのは、ネット銀行の最大のメリットになります。
保証料が無料というのもネット銀行の魅力になりますが、その反面、事務手数料が高く設定されています。

フラット35に関しては、このかぎりではないよ。
フラット35は、住宅金融支援機構の商品を、さまざまな銀行が代理店となって販売しているようなもの。基本的にどこの銀行でも同じ金利になります。

フラット35の「事務手数料」「保証料」一覧
事務手数料 | 保証料 | ||
---|---|---|---|
楽天銀行「フラット35」 | 借入れ額の0.990% ※楽天銀行口座以外の口座の場合、借入れ額×1.430%。ただし、最低金額は16万5000円 | 無料 | |
ARUHI「フラット35」 | 借入れ額の1.10%(Web割引き実施中) ※最低22万円 | 無料 | |
住信SBIネット銀行「フラット35」 | 買取型:借入れ額の0.99% 保証型:借入れ額の2.20% | 無料 | |
みずほ銀行「フラット35」 | 手数料定額型 | 3万3000円 ※金利は他行よりも高い | 無料 |
手数料定率型 | 借入れ額×1.045 ~ 1.430% ※最低手数料3万3000円 |
フラット35で事務手数料が安いのは、断然、楽天銀行。”借入れ額の0.990%” になります。


みずほ銀行のフラット35(手数料定額型)の事務手数料は、たしかに3万3000円と他行とくらべてかなり安く設定されていますが、肝心の金利が他行よりも高くなっています。

金利 1.36%
事務手数料 29万7000円
総返済額 3684万8599円
みずほ銀行「フラット35」
金利 1.48%
事務手数料 3万3000円
総返済額 3720万2231円

5. 銀行の特別なサービスをチェック
ここまでの低金利時代に、銀行としてもこれ以上金利で勝負するには厳しい状況になっています。そこで、最近では独自のサービスや付加価値を提供する銀行が増えてきました。
住信SBIネット銀行

前述したように、無料で団信が付帯される銀行はめずらしくありませんが、住信SBIネット銀行の住宅ローンは「全疾病保障」が基本付帯されます。
※保険会社の判断により加入できない場合あり

全疾病保障とは、8疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中、高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎)とそれ以外の病気やケガによって、就業不能状態になった場合、返済が免除される保障です。
保障自体は他行でもおこなっているところはありますが、通常は金利に0.2~0.4%加算されます。借入れ額にもよりますが、100万~300万円ほどの負担が無料になるのは大きなメリットになります。
住信SBIネット銀行の全疾病保障は、就業不能状態によって「月々のローン返済に対する保障」と「ローン債務残高に対する保障」の2つの保障があります。

さらに、女性の場合、がんと診断されると30万円の保険金が支払われます。


金利に上乗せしてまで疾病保障をつけることには大きな疑問を感じるけれど、無料で全疾病保障がつけられるのはかなりポイント高いよね。
ソニー銀行の住宅ローン



金利タイプの変更はネットで気軽にできる時代ですが、ソニー銀行の場合は、毎月中旬に翌月の金利を発表するため、今月と翌月の金利を比較してから金利タイプを変更するタイミングを選ぶことができます。
※固定金利適用中に金利タイプを変更する場合は、変更手数料がかかります。
楽天銀行



住信SBIネット銀行はすべての病気やケガが対象で、就業不能期間によって2通りの保障を用意しているのに対し、楽天銀行は8疾病限定で、就業不能状態が長期(1年)になった場合のみの保障となります。
ARUHI

ARUHI暮らしのサービスとは、ARUHIの住宅ローンの利用者向けに、家電、家具、インテリア、引越し、ネット通販、レジャーなど、数多くの提携先企業の優待を受けることができるサービスです。
通常、年会費が1万円かかりますが、ARUHI住宅ローンの利用者は年会費無料となります。


たとえばこんなサービスがあるよ。
■サカイ引越センター
・引越の基本料から20%OFF(3月15日~4月15日は10%)
)
・ダンボール最大50箱、テープ2本、布団袋2枚、レンタルハンガーBOX5箱まで無料提供
・使用済ダンボールを1回に限り無料回収
・訪問見積り時、お米を1kgをもれなくプレゼント
■unico
家具、雑貨などすべての商品を優待価格で販売
■ビックカメラ・コジマ
通常より+3%のポイント付与

引っ越し代20%オフとか家具や家電がお得に買えるだけでもかなりお得かも。
イオン銀行

イオン銀行の住宅ローンを利用すると、イオングループでの買い物が5年間5%オフになります。

新生銀行

新生銀行の住宅ローンは、安心パックW(ダブル)の利用者に、病児保育や家事代行、ハウスクリーニングサービスなどを提供しています。
利用者には借入れ金額によって20枚から50枚までのクーポンが交付され、たとえば病児保育サービスならクーポン2枚、家事代行サービスは1枚で3時間などのサービスを利用することができます。

6. やっぱり金利差は大きい
「安易に金利だけで決めない」とお伝えしましたが、そうはいっても金利差は一番大きな要因となります。たとえば、
金利:1.00%
毎月返済額:9万6491円
総コスト:3473万6908円
金利:0.90%
毎月返済額:9万5120円
総コスト:3424万3009円
差額:49万3899円
たった0.1%の金利差で総コストが約50万円も変わってきます。


借り換え住宅ローンをとことん比較

住信SBIネット銀行「ミスター住宅ローンREAL」

手数料
・事務手数料:借入れ額の2.20%(例・3000万円の借入れで66万円)
・保証料:無料
・一部繰上返済手数料:無料 ※全額繰上返済時、固定金利特約期間中の場合3万円
団体信用生命保険
団信、全疾病保障ともに無料
諸費用を合わせた借入れ
可能
キャンペーン
-
金利一覧(2021年3月)
通期引下げプラン | 当初引下げプラン | |||
---|---|---|---|---|
変動金利 | 0.410% | 0.975% | ||
固定金利 | 2年 | 0.980% | 0.280% | |
3年 | 0.950% | 0.340% | ||
5年 | 1.150% | 0.500% | ||
7年 | 0.970% | 0.600% | ||
10年 | 1.100% | 0.660% | ||
15年 | 1.540% | 1.140% | ||
20年 | 2.650% | 1.340% | ||
30年 | 2.730% | 1.510% | ||
35年 | 2.840% | 1.590% | ||
※適用金利は、記事作成時点の適用金利であり、金利情勢等により毎月見直されます |
住信SBIネット銀行「ミスター住宅ローンREAL」の特徴
「ミスター住宅ローンREAL」は、三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同で出資するネット専業の銀行、住信SBIネット銀行の対面専用の住宅ローンです。自分に合った金利タイプや審査に関する疑問点などにフェイス・トゥ・フェイスで相談できます。


住宅ローン専属の担当者が付く店舗は、新宿、秋葉原、横浜、大宮、名古屋、大阪、神戸、福岡。もちろん無料で相談できます。



>> 住信SBIネット銀行「ミスター住宅ローンREAL」の公式サイト
所属銀行:住信SBIネット銀行株式会社
銀行代理業者:SBIマネープラザ株式会社
許可番号:関東財務局長(銀代)第268号
取扱業務:円普通預金及び円定期預金の受入れを内容とする契約締結の媒介(勧誘及び受付)
※並びに資金の貸付けを内容とする契約締結の媒介(勧誘及び受付)当社は、銀行代理業に関して、お客さまから直接、金銭のお預かりをすることはありません。
※ただし、住宅ローン取引に付随するもののみを指す。
住信SBIネット銀行「ネット専用住宅ローン」

手数料
・事務手数料:借入れ額の2.20%(例・3000万円の借入れで66万円)
・保証料:無料
・一部繰上返済手数料:無料
団体信用生命保険
団信、全疾病保障ともに無料
ガン診断給付金特約も無料(女性のみ)
諸費用を合わせた借入れ
可能
キャンペーン
-
金利一覧(2021年3月)
通期引下げプラン | 当初引下げプラン | ||
---|---|---|---|
変動金利 | 0.428% | 0.975% | |
固定金利 | 2年 | 1.290% | 0.510% |
3年 | 1.250% | 0.570% | |
5年 | 1.320% | 0.660% | |
7年 | 1.060% | 0.660% | |
10年 | 1.060% | 0.610% | |
15年 | 1.540% | 1.140% | |
20年 | 2.620% | 1.340% | |
30年 | 2.560% | 1.510% | |
35年 | 2.640% | 1.590% | |
※適用金利は、記事作成時点の適用金利であり、金利情勢等により毎月見直されます |
住信SBIネット銀行「ネット専用住宅ローン」の特徴
住信SBIネット銀行は、三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同で出資するネット専業の銀行です。
最大の特長は、圧倒的な低金利です。特に変動金利と一部の固定金利は、他のネット銀行とくらべても目を見張るほど。
さらに、すべての病気とケガを保障する全疾病保障が無料で付帯される点も注目です。
※精神障害等を除く ※フラット35を除く



3つの特定疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞)+5つの慢性疾患(糖尿病、肝硬変、高血圧症、慢性腎不全、慢性膵炎)+その他の病気やケガ(免責期間3か月あり)で働けなくなったら、月々の返済額を保障してくれ、さらに働けないまま12か月経過したら、住宅ローンの残高が0円になります。
また、女性は全疾病保障に加えて「ガン診断給付金特約」も無料で付帯され、はじめてガンと診断確定された場合に診断給付金として30万円が支払われます。
住信SBIネット銀行の借り換えプランは2パターンあります。
・通期引下げプラン
借入れ全期間、基準金利から一律金利を引下げるプラン

・当初引下げプラン
5年間の金利を基準金利から大きく引下げるプラン
※正確には、借入れから60か月経過後の6月または12月(いずれか早い方)の返済日まで



>> 住信SBIネット銀行「ネット専用住宅ローン」の公式サイト
住信SBIネット銀行「フラット35」

手数料
・事務手数料(買取型):借入れ額の0.99%(例・3000万円の借入れで29.7万円)
・事務手数料(保証型):借入れ額の2.20%(例・3000万円の借入れで66万円)
・保証料:無料
・一部繰上返済手数料:無料
団体信用生命保険
買取型
団信に加入しない場合は金利から年0.20%引下げ
新3大疾病:金利に0.24%上乗せ
全疾病保障:事務手数料に借入れ金額の0.50%上乗せ
保証型
SBI生命の団信が基本付帯(リビングニーズ特約、重度ガン保険金前払特約、先進医療特約付き)
全疾病保障:基本付帯
諸費用を合わせた借入れ
可能
キャンペーン
-
金利一覧(2021年3月)
団信付き | |
---|---|
15~20年 | 1.260% |
21~35年 | 1.350% |
※団信なしは-0.2% ※適用金利は、記事作成時点の適用金利であり、金利情勢等により毎月見直されます |
住信SBIネット銀行「フラット35」の特徴
住信SBIネット銀行は、フラット35も提供しています。

フラット35は、2017年10月1日以後、団信付きの住宅ローンになりましたが、無料ではなく金利に0.2%上乗せすることで加入することができます。死亡・所定の身体障害状態に加え、3大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)、公的介護保険制度に定める要介護2から要介護5の状態なども保障される新3大疾病付機構団信は、金利に+0.24%となります。全疾病保障は、事務手数料に借入れ金額の0.5%を上乗せすると加入ができます。



2019年7月から、自己資金を8~9割用意することで、「フラット35(買取型)」より低い金利で借入れできるようになる「フラット35(保証型)」が開始しました。

保証型 | 買取型 | |
---|---|---|
適用金利 | 買取型より安い | 保証型より高い |
団信 | 負担なし | 負担あり |
疾病保障 | 負担なし | 負担あり |
自己資金 | 購入価額または建築費に対し10%以上 | 購入価額または建築費に対し10%未満でも可能 |
事務手数料 | 借入額の2.20% | 借入額の0.99% |


ARUHI「フラット35」

手数料
・事務手数料:Web割引き実施中。借入れ額の2.20% 1.10%(例・3000万円の借入れで66万円 33万円)※最低21万6000円
・保証料:無料
・一部繰上返済手数料:無料
団体信用生命保険
団信に加入しない場合は金利から年0.2%引下げ
諸費用を合わせた借入れ
別途諸費用ローンあり
キャンペーン
・Webからの契約で事務手数料が半額の「融資金額×1.10%」(店舗契約の場合2.20%)で利用可能。ただし、最低事務手数料は22万円。終了日未定
金利一覧(2021年3月)
団信付き | |
---|---|
15~20年 | 1.260% |
21~35年 | 1.350% |
※団信なしは-0.2% ※適用金利は、記事作成時点の適用金利であり、金利情勢等により毎月見直されます |
ARUHI「フラット35」の特徴
フラット35取扱い金融機関全300社以上の中、10年連続でシェアナンバーワンを誇るのがARUHI(アルヒ)です。

業界最低水準の金利に、繰上返済手数料が無料、保証人、保証料ともに不要、さらに安心の対面サポートは全国展開と申し分なしのスペックです。


Web限定の特典で、事務手数料が借入れ金額の1.10%で利用できます。店舗での申込みは2.20%の事務手数料がかかるので、通常の半分というのはかなり大きな特典ではないでしょうか。

・スーパーフラット6.5 (手持金3.5割以上4割未満)
・スーパーフラット7.5 (手持金2.5割以上3割未満)
・スーパーフラット8.5 (手持金1.5割以上2割未満、返済比率20%以内)
※ARUHI全疾病保障(入院一時金付)への加入が条件で、別途費用(上乗せ金利または特約料)が発生。費用は申込み時の年齢などにより異なる
また、ARUHIには「ARUHI暮らしのサービス」という提携先企業の優待を受けることができるサービスがあります。
■アート引越センター
・引越基本料金の20%OFF(3月20日から4月10日の期間を除く)
・ダンボール最大50箱無償提供
・洗濯機設置費用無償提供
■タイムズカープラス
・カード発行手数料0円(通常1550円)
・月額基本料3か月間無料(通常1030円/月)
・30分無料チケットプレゼント
■富士急ハイランド
優待価格で利用可能

楽天銀行

手数料
・事務手数料:3万3000円
・保証料:無料
・一部繰上返済手数料:無料
団体信用生命保険
団信、全疾病(10疾病)就業不能保障ともに無料
諸費用を合わせた借入れ
可能
キャンペーン
-
金利一覧(2021年3月)
金利選択型 | ||
---|---|---|
変動金利 | 0.537 ~ 1.187% | |
固定金利 | 2年 | 0.717 ~ 1.367% |
3年 | 0.717 ~ 1.367% | |
5年 | 0.745 ~ 1.395% | |
7年 | 0.802 ~ 1.452% | |
10年 | 0.917 ~ 1.567% | |
※適用金利は、記事作成時点の適用金利であり、金利情勢等により毎月見直されます |
楽天銀行の特徴
ネット銀行の老舗、楽天銀行も住宅ローンを提供しています。
大きな特長は、事務手数料が固定されている点です。一般的には、借入れ額の2.20%を設定している銀行が多いのですが、楽天銀行の事務手数料は借入れ金額にかかわらず33万円です。


団信がパワーアップし、全疾病(10疾病)就業不能保障も無料で付帯されるようになりました。これにより、死亡に加え、病気やケガにより所定の就業不能保障状態となり、その状態が1年を超えて継続した場合も、残債が保険金で完済されます。
また、がん保障特約も無料で付帯され、がんと診断されると50%保障すとされます。

Skypeで担当者と住宅ローンの相談ができるのも楽天銀行ならではです。年末年始を除く毎日夜10時まで相談できるのもユーザー目線のサービスです。
楽天銀行は、団信はもちろん、8疾病就業不能保障特約も無料で付帯されます。
※フラット35は除く
楽天銀行で注意したいのが、楽天銀行以外の口座を返済口座に指定した場合は年0.3%、金利が上乗せされてしまうこと。給与振込を楽天銀行に指定できない場合、毎月わざわざ振込みをする手間と手数料がかかってしまいます。ネット口座を活用、且つ、振込手数料も無料の場合、問題ありませんが、そうでない方は要注意です。
楽天銀行「フラット35」

手数料
・事務手数料:借入れ額の0.990%(例・3000万円の借入れで29万7000円)※最低16万5000円。楽天銀行を返済口座に指定しない場合、借入れ額×1.430%。
・保証料:無料
・一部繰上返済手数料:無料
団体信用生命保険
団信に加入しない場合は金利から年0.2%引下げ
諸費用を合わせた借入れ
可能
キャンペーン
-
金利一覧(2021年3月)
団信付き | |
---|---|
15~20年 | 1.260% |
21~35年 | 1.350% |
※団信なしは-0.2% ※適用金利は、記事作成時点の適用金利であり、金利情勢等により毎月見直されます |
楽天銀行「フラット35」の特徴
楽天銀行の住宅ローンはフラット35も提供しています。しかも、業界最低水準の金利でフラット35からフラット35への借り換えも可能。価格.comの住宅ローン借り換え人気ランキングの全期間固定金利部門で見事1位を獲得しました。
楽天銀行のフラット35の特筆すべきポイントは事務手数料です。借入れ額の0.972%と、フラット35取扱い金融機関のなかでも最低水準となっています。
※楽天銀行以外を返済口座にした場合1.404%

フラット35でも、電話相談は毎日9時から17時まで、スカイプを利用した予約制のオンライン相談は9時から22時まで実施中。
ソニー銀行

手数料
借入れ額の2.20%(例・3000万円の借入れで66万円)
住宅ローン:4万4000円
・保証料:無料
・一部繰上返済手数料:無料
団体信用生命保険
無料
3大疾病特約:金利に0.2%上乗せ
諸費用を合わせた借入れ
可能
キャンペーン
-
金利一覧
※ソニー銀行の詳細は公式サイトにてご確認ください
ソニー銀行の特徴
ソニー銀行は、オリコン顧客満足度第1位を10年連続(2011~2020年)で獲得しているネット銀行です。

ソニー銀行の住宅ローンの大きな特長は、業界トップクラスの変動金利の低金利を提供している点と、前月の15日前後には次月の金利が発表される点です。

ソニー銀行の住宅ローンは、変動金利と固定金利の切り替えが何度でも自由にできます。半月前に翌月の金利がわかるということは、急な金利変動が起こる前に金利タイプを切り替えられるというメリットになります。
※固定金利適用中に金利タイプを変更する場合は、変更手数料がかかります。
また、ネット銀行ですが専任アドバイザーがサポートしてくれます。

ソニー銀行が取り扱う住宅ローンは「変動セレクト住宅ローン」と「住宅ローン」。

両者が大きく異なる点は、事務手数料です。変動セレクト住宅ローンが借入れ額の2.20%に対し、住宅ローンは4万4000円と、変動セレクト住宅ローンの事務手数料は借入れ額に応じて高くなります。また、変動金利は変動セレクト住宅ローンの方が0.3%低く、固定金利は住宅ローンの方が0.1%低い金利になります。


その他の特典として、ソニー銀行をよりお特に利用できる「優遇プログラム Club S (クラブエス)」の対象ステージがランクアップします。Club Sのランクは、通常、シルバー、ゴールド、プラチナの4段階にわかれ、ステージが上がると優遇特典もどんどん豪華になります。ソニー銀行の住宅ローンを契約すると、自動的に1ランクアップし、シルバー以上が確定となります。


ソニーバンクウォレットについてはこちらに詳しく書いてあります。
>> ソニーバンクウォレットの評判|半年使った結果キャッシュバックは
さらに、ソニーストアでの購入代金がいつでも3%オフや、アート引越センターでの引越基本料金が25%オフなどの特典も用意されています。
注意点として、ソニー銀行では「5年ルール」や「125%ルール」に基づく約定返済額の計算をおこなっていません。そのため、金利が上昇した場合は、その上昇幅に応じて返済額が見直されます。最終的な返済額にしわ寄せされることがない反面、月々の返済額は金利が上っただけ上がるので要注意です。
イオン銀行

手数料
・事務手数料:
定額型:11万円※定率型より金利が年0.2%上乗せ
定率型:借入れ額の2.20%(例・3000万円の借入れで66万円)※最低取扱手数料22万円
・保証料:無料
・一部繰上返済手数料:無料
団体信用生命保険
無料
8疾病保障:金利に0.3%上乗せ
ガン保障特約:金利に0.1%上乗せ
諸費用を合わせた借入れ
可能
キャンペーン
-
金利一覧(2021年3月31日まで)
当初固定金利プラン | 金利プラン | ||
---|---|---|---|
変動金利 | - | 0.520% | |
固定金利 | 2年 | - | - |
3年 | 0.430% | - | |
5年 | 0.550% | - | |
7年 | - | - | |
10年 | 0.620% | - | |
※適用金利は、記事作成時点の適用金利であり、金利情勢等により毎月見直されます |
イオン銀行の特徴
イオン銀行は、大規模ショッピングセンターで有名なイオングループの銀行です。全国110店舗以上のイオンやコールセンターで専門のスタッフが住宅ローンの相談に乗ってくれます。


また、イオンは土日祝日はもちろん、年末年始やゴールデンウィークなども営業しているので、銀行の店舗として考えると、とても利便性が高く、平日に時間が割けない方には、これだけでも大きな魅力となります。
特徴的なのは、事務手数料が定額型と定率型の2パターンから選択できる点。どちらが自分に合っているかきちんとシミュレーションしてから見極めましょう。
イオン銀行の住宅ローン契約者は「イオンセレクトクラブ」の特典を受けることができます。
一番の特典は、5年間、イオングループでの買い物が毎日5%オフになること。年間の割引対象買物金額の上限は、住宅ローンの借入れ額に応じて決まり、1000万円以上2000万円未満で45万円、2000万円以上で90万円となっています。



また、イオンゴールドカードセレクトが発行され、旅行傷害保険の無料付帯や、全国のイオンラウンジを利用することができます。


イオンラウンジとは、イオン内にある会員向けラウンジのことで、ドリンクやお菓子が無料で楽しめる限定会員向けスペースのことです。
※すべてのイオンにあるわけではありません


イオン銀行の住宅ローンでは、通常の団信は無料ですが、ガン保障特約付きは金利に0.1%、8疾病保障付きの場合は金利に0.3%上乗せで選択することができます。
※フラット35は除く
新生銀行

手数料
・事務手数料
安心パックW(ダブル):16万5000円
安心パック:11万円
いずれも申込まない場合:借入れ額の2.20%(例・3000万円の借入れで66万円)or 11万円
・保証料:無料
・一部繰上返済手数料:無料
団体信用生命保険
団信、介護保障ともに無料 ※介護保障は例外あり
諸費用を合わせた借入れ
不可能 ※審査結果によって例外あり。要相談
キャンペーン
-
金利一覧(2021年3月)
長期固定金利タイプ(全期間固定) ステップダウン金利タイプ | 当初固定金利タイプ | 変動金利(半年型)タイプ <変動フォーカス> | 変動金利(半年型)タイプ | ||
---|---|---|---|---|---|
変動金利 | - | - | 0.450% | 0.650% | |
固定金利 | 1年 | - | 0.750% | - | - |
3年 | - | 0.750% | - | - | |
5年 | - | 0.750% | - | - | |
7年 | - | 0.750% | - | - | |
10年 | - | 0.800% | - | - | |
15年 | - | 1.000% | - | - | |
20年 | - | 1.050% | - | - | |
25年 | 1.200% | - | - | - | |
30年 | 1.300% | - | - | - | |
35年 | 1.500% | - | - | - | |
※適用金利は、記事作成時点の適用金利であり、金利情勢等により毎月見直されます。 |
新生銀行の特徴
新生銀行の最大の特長は、事務手数料の安さでしょう。通常、ネット銀行の住宅ローンの事務手数料は、借入れ額の2.20%を設定している銀行が多いのですが、新生銀行は11万円からと相当安い設定となっています。

新生銀行の事務取扱手数料は契約ごとに異なり、安心パックW(ダブル)は16万5000円、安心パックは11万円、いずれも申込まない場合も11万円となっています。

安心パックは、新生銀行のパワースマート住宅ローンの付帯サービスです。まず、11万円の安心パックには、コントロール返済と安心保障付団信がセットになっています。
コントロール返済というのは、お金に余裕のあるときに繰上返済をこまめにおこなうことで、万が一、収入が減ったり、支出が増えた場合、一部繰上返済により短縮した分は元本の支払いを休んで、月々の返済額を利息の支払いのみにできるサービスです。

安心保障付団信は、要介護状態が180日以上継続した場合、または、要介護3以上に認定された場合に、住宅ローン残高相当額の介護保険金が支払われる保障です。

次に、16万5000円の安心パックW(ダブル)には、安心パックのサービスに加えて、病児保育サービスと家事代行サービス・ハウスクリーニングサービスがセットになります。
病児保育サービスとは、急な発熱などや軽い病気にかかってしまったお子さんを、専門の保育スタッフが預かってくれるサービスです。

家事代行サービスは、掃除だけではなく、料理、買い物など、オーダーメイドで要望を聞いてくれ、ハウスクリーニングサービスは、プロの清掃スタッフが徹底的に清掃してくれます。
安心パックW(ダブル)のサービスはクーポン制で、クーポンは借入れ額によって交付される枚数が異なります。


家事代行サービスはクーポン1枚で3時間のサービスが受けられ、ハウスクリーニングサービスは、希望の内容に応じて1~3枚のクーポン、病児保育サービスはクーポン2枚が必要になります。

新生銀行は、借入れから10年経過後、一定期間を経るごとに適用金利が下がる「ステップダウン金利」という他行にないプランを展開しています。将来月々の返済額を確実に減らすことができますが、当初の金利が高く設定されています。また、借入れ期間21年以上、借入れ金額は2000万円以上という条件もあります。


新生銀行は所定の条件を満たすと、10年間毎月1000ポイント = 12万ポイントを受け取ることができます。

三菱UFJ銀行

手数料
・事務手数料:3万3000円
・保証料:一括前払い型と利息組込み型から選択
一括前払い型:詳細は、三菱UFJ銀行の公式サイトへ。
利息組込み型:一括前払い型に年0.2%上乗せ
・一部繰上返済手数料:無料
団体信用生命保険
無料
7大疾病保障:金利に0.3%上乗せ
諸費用を合わせた借入れ
可能
キャンペーン
-
金利一覧(2021年3月)
ネット専用[借替限定]住宅ローン | プレミアム住宅ローン | ずーっと固定金利コース | ずーっとうれしい金利コース | ||
---|---|---|---|---|---|
変動金利 | 0.475% | - | - | 0.575 ~ 0.725% | |
固定金利 | 1年 | - | - | - | 0.950 ~ 1.100% |
2年 | - | - | - | 1.050 ~ 1.200% | |
3年 | 0.340% | 0.440% | - | 1.040 ~ 1.190% | |
5年 | - | - | - | 1.450 ~ 1.600% | |
7年 | - | - | - | 1.400 ~ 1.550% | |
10年 | 0.640% | 0.740% | - | 1.390 ~ 1.540% | |
15年 | - | - | - | 2.500 ~ 2.650% | |
20年 | - | 1.140% | - | 2.740 ~ 2.890% | |
21~25年 | - | - | 1.440% | - | |
26~30年 | - | - | 1.650% | - | |
31~35年 | - | - | 1.760% | - | |
※適用金利は、記事作成時点の適用金利であり、金利情勢等により毎月見直されます |
三菱UFJ銀行の特徴
3大メガバンクのひとつ、三菱UFJ銀行の住宅ローンは、13年連続で利用額がナンバーワンです。最大のメリットは “メガバンクの安心” で、金利はネット系銀行と比較して高めです。

メガバンクというと、申込みは窓口でという印象があるかもしれませんが、ネットからの申込みにも対応しています。
借り換えはプランは、3パターン(+固定と変動を組み合わせたミックス借入れ)。ずーっと固定金利コースは、完済までの金利が固定された全期間固定金利。金利上昇リスクが解消されます。
ぐんとうれしい住宅ローンは、借りはじめから10年間にフォーカスしたコース。借入れ当初の基準金利から2.2%引下げた金利が適用されます(その後は1.4%引下げ)。
ずーっとうれしい金利コースは、変動から20年固定まで選択でき、完済まで基準金利から1.70 ~ 1.85%優遇されます。
オリジナル特典として、全国の三菱UFJのATM手数料が何度でも、提携先コンビニATM手数料が3回まで、三菱UFJダイレクトでの他行への振込み手数料が3回まで無料になり、出産される方に対して1年間0.2%の金利優遇や、契約から3年以内の海外旅行・国内旅行特典という女性向けの特典なども用意されています。

三井住友銀行

手数料
・事務手数料:3万3000円
・保証料:保証料外枠方式と保証料内枠方式から選択
保証料外枠方式:詳細は、三井住友銀行の公式サイトへ。
保証料内枠方式:保証料外枠方式に年0.2%上乗せ
・一部繰上返済手数料:無料
団体信用生命保険
無料
8大疾病保障:金利に0.3%上乗せ
8大疾病保障+日常のケガ・病気保障特約:金利に0.4%上乗せ
クロスサポート(連生団体信用生命保険付住宅ローン):金利に0.18%上乗せ
諸費用を合わせた借入れ
可能
キャンペーン
-
金利一覧(2021年3月)
超長期固定金利型 | 最後までずーっと引き下げプラン | ||
---|---|---|---|
変動金利 | - | 0.475 ~ 0.675% | |
固定金利 | 2年 | - | 0.850 ~ 1.000% |
3年 | - | 1.000 ~ 1.200% | |
5年 | - | 1.250 ~ 1.450% | |
10年 | - | 1.350 ~ 1.550% | |
10年超~15年 | 1.080% | - | |
15年超~20年 | 1.130% | - | |
20年超~25年 | 1.150% | - | |
25年超~30年 | 1.500% | - | |
30年超~35年 | 1.530% | - | |
※適用金利は、記事作成時点の適用金利であり、金利情勢等により毎月見直されます |
三井住友銀行の特徴
こちらも3大メガバンク、三井住友銀行の住宅ローンです。最大のメリットは、やはり “メガバンクの安心” です。プランも三菱UFJ銀行とほとんど一緒ですが、オリジナルの特長がいくつかあります。
まずは、クロスサポート。



通常の団信は、主債務者に万一のことがあった場合にのみ残高が0円になり、夫婦それぞれで住宅ローンを借りる場合、遺された配偶者の住宅ローンは、そのまま残ります。夫婦でひとつの住宅ローンを借りる場合でも、たとえば主債務者が夫の場合、夫に万一のことがあった場合、住宅ローン残高は0円になりますが、連帯債務者である、たとえば妻に万一のことがあった場合には、住宅ローンはそのまま残ってしまいます。


もうひとつは、自然災害時返済一部免除特約付住宅ローンです。


自然災害時返済一部免除特約付住宅ローンには、一定期間のローン返済を免除してくれる自然災害時返済一部免除特約付住宅ローン(金利0.1%上乗せ)と、全壊時に残高の50%相当を免除する自然災害時返済一部免除特約付住宅ローン(金利0.5%上乗せ)があります。

みずほ銀行

手数料
・事務手数料:3万3000円
・保証料:保証料を一部前払いする方式と保証料を前払いしない方式から選択
保証料を一部前払いする方式:詳細は、みずほ銀行の公式サイトへ。
保証料を前払いしない方式:保証料外枠方式に年0.2%上乗せ
・一部繰上返済手数料:無料
団体信用生命保険
無料
3大疾病保障特約:金利に0.3%上乗せ
8大疾病補償:別途要保険料(借入時年齢による)
8大疾病補償プラス:別途要保険料(借入時年齢による)
諸費用を合わせた借入れ
可能
キャンペーン
-
金利一覧(2021年3月)
全期間固定プラン | 全期間重視プラン | ||||
---|---|---|---|---|---|
保証料を一部前払いする方式 | ローン取扱手数料型 (保証料を前払いしない方式) | 保証料を一部前払いする方式 | ローン取扱手数料型 (保証料を前払いしない方式) |
||
変動金利 | - | 0.525 ~ 0.775% | 0.475 ~ 0.725% | ||
固定金利 | 2年 | - | 0.550 ~ 0.800% | 0.500 ~ 0.750% | |
3年 | - | 0.550 ~ 0.800% | 0.500 ~ 0.750% | ||
5年 | - | 0.550 ~ 0.800% | 0.500 ~ 0.750% | ||
7年 | - | 0.700 ~ 0.950% | 0.650 ~ 0.900% | ||
10年 | - | 0.750 ~ 1.000% | 0.700 ~ 0.950% | ||
15年 | - | 1.200 ~ 1.450% | 1.150 ~ 1.400% | ||
20年 | - | 1.250 ~ 1.500% | 1.200 ~ 1.450% | ||
11~15年 | 0.990 ~ 1.090% | 0.940 ~ 1.040% | - | ||
16~20年 | 1.050 ~ 1.150% | 1.000 ~ 1.100% | - | ||
21~25年 | 1.090 ~ 1.190% | 1.040 ~ 1.140% | - | ||
26~30年 | 1.120 ~ 1.220% | 1.070 ~ 1.170% | - | ||
31~35年 | 1.140 ~ 1.240% | 1.090 ~ 1.190% | - | ||
※適用金利は、記事作成時点の適用金利であり、金利情勢等により毎月見直されます |
みずほ銀行の特徴
3大メガバンクの最後は、みずほ銀行の住宅ローンです。こちらも “メガバンクの安心” が最大のメリットでしょう。プランも三菱UFJ銀行や三井住友銀行と似ています。

みずほ銀行では、ライフプランに合わせて返済額を増減できるライフステージ応援プランがあります。家計に余裕があるときは返済額を増額し、出産や子どもの大学在学中は減額することができます。通常、変更手続き1回あたり5400円がかかりますが、20歳未満の子どもがいる場合、無料で利用することができます。
その他にも、出産お祝いプレゼントとして、コンビネクスト「コンビ公式オンラインショップ オンラインクーポン4300円相当、スタジオアリス「撮影料無料+四切写真(フレーム付)」、カタログギフト「ドリームバード」2000円割引き券や、育児応援として、「ベビー用品(おもちゃ、ベビー用品など)」の割引価格での提供、託児所、ベビーシッターの入会金無料なども用意されています。


これ以外にも、パートナー企業と提携したさまざまな特典も用意されています。

みずほ銀行「フラット35」

手数料
・事務手数料:手数料定額型(3万3000円)と手数料定率型(借入れ額×1.045 ~ 1.430% ※最低手数料3万3000円)から選択
・保証料:無料
・一部繰上返済手数料:無料
団体信用生命保険
団信に加入しない場合は金利から年0.2%引下げ
3大疾病付:金利に0.24%上乗せ
デュエット(夫婦連生):金利に0.18%上乗せ
諸費用を合わせた借入れ
可能
キャンペーン
-
金利一覧(2021年3月)
手数料定額型 | 手数料定率型 | |
---|---|---|
団信付き | 団信付き | |
15~20年 | 1.350 ~ 1.370% | 1.260% |
21~35年 | 1.440 ~ 1.460% | 1.350% |
※団信なしは-0.2% ※適用金利は、記事作成時点の適用金利であり、金利情勢等により毎月見直されます |
みずほ銀行「フラット35」の特徴
3大メガバンク、みずほ銀行のフラット35です。
フラット35の金利はどこの銀行でも原則同じですが、みずほ銀行は事務手数料の支払い方法によって金利が異なります。
手数料定額型の場合、事務手数料は3万3000円とかなり低く設定され、借入れ時の支払い負担を抑えることができますが、肝心の金利は他行よりも高いうえに、割引プランよって金利が異なります(例・2019年1月 21~35年まで 1.480~1.500%)。
手数料定率型は金利は他行と同じですが、事務手数料の算出に用いられる手数料率(最低手数料3万3000円)に幅が設けられています(例・2019年1月 1.026 ~ 1.404%)。


一見複雑に見えますが、審査次第で最低の割引きプランが適用されれば、他行のフラット35よりも安くなるケースもあります。
りそな銀行

手数料
・事務手数料:3万3000円
・保証料:一括前払い型と金利上乗せ型から選択
一括前払い型:詳細は、りそな銀行の公式サイトへ。
金利上乗せ型:一括前払い型に年0.2%上乗せ
・一部繰上返済手数料:無料
団体信用生命保険
無料
3大疾病付:金利に0.25%上乗せ
7大リスクに備える団信革命:金利に0.3%上乗せ
諸費用を合わせた借入れ
可能
キャンペーン
-
金利一覧(2021年3月)
超長期(全期間) 固定金利型 | ずーっとお得! 全期間型 ※WEB申込限定プラン | はじめがお得! 当初型 ※WEB申込限定プラン |
||
---|---|---|---|---|
変動金利 | - | 0.429% | - | |
固定金利 | 2年 | - | 0.954% | 0.954% |
3年 | - | 0.954% | 0.954% | |
5年 | - | 1.004% | 0.954% | |
7年 | - | 1.054% | 1.054% | |
10年 | - | 1.204% | 0.645% | |
15年 | - | 1.654% | 1.654% | |
20年 | - | 2.204% | 0.995% | |
20年以内 | 1.250% | - | - | |
20年超え~25年 | 1.250% | - | - | |
25年超え~30年 | 1.350% | - | - | |
30年超え~35年 | 1.350% | - | - | |
※適用金利は、記事作成時点の適用金利であり、金利情勢等により毎月見直されます |
りそな銀行の特徴
大手都市銀行、りそな銀行の住宅ローンです。価格.com 住宅ローンカテゴリ 人気ランキング借り換え(固定金利)で第1位を獲得しています。
特筆すべき点として、都市銀行にも関わらず、最大優遇金利を受けた際の10年固定の金利がネット銀行と肩を並べるほど低金利となっています。
また、団信革命と称し、死亡、高度障害、3大疾病(金利0.25%上乗せ)に加え、病気やケガによるリスク(金利0.3%上乗せ)まで幅広く保障してくれます。
その他、ATM手数料が無料になったり、Tポイントなどに交換できるりそなクラブポイントが、月末残高100万円ごとに5ポイント貯まるなどの特典もあります。
住宅ローンの借り換えにデメリットはあるのか?

借り換えに伴う諸費用がかかる
前述したように、住宅ローンの借り換えには事務手数料や保証料などの諸費用があらためて必要になります。
※保証料は返還されるケースあり
この諸費用を考慮したうえでメリットが出る場合、住宅ローンの借り換えを実行しましょう。なので、できるだけ諸費用が安くすむ銀行を選ぶことがポイントになります。

金利上昇リスクが伴う
変動金利は固定金利よりも金利が低いため、変動金利に借り換えることで残債を大幅に圧縮できる可能性が高いです。しかし、変動金利に借り換えるということは、将来の金利が上昇した場合、返済額が大幅に増えるというリスクが伴います。

残債の圧縮は借り換えだけじゃない!




借り換えと銀行への交渉、どちらがお得かは一概にいえません。なので、まずは、現在借入れしている銀行と他の銀行の住宅ローンの内容を確認して、シミュレーションをおこないましょう。メリットが享受されるようなら、まずは他行で交渉し、その交渉結果を持って、返済中の銀行に条件交渉を行います。そこで思うような結果が出なかった場合は、他行への借り換えを実行するといいのではないでしょうか。

現在の銀行:某地方銀行
金利タイプ:10年固定
金利:1.05%※11年目以降は要相談
ローン残高:約2400万円
残存期間:31年9か月
月額返済金額 :7万4001円(当初10年)
返済総額:2912万5788円
候補①ソニー銀行(返済金額を優先)
金利タイプ:変動金利(変動セレクトプラン)
金利:0.549%
返済総額:2615万2164円
月額返済金額 :6万8655円
返済総額:2615万2164円(▲297万3624円)
※上記金利が全期間続くと仮定した場合
借り換えに伴う諸費用(概算)
登記費用:23万2080円
借換手数料:51万8400円
印紙代: 2万円
保証料:なし
合計:77万0480円
★実質借り換えメリット:▲220万3144円
低金利0.549%の恩恵を受けることはできるが、金利上昇時に返済金額が大幅に上昇する可能性がある。その際に、金融機関から通知は来ないので、自分で金利の動向をチェックし、必要があれば固定金利に切り替えなければいけない。
候補②ソニー銀行(金利上昇リスクの回避を優先)
金利タイプ:全期間固定金利
金利:1.251%
返済総額:2908万0483円
月額返済金額 :7万6360円
返済総額:2908万0483円(▲4万5305円)
借り換えに伴う諸費用(概算)
登記費用:23万2080円
借換手数料:4万3200円
印紙代:2万円
保証料:なし
合計:29万5280円
★実質借り換えメリット:+24万9975円
返済総額は増えるが、変動から固定への金利タイプ変更による安心感を得られる。
他行の仮審査通過の結果を持って、現在返済中の某地方銀行へ交渉に臨んだところ……
結果
現在の銀行:某地方銀行
金利タイプ:10年固定
金利:1.05% → 0.85%※11年目以降はその時点での最下限金利まで引き下げ可能
月額返済金額 :7万4001円 → 7万1815円(当初10年)
返済総額:2912万5788円※上記金利が全期間続くと仮定した場合
金利変更に伴う手数料:5200円
現在の金利1.05%から、現在の最下限金利の0.85%(10年固定)まで引き下げ成功。11年目から金利が1.4%になる予定だが、10年固定が終わる9年6か月頃に借り換え相談を持ち掛ければ、その時の最下限金利まで引き下げることは可能とのこと。金利変更に伴う手数料は5200円。


月々の支払いでみると差額はわずかだけれど、トータルでみるととんでもない額になるんだなー。かなりビックリした。

住宅ローンの借り換えはこの銀行がおすすめ


でも、まずはどうしたらいいの? どこでもいいから申込んじゃえばいいの??

そのため、ローン選びは前述したとおり、ローン残存期間や余剰資金を考慮して、全期間固定金利を中心に検討するといいと思います。余剰資金が十分にあって、さらに金利動向のチェックもできるという方は変動金利を検討してもいいかもしれません。
また、実際に適用される金利は、申込み時の金利ではなく、融資が実行された月の金利です。住宅ローンの金利は毎月変わるため、チェックした金利が適用されるとはかぎりません。審査期間は銀行やそのときの申込み状況によって異なるため、複数の銀行に同時に申込んでおいたほうがスムーズに進められます。




【簡易版】住宅ローン借り換え金利一覧 2021年3月金利 (3月1日現在)
固定金利 35年 | 固定金利 30年 | 固定金利 20年 | 固定金利 10年 | 変動金利 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
住信SBIネット銀行「ミスター住宅ローンREAL」 | 1.590% 当初引下げプラン | 1.510% 当初引下げプラン | 1.340% 当初引下げプラン | 0.660% 当初引下げプラン | 0.410% 通期引下げプラン |
|
住信SBIネット銀行「ネット専用住宅ローン」 | 1.590% 当初引下げプラン | 1.510% 当初引下げプラン | 1.340% 当初引下げプラン | 0.660% 当初引下げプラン | 0.410% 通期引下げプラン |
|
住信SBIネット銀行「フラット35」※ | 1.350% | 1.350% | 1.260% | - | - | |
楽天銀行「フラット35」※ | 1.350% | 1.350% | 1.260% | - | - | |
ARUHI「フラット35」※ | 1.350% | 1.350% | 1.260% | - | - | |
ソニー銀行 | ※ | ※ | ※ | ※ | ※ | |
新生銀行 | 1.500% 長期固定金利タイプ | 1.300% 長期固定金利タイプ | 1.050% 当初固定金利タイプ | 0.800% 当初固定金利タイプ | 0.450% 変動フォーカス |
|
イオン銀行 | - | - | - | 0.620% 金利プラン | 0.520% 金利プラン |
|
楽天銀行 | - | - | - | 0.917 ~ 1.567% | 0.537 ~ 1.187% | |
三菱UFJ銀行 | 1.760% ずーっと固定金利コース | 1.650% ずーっと固定金利コース | 2.740 ~ 2.890% ずーっとうれしい金利コース | 0.640% ネット専用[借替限定]住宅ローン | 0.475% ネット専用[借替限定]住宅ローン |
|
三井住友銀行 | 1.530% 超長期固定金利型 | 1.500% 超長期固定金利型 | 1.150% 超長期固定金利型 | 1.080% 超長期固定金利型 | 0.475 ~ 0.675% 最後までずーっと引き下げプラン |
|
みずほ銀行 | 1.140 ~ 1.240% 全期間固定プラン (保証料を一部前払いする方式) | 1.120 ~ 1.220% 全期間固定プラン (保証料を一部前払いする方式) | 1.050 ~ 1.150% 全期間固定プラン (保証料を一部前払いする方式) | 0.650 ~ 0.900%全期間重視プラン ローン取扱手数料型 (保証料を前払いしない方式) | 0.525 ~ 0.775% 全期間重視プラン |
|
みずほ銀行「フラット35」※ | 手数料定率型 | 1.350% | 1.350% | 1.260% | - | - |
手数料定額型 | 1.440 ~ 1.460% | 1.440 ~ 1.460% | 1.350 ~ 1.370% | - | - | |
りそな銀行 | 1.350% 超長期(全期間) 固定金利型 | 1.350% 超長期(全期間) 固定金利型 | 0.995% はじめがお得! 当初型(WEB申込限定プラン) | 0.645% はじめがお得! 当初型(WEB申込限定プラン) | 0.429% ずーっとお得! 全期間型(WEB申込限定プラン) |
|
固定金利 35年 | 固定金利 30年 | 固定金利 20年 | 固定金利 10年 | 変動金利 | ||
※適用金利は、記事作成時点の適用金利であり、金利情勢等により毎月見直されます |
※団信に加入しない場合は年0.2%引下げ
※ソニー銀行の詳細は公式サイトにてご確認ください
「事務手数料」「保証料」一覧
事務手数料 | 保証料 | ||
---|---|---|---|
住信SBIネット銀行「ミスター住宅ローンREAL」 | 借入れ額の2.20% | 無料 | |
住信SBIネット銀行「ネット専用住宅ローン」 | 借入れ額の2.20% | 無料 | |
楽天銀行 | 33万円 | 無料 | |
ソニー銀行 | 変動セレクト住宅ローン | 借入れ額の2.20% | 無料 |
住宅ローン | 4万4000円 | ||
イオン銀行 | 定額型 | 11万円 ※定率型より金利が年0.2%上乗せ | 無料 |
定率型 | 借入れ額の2.20% ※最低取扱手数料22万円 |
||
新生銀行 | - | 借入れ額の2.20% or 11万円 | 無料 |
安心パック | 11万円 | ||
安心パックW | 16万5000円 | ||
三菱UFJ銀行 | 一括前払い型 | 3万3000円 | 三菱UFJ銀行の公式サイトへ |
利息組込み型 | 一括前払い型に金利0.2%上乗せ | ||
三井住友銀行 | 保証料外枠方式 | 3万3000円 | 三井住友銀行の公式サイトへ |
保証料内枠方式 | 保証料外枠方式に金利0.2%上乗せ | ||
みずほ銀行 | 保証料を一部前払いする方式 | 3万3000円 | みずほ銀行の公式サイトへ |
保証料を前払いしない方式 | 保証料外枠方式に金利0.2%上乗せ | ||
りそな銀行 | 融資手数料型 | 借入れ額の2.20% | りそな銀行の公式サイトへ |
一括前払い型 | 無料 | ||
金利上乗せ型 | 無料 | ||
楽天銀行「フラット35」 | 借入れ額の0.99% ※楽天銀行口座以外の口座の場合、借入れ額×1.430%。ただし、最低金額は16万5000円 | 無料 | |
ARUHI 「フラット35」 | 借入れ額の1.10%(Web割引き実施中) ※最低22万円 | 無料 | |
住信SBIネット銀行「フラット35」 | 借入れ額の0.99%(買取型) 借入れ額の2.20%(保証型) | 無料 | |
みずほ銀行「フラット35」 | 手数料定額型 | 3万3000円 ※金利は他行よりも高い | 無料 |
手数料定率型 | 借入れ額×1.045 ~ 1.430% ※最低手数料3万3000円 |
「団体信用生命保険」一覧
団体信用生命保険 | |
---|---|
住信SBIネット銀行「ミスター住宅ローンREAL」 | 無料 全疾病保障:無料 |
住信SBIネット銀行「ネット専用住宅ローン」 | 無料 全疾病保障:無料 ガン診断給付金特約:無料(女性のみ) |
楽天銀行 | 無料 全疾病(10疾病)就業不能保障:無料 |
ソニー銀行 | 無料 3大疾病特約:金利0.2%上乗せ |
イオン銀行 | 無料 8疾病保障:金利0.3%上乗せ ガン保障特約:金利0.1%上乗せ |
新生銀行 | 無料 介護保障:無料 ※介護保障は例外あり |
三菱UFJ銀行 | 無料 7大疾病保障:金利0.3%上乗せ |
三井住友銀行 | 無料 8大疾病保障:金利0.3%上乗せ 8大疾病保障+日常のケガ・病気保障特約:金利0.4%上乗せ クロスサポート:金利0.18%上乗せ |
みずほ銀行 | 無料 3大疾病保障特約:金利0.3%上乗せ 8大疾病補償:別途要保険料(借入時年齢による) 8大疾病補償プラス:別途要保険料(借入時年齢による) |
りそな銀行 | 無料 3大疾病付:金利0.25%上乗せ 団信革命:金利0.3%上乗せ |
楽天銀行「フラット35」 | 不加入は金利0.2%引下げ |
ARUHI「フラット35」 | 不加入は金利0.2%引下げ |
住信SBIネット銀行「フラット35」 | 買取型 団信に加入しない場合は金利から年0.20%引下げ 新3大疾病:金利に0.24%上乗せ 全疾病保障:事務手数料に借入れ金額の0.50%上乗せ 保証型 無料(SBI生命) 全疾病保障:基本付帯 |
みずほ銀行「フラット35」 | 不加入は金利0.2%引下げ 3大疾病付:金利0.24%上乗せ デュエット:金利0.18%上乗せ |
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モゲチェック・プラザは、住宅ローンのプロが全国の銀行から利用者にベストな借り換え先を見つけてくれる住宅ローンの相談窓口です。サービスは相談だけにとどまらず、複数の銀行への申込みや金利引下げ交渉まで代行してくれます。
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・現在の金利が1%以上
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・住宅ローンの圧縮額と見直し方法の提示
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②見直し実行
・現在借入れ中の銀行への金利引下げ交渉
・他の銀行への借り換え
↓
③アフターサポート
・ローン完済まで見直しチャンスの通知


モゲチェック・プラザの料金

モゲチェック・プラザでは、無料診断で借り換えメリット額の目安を提示してくれ、その額に納得したうえで契約となります。その後、金融機関の本審査に通った場合のみコンサルティング料金として借り換えメリット額の10%(下限27万円、上限54万円)を支払います。







まずは、3秒でできるかんたん診断で金利をどれだけ圧縮できるかシミュレーションしてみましょう。
まとめ
住宅ローンの借り換えは、残債の圧縮だけでなく、毎月の返済額を変えずに期間を短縮して、定年前にローンを終えるなどの安心感を得ることもできます。
また、今の低金利の時期に変動金利から固定金利に借り換えておけば、将来の金利変動に怯えることもありません。
とにかくまずはシミュレーション。残存期間が短い方も残高が少ない方も、メリットが出ないなんて決めつけず、まずはシミュレーションをしてみましょう!


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それでは、Can you survive?
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