高級腕時計の価値とは?「ティファニーCT60」

ティファニーCT60
【出典】 Tiffany&Co.

自分の物語(ストーリー)を持ちたいあなたへ

中島なかじ
ごきげんよう!サバイブの紅一点、中島なかじです。あなたは、お気に入りの腕時計を持っていますか?
 
その腕時計はどのブランドで、どんなこだわりに心惹かれるのでしょうか?

ちなみに、私が持っている腕時計は、大学時代に買ったTIMEXのみ。

読みやすい文字盤、手ごろな価格、最高ですよね!ちなみに、時計と言えばスイスが有名ですが、TIMEXは数少ないアメリカ製。愛国心の強いアメリカ人が好んでつけることが多いそうです。

ここ数年は、なにかしらの試験以外で腕時計をする機会がなく、ブランド腕時計・高級腕時計という”オトナの階段”に片足すら踏み入れないまま年を重ね、身体だけが大きくなってしまいました。

社長(元ラガーマン)がティファニーをほしがっている

腕時計で男性客開拓――米ティファニーが新コレクション
米宝飾ブランドのティファニーが本格的に腕時計の販売に乗り出す。
4月に発売した新コレクションは、スイス製の本格派な高級時計。
時計を宝飾品に次ぐ主力商品に成長させ、男性客を取り込む。
『日経MJ』2015年4月8日

正直「スマホがあれば、時計なんて必要ないでしょ」派なのですが

『日経MJ』を読んだ弊社社長が「ティファニーの腕時計がほしい!」と言いだしたことに疑問を感じ「男性にとっての腕時計とその価値」について調べてみることにしました。

※社長は元ラガーマン。耳がギョウザで、身体はゴツく、ティファニーというブランドとの高低差で、耳がキーンとなりました

ワールドラグビーフェスティバル参戦時のせいきゅん
参考画像:ワールドラグビーフェスティバル参戦時の社長


無知なせいか、時計のイメージがありませんでしたが、ティファニーは1847年から時計のデザインや製造、販売を行っています。

1880年代には、ニューヨーク市にある400もの時計の整備を担当し、本店にある「アトラスが時計を背負う像」は、ニューヨークの初期の公共時計として、今なお、街の時を刻み続けています。

ティファニー新宿店
昨年(2014年)10月にオープンした、ティファニー新宿店にもアトラスの像が!(ビックロの横にあります。街のアイコンとなっているような、なっていないような)

きらびやかなアクセサリーやジュエリーの印象が強かったのですが、ティファニーの時計は、美しさだけでなく、長い歴史や物語でも多くの人を魅了しています。

腕時計へのこだわりについて、身近な男性に話を聞いてみる

松本慎平と腕時計
「時計の写真撮らせて」って言ったのに、このポーズ。

中島なかじ
しんぺいって、いつも腕時計してるけど、それってオシャレ目的?
慎平
あ、これは父からのプレゼントなんです。私が生まれた頃、父が買って愛用していたものをオーバーホールして、20歳の誕生日に譲り受けたんです。
中島なかじ
(しゅ……しゅごい。答えが完璧すぎて斜に構えた自分が恥ずかしい。ファミリーヒストリー感じちゃう)

オーバーホールってなに?

慎平
お店に持っていくと、中身を分解・洗浄したり、部品の交換や調整をしてもらえるんです。そういうメンテナンス作業のことをオーバーホールといいます。

父が20年も使っていたものなので、けっこうボロボロだったんです。だから、譲り受ける前にいちどメンテナンスをしたんです。

手巻き時計だから、毎日ちょっとずつ時間がズレたりして手間がかかるんですが、その分愛着がわくって言うか…これからも大事に使いたいと思いますね(照

中島なかじ
(なんだこの爽やかさ…いつものOKN=オサレ・こじらせ・ナルシズム感が1ミリも感じられない。腕時計は、こうも人を変えられるのか)

オーバーホールかぁ~知らなかった!永く使うためにそんなサービスがあるんだね。一生モノどころか、世代を超えて使えるモノがあるなんて羨ましいなぁ……。

素敵なお話を、どうもありがとう。


しょっぱなから、仕込んだかのような話を聞いてしまいました(神に誓ってマジ偶然)

世界三大高級時計として有名なパテックフィリップのキャッチコピーに

You never actually own a Patek Philippe,
You merely look after it for the generation.
――パテック フィリップを購入すること、それは所有することではない。将来の世代のために預かることである。

というものがありますが、それを実践している方(の息子)が身近にいるとは……。

腕時計というものは、想像していた何倍も奥が深そうです。

次は「ティファニーの時計がほしい」と言いだした社長本人に「なぜほしいのか?」を問いただしてみます。

僕にとっての「セカンド・ティファニー」

せいきゅんと腕時計
「時計の写真撮らせてください」って言っただけで、このポーズと顔

中島なかじ
せいきゅん(社長のあだ名)は、どうしてティファニーの腕時計がほしいんですか?
せいきゅん
なかじ、僕ら世代にとって、ティファニーというブランドは、すごく特別なものなんだ。
 
※せいきゅんは、39歳(寂しがり屋の乙女座)

他のブランドと違って、モノグラムやロゴといった主張がないでしょ?
唯一の主張が、”ティファニーブルー”の箱で、あの箱を彼女に渡すために、僕らは必死で働いたんだよ(笑

中でも「婚約指輪としてティファニーのダイヤの指輪を渡すこと」は、最高級のステータスのように思えて「いつかは、あの指輪を贈りたい」と、上を目指す男たちが夢見ていたもんだ。

日経MJで、ティファニーが男性顧客の獲得に乗り出す~というのを見て

あの時、プレゼントしたティファニーや、届かなかったダイヤの指輪を思い出したんだ。これはもう、ノスタルジック・ブーメランだよね。

ヴィトンやグッチと違って、接する機会がなくなっていたブランドだからこそ、当時を思い出してメチャメチャテンションがあがったのかも。

中島なかじ
の…ノスタルジック・ブーメラン……。

確かに、ティファニーは、結婚式の引き出物とか、指輪という風に、普段使いではない特別な機会に贈られるものというイメージがありました。

せいきゅん
久しぶりに、心躍る商品と出逢った気がしたよ。

あの時贈ったティファニーを、今度は、腕時計として自分にプレゼントする。
つまり、僕にとってのセカンド・ティファニーを提案してくれているワケだ。

腕時計は「成功したら買おう」って思っていて、いまだに買えてないんだけど……この時計はほしいかも……うーん…

※ちなみに社長がつけているのは、10年前に買ったセイコーの腕時計。「8000円だったけど、全然壊れない!メイドインジャパン最高!」とのこと

 社長の心をワシ掴んだ、Tiffany CT60

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【出典】Tiffany CT60 / Tiffany&Co.

写真だけだと「そこまで?」と思っていたのですが、動画を観ると、文字盤や内部のディテールの美しさに心を奪われます。

商品ページに紹介文があるのですが、良さを言葉で説明しようとすると、野暮ったく感じます。機能や性能の高さではない部分に価値がある商品って、難しいですね。ストーリーで語るしかない。

【参考URL】http://m.tiffany.co.jp/mobile/shopping/Categorybrowse.aspx?cid=586216&mcat=148205&tfr=1

腕時計は、ただの装飾品でも時間を知らせる道具でもない

今までは「高いお金を出して、なんで時計なんか買うんだろう。豊かさやステータスを身につけるってどんな気分だろう?」

なんて斜に構えていましたが、男性にとって腕時計は、ただの装飾品でも、時間を知るための道具でもないようです。

この記事を書くにあたり、2人の男性にインタビューをしたり、高級時計ブランドのサイトの能書きを読み漁ったりしました。

そうしてわかったのは、腕時計に想いを託す「媒体」としての役割があること。

家族への愛情、自分への鼓舞。
腕時計に託し、身につけることで、常に加護のようなものを受け、想いを感じ取ることができます。

初心と共にある……と言いますか、想いを携えることで、どこかへ連れていってくれることを望んでいるようにも感じました。

女性に比べ、男性は、いつでも身につけられる装飾品の幅が狭い分、その役割が腕時計に集中し、価値を高め、進化させたのだと思います。

それぞれの物語を身につけてるって、超セクシー。

ストーリーのある小物を持っていると、人間としての幅が広がります。
話のネタになって交友関係も広まるし、良い道具はあなたを良い場所へ導いてくれます。

腕時計をしている男性の知り合いに、どんな想い入れがあるか聞いて回りたくなりました。

Can You Survive?

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ABOUTこの記事を書いた人

中島 なかじ

平成生まれサブカル育ち。ひとりっ子でテレビっ子な27歳。 奨学金700万(何回払い?)/50代の両親は貯金ゼロ(母がバイトを辞めまくる)/8年3か月付き合った男に別れを告げられる……というサバイブせざるを得ない状況に立ち向かう。 お金や数字は苦手だけど、苦手とか言ってる問題じゃない。 自分のような女性にもわかりやすいよう、情報をかみ砕いて記事を執筆する。 夢は「奨学金の繰り上げ返済」。