
LINE証券が2022年2月9日から「つみたてNISA」を開始しました。メリットやデメリット、全商品(投資信託)ラインナップとオススメ銘柄、お得なキャンペーン情報や始め方(口座開設)方法を解説します


私は、2018年3月からほかの証券会社(SBI証券)でつみたてNISAをやっていますが、今はじめるならLINE証券を選んでいたかもしれません。

目次
LINE証券のつみたてNISA概要

画像出典:https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2022/4111
LINE証券のつみたてNISAでは、毎月1000円から3万3333円まで、1円単位で金額を設定し、投資信託を積み立て購入できます(年間最大40万円)。
最長で20年後まで利益(運用益)が非課税になります。

でも、NISA口座で投資すれば、税金を引かれずに、資産を貯めながら増やせる!
投資信託のイメージ

積み立て期間と非課税のイメージ

掛金と運用益のイメージ


でも、2024年にNISA制度が改正されるので【2042年まで】非課税で新規投資できるようになる。
2022年(今年)につみたてNISAを始めれば、1年分多く、21年分(最大840万円)を非課税で運用できるよ!
つみたてNISAは、いつでも売却(換金)できるので、コツコツ積み重ねた投資信託の売却益をどんな目的にも、好きなタイミングで活用できます。

※ただしLINE証券は「一般NISA」や「ジュニアNISA」には対応していない
・毎月いくら積み立てるか「金額」
上記を最初に設定しておけば、毎月LINE Pay残高やLINE Payに紐づけた銀行口座から引き落とされるので、あとは自動でつみたてNISAを続けられます(ほったらかしでOK)。

つみたてNISAのシミュレーション|月2万円を10年、年3%で運用すると

たとえば、22歳から32歳まで(10年間)、毎月2万円を貯金すると240万円貯まります。
金利0.001%(普通預金の金利はこれぐらい)の口座に入れておいたら、50円程度しか利息がつきません。

しかし、月2万円を「つみたてNISA」の口座で積み立てて、利回り年3%で運用できたら、10年後には279万円になっています。

今の時代、貯金だけしてたらもったいないかも!

若いうちから積み立て投資を始めることで、時間を味方につけて資産を増やせます。
ただし、投資信託の運用成績が悪いと、元本割れする可能性もあります。
基本的にはほったらかしでいいけど、換金するタイミングは見極めなくてはいけません。
また、つみたてNISAは下記がすべて無料です。
・NISA口座開設手数料
・口座を管理するための手数料
・投資信託の売買手数料
・引き落とし手数料
※LINE証券でつみたてNISAを始めるには、LINE証券の総合口座の開設が必要。今ならキャンペーン参加で最大4000円相当がもらえる

LINE証券のつみたてNISA、4つのメリット
1.信託報酬が2030年末まで無料の「野村スリーゼロ先進国株式投信」に投資できる

画像出典:https://www.nomura.co.jp/wp/lp/nisa/tsumitate/threezero

この商品については、あとで詳しく解説します。
2.LINE Payに紐づけされている銀行口座から引き落としが可能
※LINE証券を利用するには、LINE Pay Moneyアカウントへの登録が必要(すぐできる)

3.LINE Payなどで貯めた「LINEポイント」でも投資できる

※Visa LINE Payクレジットカードを使うと、カード利用額に応じたLINEポイントが貯まる
4.申し込みや操作がカンタンで画面がわかりやすい
おなじみのLINEアプリ(スマホ)で口座を開設したり、運用の操作ができます。
口座開設方法は、あとで詳しく解説します。
LINE証券のつみたてNISA、3つのデメリット
1.商品の数が少なめ(9種類)
たとえば、SBI証券や楽天証券では約170種類から選ぶことが可能です。

コストが低い商品しかなくて、ちゃんとユーザーのことを考えてサービス設計してるのが伝わってくる。
各商品については、あとで詳しく解説するね。
2.最低投資額が「毎月1000円」から
「1日単位」「100円から」と柔軟なタイミングや金額で投資できる証券会社もあります。
「毎日」「毎週」「毎月」の中から自由にコースを選べて、100円以上1円単位で設定できる


月1回でも「期間の分散効果」はあると思う。
3.クレジットカードで引き落とせない
クレジットカードでつみたてNISAを積み立てると、決済額に応じたカードのポイントが貯まっておトクです。
しかし、LINE証券の場合、Visa LINE Payクレジットカードやほかのクレジットカードも引き落とし方法に設定することができません。

また、一部のカードの還元率が高めに設定されていて、ポイ活してる人に好評なんだ。
SBI証券の場合
→ 三井住友カードでつみたてNISAを引き落とすと、積み立て金額に応じて最大2%のVポイントが付与される
マネックス証券の場合
→ マネックスカードでつみたてNISAを引き落とすと、積み立て金額に応じて1.1%のマネックスポイントが付与される

さっきの「野村スリーなんちゃら」や、ほかの商品について教えてほしいっす!
9つの商品ラインナップ|オススメ銘柄の紹介
つみたてNISAは、限度額の範囲内で1つの商品だけを買っていくこともできるし、複数の商品を買うことも可能です。運用商品は、いつでもカンタンに変更できます。
LINE証券で積み立て購入できる商品のオススメは『野村スリーゼロ先進国株式投信』です。
野村スリーゼロ先進国株式投信

画像出典:https://www.nomura.co.jp/wp/lp/nisa/tsumitate/threezero
野村スリーゼロ先進国株式投信は、野村證券が運用・販売する日本を除く先進国の株式で構成された「MSCI-KOKUSAI」指数に連動する、つみたてNISA専用のインデックスファンドです。
「購入時手数料」や投資信託を解約するときに投資家が払う「信託財産留保額」、運用管理費用(信託報酬)の3つが無料なので、スリーゼロという名前がついています。
運用手数料(信託報酬):2030年末まで無料(0.00%)※2031年からは0.11%以内
基準価額の推移

画像出典:https://www.nomura-am.co.jp/fund/funddetail.php?t=2&fundcd=140773#fundinfo
投資信託の値段(1口あたりの値段)のことを「基準価額」といいます。運用開始時は1万円からスタートし、運用成績によって変化します。

しかも、2030年末まで信託報酬が無料なので、手数料がほぼかからない!


22か国と言っても、市場規模が大きいアメリカの会社が半分以上を占めてるんだけどね。

LINE証券では、コストが低く人気の高い9銘柄をコツコツ積み立て購入することができます。
LINE証券のつみたてNISA対象商品
・eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
・eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
・ひふみプラス
・コモンズ30
・野村スリーゼロ先進国株式投信

eMAXIS Slimシリーズ

画像出典:https://emaxis.jp/lp/slim/pr1
eMAXIS Slimは、三菱UFJ国際投信の投資信託シリーズ。業界最安クラスの手数料(信託報酬)を更新し続けている、個人のインデックス投資家に根強い人気を持つ投資信託です。

基準価額の推移

画像出典:https://www.nikkei.com/nkd/fund/chart/?fcode=03319172&type=5year
※2022年2月17日時点の基準価額は、1万9060円
この商品は2030年末まで信託報酬無料の『野村スリーゼロ先進国株式投信』が出るまで「MSCI-KOKUSAI」指数に連動する投資信託の中で、最安の手数料だった(年0.10230%。2030年末以降だと、スリーゼロよりこちらのほうが信託報酬が低い)。
eMAXIS Slimシリーズでは、アメリカの大型株500銘柄で構成された「S&P500」指数に連動する『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』や、全世界の株にまとめて分散投資できる『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』も人気があります。

ひふみプラス

画像出典:https://www.rheos.jp/toushin/123.html
ひふみプラスは、レオス・キャピタルワークスが運用・販売する投資信託。
おもに日本の成長企業(中・小型株の割安な銘柄)に長期投資して高いリターンを目指すアクティブ型のファンドです。
運用手数料(信託報酬):1.078%
基準価額の推移

画像出典:https://hifumi.rheos.jp/fund/plus/value
ひふみプラス(ひふみ投信と中身は同じ)について詳しくはこちら
代表の藤野英人さんは、メディアや講演、たくさんの著書で「投資の大切さ」を伝えているので、ご存じの方も多いかもしれません。

画像出典:https://www.rheos.jp/interview/fujino.html
藤野英人さんの著書(ベストセラー)


8割以上が国内株式で構成されているのが特徴なんだ。

つみたてNISAで買っていく投資信託には2種類あります。
・日経225やダウ平均株価など株式指数(インデックス)に連動させる「インデックスファンド(パッシブファンド)」
・株式指数より高い成績を目指す「アクティブファンド」

アクティブファンドは値上がりしそうな株を探すコストがかかる分、手数料が高く設定されています。
しかし「手数料が高い分、利益が手数料を上回る」「インデックスより好成績」という保証はありません。
LINE証券のつみたてNISAの場合「ひふみプラス」と「コモンズ30」のみがアクティブファンドです。

コモンズ30

画像出典:https://fund-prospectus.line-scdn.net/00980632/00980632_prospectus
コモンズ30ファンドは、コモンズ投信が運用・販売する投資信託。
グローバルで活躍する国内企業30銘柄に投資するアクティブファンドです。
ファンド名には、日本の優良企業に長く投資することで、子世代や孫世代に豊かな社会を繋げる(30年目線)という想いが込められているそうです。
運用手数料(信託報酬):1.078%
基準価額の推移

画像出典:https://www.commons30.jp/fund30/value.php
※2022年2月17日時点の基準価額:3万6670円


投資先の30社のうち、20社が海外売上比率が50%超え、うち10社は70%を超えているそう!
※LINE証券でつみたてNISAを始めるには、LINE証券の総合口座の開設が必要。今ならキャンペーン参加で最大4000円相当がもらえる

世界に投資する野村スリーゼロと、国内に投資するコモンズ30ファンドを半分ずつ買おうかな……。
今、LINE証券に口座開設を申し込むと、つみたてNISAにも使えるポイントがもらえます↓↓
LINE証券のお得なキャンペーン情報

クイズに正解すると最大1000円相当の株の購入代金がもらえる
①公式サイトの「エントリーして口座開設申し込み」からエントリー
②画面の指示に従って、口座開設
③株やLINEに関するクイズに回答
※ググれば正解できるレベル
④株(ほしい銘柄)を選ぶ
※ほしい株がなければ、その時点で1番株価の高い銘柄を選ぶとよい


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※口座開設後のクイズに1問以上正解していないと対象外
LINE証券のつみたてNISAの始め方
1.スマホで、LINE証券の口座(総合証券口座)を開設
・公式サイトの口座開設ページからスマホで氏名や住所などを入力
・携帯電話番号で認証(SMSに認証番号が送られてくる)
・本人確認書類を登録(スマホで書類やセルフィーを撮影)
・6ケタの暗証番号設定
※本人確認書類(運転免許証/健康保険証/住民票の写し/マイナンバーカード)が必要
※マイナンバーカード(個人番号カード)がない場合は、通知カード/マイナンバー入りの住民票の写しを使う

2.スマホで「つみたてNISA口座」開設の申し込み
※最短3分でできる
3.審査結果を受け取る
※申し込みから約1~2週間後に審査結果が出る
4.商品を選び、積み立ての設定を行う
・積み立て購入したい「投資信託の詳細ページ」(つみたてNISA対象銘柄)で「つみたて」を選択
・毎月のつみたて金額を入力 → 「つぎへ」をタップ
・目論見書など(投資信託の説明書)を確認
・毎月の引き落とし方法を「LINE Pay残高」または「銀行口座」から選んで「登録」をタップ
※保有するLINEポイントを優先して使いたい場合は「LINEポイント」のチェックをオンにする
これで完了! あとは毎月引き落とされるので、自動で積み立て投資ができる。


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