


au系の格安SIMを使えば、そのまま使えるよ。


これ意外と知られていないんだけど、au系の格安SIMなら新しい端末を用意しなくても、そのまま使えるんだよ。

キャリアの端末は他社のSIMカードが使えないようにSIMにロックがかかっていますが、格安SIMはauとドコモの回線を利用しているため、実はauやドコモの端末に格安SIMを差せばSIMロック解除の手続きをしなくてもそのまま使えるのです。
au端末でも利用できない端末やSIMロック解除が必要な端末もあります。申込み前に必ず動作確認をしましょう。
>> auプラン(Aプラン)動作確認端末一覧


というわけで、今回はauのiPhoneや端末を持っている方におすすめの格安SIMをご紹介します。
まずは格安SIMの説明をダイジェスト版で。
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目次
SIMカードとは?
SIMカードとは、スマホやタブレットでネットや通話をするために必要なICカードのことです。

格安SIMとは?
格安SIMとは、MVNOと呼ばれる事業者が提供している格安料金で利用できるSIMカードのこと。
格安なんていうと安いだけで質が悪いんでしょ? なんてイメージがあるかもしれませんが、本来格安とは “品質に比べて値段の安いこと” を指します。格安SIMも例外ではなく十分なサービスを提供してくれます。
MVNOとは? なんで安いの?



なぜなら携帯電話事業に参入するには、
・大掛かりな設備を用意するコスト
・電波を使うための免許
という2つの大きなハードルがあるため、なかなか他社が参入できないのです。
しかしこのままでは価格競争が起きず消費者に不利益を与えてしまうと考えた総務省は、他社を参入させるために規制緩和を行いました。



大手キャリアとしては総務省の指示で渋々MVNOに回線を貸してるってわけなんですね。

さらに、キャリアとくらべて店舗維持費や人件費、広告費がかからないから、格安料金でユーザーに提供できるんだ。これなら安いのもうなずけるでしょ。
しかもMVNOには楽天やDMM、OCN、ニフティなど多くの有名企業が参入していて全然あやしくないんだよ。
auの新プランよりも安いの?


auピタットプランは、5分以内の国内通話かけ放題とデータ通信量がセットになったプランで、使ったデータ通信量に応じた料金を支払う従量課金制となっています。

また、サイトをよく見ると “「auピタットプラン(スーパーカケホ)」+「誰でも割」+「auスマートバリュー」+「ビッグニュースキャンペーン」適用時” と小さな文字で書かれています。

まず、ピタットプランを1GB1980円で利用するには、
・スマホを新たに購入しなければいけない
・auスマートバリュー(固定電話やネット回線)に加入しなければいけない
・iPhoneは対象外
・2年縛りの自動更新
このような必須条件があります。※月額1980円にこだわらなければ加入は可能
しかも、この条件をクリアしても月額1980円で利用できるのは、ビッグニュースキャンペーンが適用される1年間のみ。2年目からは月額2980円になります。

どれくらい安くなる?
僕はソフトバンクのiPhoneで毎月6000円以上支払っていましたが、格安SIMにしたところ月額1300円以下になりました。

格安SIMのデメリット
安い理由は他にもあります。
・キャリアと比べるとサポートが手厚くない
・キャリアメールが使えない
・通信速度がキャリアよりも遅い
・基本的にかけ放題プランがない(最近ちらほら出てきてる)
・LINEのID検索ができない(唯一、LINEモバイルだけは可能)
・新規で申込むと「070」番号になる可能性がある
これらをデメリットに感じない方は格安SIMにしたほうがお得ですよ。
通信速度やサポートはあくまでもキャリアと比べての話です。ちなみにTeamサバイブではメンバーの9割が格安SIMを使っていますが、誰ひとり後悔していませんよ。

1割の男、たかしです。
格安SIMとキャリアの違い
格安SIM | キャリア | |
---|---|---|
事業者 | たくさんあるMVNOから自分に合ったものを選ぶことができる | ドコモ、au、ソフトバンクからしか選べない |
料金 | 安い 一般的な容量(3GB)で通話付きでも月額1500円ほど | 高い 平均約7500円 |
プラン | シンプルでわかりやすいところが多い | 複雑でわかりにくい |
通話料金 | 20円/30秒が主流 基本的に無料通話はなし | かけ放題プランが主流 同キャリア間は通話無料 |
端末 | セットでもSIMカードだけでも購入可。好きな端末に好きなSIMカードを差して使える | 基本的にSIMカードとセットで購入 |
縛り | 短期間の契約期間後は自由に変更できるところが主流 | 2年ごとの自動更新型契約が主流 1万円弱の違約金がかかる |
通信速度 | 混雑した場所では遅くなる傾向 | 安定している |
サポート | 基本的にはチャットや電話、メールでの対応。なかには店頭サービスを行っているところもある | 店頭、電話、メールで対応してくれる。店舗数も多いので利用頻度が高い人には安心 |
LINE | ID検索ができない ※LINEモバイルは可能 | 制限なく使える |
mineoの料金プラン
mineoの料金表(月額) auプラン(Aプラン) |
||
---|---|---|
データ専用プラン (シングルタイプ) | 音声通話プラン (データ通信+090音声通話・デュアルタイプ) |
|
500MB | 700円 | 1310円 |
1GB※ | 800円 | 1410円 |
3GB | 900円 | 1510円 |
6GB | 1580円 | 2190円 |
10GB | 2520円 | 3130円 |
20GB | 3980円 | 4590円 |
30GB | 5900円 | 6510円 |
SMS機能 | 無料 | 無料 |
※初月のみ1GB追加
大手MVNOではめずらしく少量の500MBから選べるプランが用意されていますが、1GBとの差額が100円しかないため割高です。
auプラン(Aプラン)の場合、音声通話プランはドコモプラン(Dプラン)よりも90円安く設定されています。また、SMSの月額料金がデータ専用プラン、音声通話プランともに無料となっています。
料金シミュレーターを使えば月々の支払い額やおすすめプランをわかりやすく教えてくれます。
mineoの詳細
mineoの詳細 auプラン(Aプラン) |
|||
---|---|---|---|
最低利用期間 (データSIM) | なし | 最低利用期間 (通話SIM) | なし ただし1年以内に他社へMNPした場合、MNP転出手数料として11500円かかる。※13ヶ月目以降は2000円 |
国内通話料 | 20円 / 30秒 | 国内SMS送信料 | 3円~ / 通 |
データ量の翌月繰越 | あり | プラン変更 | 可能 |
初期費用 | 3000円 | スマホとのセット販売 | あり |
SIMカードの追加 | 最大5枚まで追加可能 | Wi-Fiスポット無料利用 | なし |
高速低速通信のON/OFF | あり | MNP即日切替 | あり |
SIMカードの追加 | 最大5枚まで追加可能 | Wi-Fiスポット無料利用 | なし |
店舗での申込み | あり | 回線 | au |
iPhone利用可否 | iOSのバージョンによる | テザリング | iPhone、iPad… 不可 その他端末… 端末による |
SIMカードの種類 | micro-SIMカード ・ nano-SIMカード |
||
容量の追加 | 100MB… 150円(繰越OK) |
||
通信速度制限 | 3日間で6GBを超えた場合200kbpsの速度制限 |
||
特典 | ・5G通信オプション(月額200円)が最大6か月無料。2021年3月末まで |
mineoのおすすめポイント
利用者の満足度が非常に高い
mineoは、モバイルに特化した調査研究機関・MMD研究所の「2019年9月格安SIMサービスの利用動向調査」の総合満足度で堂々の第1位を獲得しました。

ちなみに総合満足度は2018年も第1位!
コストパフォーマンス 1位
端末ラインナップ 5位
手続き、サポートの対応の良さ 3位
通話定額 4位
データオプション 4位
サービスブランドの信頼性 5位
料金プランの豊富さ 2位

3キャリアすべてを網羅するマルチキャリアMVNO
mineoは3キャリアの回線を提供するマルチキャリアMVNOです。
そのため家族間で異なるキャリアの端末を持っていたとしても、新たに端末を用意することなく格安SIMに乗り換えることができます。
端末を使えない期間が1時間程度
通常、格安SIMはMNP(ナンバーポータビリティ)の切り替えに1~3日程度かかってしまうのですが、mineoはSIMカードが届き次第、自分で開通手続きを行うため1時間程度で利用することが可能です。
アプリで高速・低速のON/OFFができる
専用アプリ「mineoスイッチ」で高速・低速を簡単に切り替えることができるので、使うときだけオンにすればムダなデータ通信量が消費されません。残容量も簡単にチェックできます。

持込み端末も保証してくれる
mineoは持込み端末も保証してくれ、月額料金500円で落下や水没による端末の修理や交換用端末の提供を年に2回まで行ってくれます。※対象端末のみ
交換は1回目/年は5000円、2回目/年は8000円(※上限4万円)、修理は2回目まで無料で、交換・修理ともに3回目以降は実費となります。

サービスがおもしろい
mineoはユーザー同士で交流できるおもしろいサービスを提供しています。
ひとつはユーザー全員でパケットをシェアしあえる「フリータンク」。これはみんなのパケット貯蔵庫みたいな感じで、通信容量が余った月はみんなのためにフリータンクへ入れ、月末に容量が足りないときは月2回、1GB(1000MB)までもらうことができます。
もうひとつは役立つ情報やおもしろい情報を提供してくれたユーザーにお礼として10MBのデータ通信量を贈れる「チップ」というサービス。もちろん情報提供すれば自分も贈ってもらうことができます。
格安SIMは価格競争ばかりに目が行きがちですが、こういった新しいサービスを提供してくれるのもmineoの特徴のひとつです。
料金プランがとてもシンプル
mineoの料金プランは格安SIMの中でもひときわシンプルでわかりやすい内容です。
au回線はSMS月額基本料が無料
SMSは各社月額120円~150円ほどかかりますが、mineoはau回線に限って無料。せっかく格安SIMにするならこういった小さな支出も減らしていきたいところ。
チャットでなんでも質問できる
mineoは9:00~21:00(年中無休)の間チャットで専属オペレーターが質問に答えてくれます。
格安SIMはサポートが弱いといわれていますが、チャットサービスにはキャリアと違ってすぐに解決できるというメリットがあります。
チャットサービスは契約前でも契約後でも利用できます。
データ通信量は繰越せる
あまったデータ通信量は翌月に繰越せるので、たとえば今月は1GB余ったから来月は500MBのプランにするなど、残容量によってプランを変更することで毎月お得に使うことができます。
家族割引でお得になる
複数回線を契約すると各回線の月額基本料から50円引きになります。あまったデータ通信量を家族や友人に分け合うこともできます。
マイネ王との連携で1GBのデータ容量がもらえる
マイネ王のメンバー登録後、mineoのeoIDを連携すると、もれなく1GBのデータ容量がもらえます。
1GBプランは初月+1GB
1GBプランに申込むと、初月は1GB追加となり合計で2GBまで増量されます。
実店舗がある
mineoは全国に実店舗があるので、ネットで申込むのが不安な方は、足を運んでみてもいいかもしれません。
>> mineoの店舗はこちら
どうしても不安ならプリペイドパックを
アマゾンなどで、1GBから購入可能なプリペイドパックを購入すれば、問題なく使えるか試してから通常プランへ変更することができます。

mineoの注意点
mineoの注意点をまとめてみました。
動作確認は必須
利用できない端末やau端末でもSIMロック解除が必要な端末もあります。申込み前に必ず動作確認をしましょう。
>> auプラン(Aプラン)動作確認端末一覧
auプランは3G回線が利用できない
auプランの場合、データ通信はLTEのみ対応で3G回線は利用できません。そのため都市部では問題なく使えますが、LTEの整っていない地方などではつながりにくいことがあるようです。
mineoの格安SIMを使ってみた
実際にmineoを使ってみました。
mineoの設定
設定はとても簡単。SIMに同封されている説明書どおりに操作すれば数分で終わると思います。
mineo vs UQモバイル 通信速度対決


こんな風に思っている人多そうだから実際に通信速度を計ってみたよ。今回は通信速度に定評がある格安SIM・UQモバイルと比較してみたよ。
数値を簡単に説明すると、ダウンロード、アップロードの数値は大きいほうが優れ、PINGの数値は少ないほうが優れているということね。
■機種
mineo(auプラン) VS UQモバイル
■計測エリア:渋谷
■時間帯:平日の朝昼夕方の3回
■計測日:2017年5月10日
■端末:iPhone7
朝
朝(AM10:00付近) | ダウンロード | アップロード | PING |
---|---|---|---|
mineo(auプラン) | 67.96 mbps | 8.62 mbps | 42 ms |
UQモバイル | 55.25 mbps | 5.53 mbps | 44 ms |
ランチタイム
ランチタイム(PM12:30付近) | ダウンロード | アップロード | PING |
---|---|---|---|
mineo(auプラン) | 0.48 mbps | 5.87 mbps | 99 ms |
UQモバイル | 26.91 mbps | 10.88 mbps | 75 ms |
夕方
夕方(PM6:00付近) | ダウンロード | アップロード | PING |
---|---|---|---|
mineo(auプラン) | 0.58 mbps | 8.31 mbps | 96 ms |
UQモバイル | 32.55 mbps | 9.63 mbps | 60 ms |
※あくまで参考程度にしてください。




↓↓mineo(ランチタイム)ダウンロード:1.27Mbps↓↓
↓↓Wi-Fi ダウンロード:56.05Mbps↓↓




↓↓mineo(14時)ダウンロード:41.40Mbps↓↓

まとめ
スマホの平均料金って月額7433円だそうですが、1年利用すると
7433円 × 12か月 = 約9万円
これをmineoで通話SIMの3GBにした場合、
1510円 × 12か月 = 1万8120円
9万円 - 1万8120円 = 7万1880円
なんと年間で約7万円も安くなります。
夫婦だったら年間14万円以上もお得になるなんてスゴくないですか?
※シミュレーション結果はあくまで参考程度にしてください。

auユーザーの方、大チャンスですよ。m9`Д´) ビシッ
それでは、Can you survive?
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