
auの新プラン「povo」と、サブブランド「UQモバイル」で迷っている方へ。料金/速度/つながりやすさ/通話オプション/独自のサービス/デメリットで比較。スマホや電話番号はそのままで、毎月のスマホ代が安くなる!安さで選べばpovoだけど……
UQモバイルなら、最大1万3000円相当のポイント還元


auのサブブランドだから、格安SIMなのに通信速度が遅くならない。
混み合う時間帯や場所でもサクサク使えるから、より安い格安SIMのプランが出ても、乗り換える気にならないんだ。


・3GB、15GB、25GBという自分に合った容量から選べるし、面倒なトッピングがいらない
→ 月3GBで足りるなら結構安い(月1628円)
※対象のインターネットサービスを利用すると「自宅セット割」で月990円に!(auひかりを使っても割引されるけど、燃料費調整額の上限がなくなったのでオススメできない)
・「UQスポット」や「auショップ」などの店舗を利用できる
・あまったギガを繰り越せる
・iPhone 12/12 miniや、iPhone SE(第2世代)が安く買える
・(au・povo以外からの)MNPか新規申し込みで、最大1万3000円相当のau PAY残高還元


1.料金
2.速度
3.つながりやすさ
4.通話オプション
5.独自のサービス
6.デメリット
6つの観点から比較してみよう!
※今auを使っている人は「こちら」からご覧ください

目次
UQモバイルとpovoは、au系列の格安プラン

UQモバイルは、auのサブブランド。
povoは、auの料金プランのひとつです。

auもUQモバイルもKDDIのサービス
ドコモやauなどのキャリア(大手通信会社)から、UQモバイルやpovoに乗り換えれば、スマホ(機種)も、電話番号も、アプリやデータもそのままで、毎月のスマホ代がグーンと安くなります。

でも今はUQモバイルユーザーで、月15GBも使えるのに2000円程度で済んでる。


夫婦や家族で乗り換えたら、家計も大助かりっすね。

月額4928円
※2年定期契約。家族割引なし
povoにプラン変更して、3GBをトッピングすると……
月3938円安くなる(30日間で990円)
UQモバイルに乗り換えると……
・月3300円安くなる(月額1628円)
※対象のインターネットサービスを利用し、ネットの支払いをUQにまとめると「自宅セット割」で月額990円に!
・余ったギガは翌月に繰り越せる
・ギガ死したとき、auよりも速度が出る(最大300kbps)

1.UQとpovoを料金で比較
面倒なのがイヤな人は、UQモバイルのほうがオススメ
UQモバイルの場合「くりこしプラン+5G」という料金プランの中から、自分にあった容量を選びます。
UQモバイル「くりこしプラン+5G」の料金
プラン | 通信容量/月 | 料金/月 |
---|---|---|
S | 3GB | 1628円 |
M | 15GB | 2728円 |
L | 25GB | 3828円 |
※2023年1月時点。価格は税込 |


データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
---|---|---|---|
月額料金 | 1628円 | 2728円 | 3828円 |
自宅セット割 | -638円/月 | -858円/月 | |
合計 | 990円/月 | 2090円/月 | 2970円/月 |
※2023年1月時点。価格は税込 |



3GBの料金で、5GB
15GBの料金で、20GB
25GBの料金で、30GB
が使えるよ!




povoの料金
基本料金0円。
ただし、そのままだと通信速度が128kbpsと超遅い(キャリアで速度制限くらってるときと同じ速さ)。
また180日間以内にトッピングを購入するか、通話料やSMS利用料が660円を超えないと回線が停止される。


・使い放題:330円/24時間
・1GB追加:390円/7日間
・3GB追加:990円/30日間
・20GB追加:2700円/30日間
・60GB追加:6490円/90日間
・150GB追加:1万2980円/180日間


割引ナシで3GB 990円で使えるのはいいけど、30日間なのか……


でも、大容量を長期間で使いたい人はおトクだと思う。
3GB(30日間):330円
20GB(30日間):135円
60GB(90日間):108円
150GB(180日間):86.5円


2.UQとpovoを速度で比較
UQモバイルもpovoも、auの「4GLTE 800MHz」回線を利用しています。
povoは、auの料金プランのひとつなので回線設備がauと同じです。
KDDIが行った会見でも「povoの回線速度は、auと同程度」というコメントが出ています。
UQモバイルは、auに回線を借りてサービスを提供していますが(サブブランド含む)格安SIMの中で、最高クラスの通信速度を誇ります。


ソフトバンクを使っていた頃と比べても、遅いって感じたことはないよ。
UQモバイル🆚LINEMO 速度対決
~混み合う平日のランチタイム編~#UQモバイル 物理SIM
⬇68.9Mbps、⬆️24Mbps#LINEMO eSIM
⬇17.6Mbps、⬆️16.7Mbps※2021年9月2日 12:19~
東京都杉並区の高円寺駅前で、アプリ「SPEEDTEST」を使い、3回測定した平均値。iPhone SE(第2世代)のデュアルSIMを利用 pic.twitter.com/T869M6iTm9— 中島なかじ (@nakaji_55) September 2, 2021


3.UQとpovoをつながりやすさで比較


画像出典:https://www.au.com/mobile/area/4glte/800mhz
UQモバイルやpovoが利用しているauの「4GLTE回線」は、人口カバー率99.9%のサービスエリアを提供しています。






楽天は2020年4月にキャリア(MNO)としてサービスを始めたんだけど、まだアンテナを増やしている途中で、エリアによってはつながりにくいことがあるんだ。
※UQモバイルもpovoも、5G通信が利用可能
4.UQとpovoを通話オプションで比較
電話の利用が多い方は、キャリアから乗り換えると「電話代が高くなるのでは?」と心配されることが多いです。
しかし、キャリアも格安プランも通話料金は変わりません。
UQモバイル:22円/30秒
povo:22円/30秒




※LINE使いなよって思っちゃうけど……
UQモバイルとpovoには、電話代を抑えられる通話オプションがあります。
UQモバイルの通話オプション
- 60分までの通話定額:550円/月
- 10分以内のかけ放題:880円/月
- かけ放題:1980円/月
※国内通話のみ
※留守電や割込通話などが使える月額440円相当の「電話きほんパック(v)」が無料になる
さらに、60歳以上は「かけ放題」を月880円で利用可能です。




1回5分~10分って決まってると焦っちゃうし、長電話しても「合算して60分までなら550円」って、複雑な通話ニーズに応えたサービスだと思う。
povoの通話オプション
- 5分以内のかけ放題:550円/月
- かけ放題:1650円/月
※国内通話のみ
1回あたりの通話時間を気にしない国内通話の完全かけ放題が必要な人は、povoのほうが安く済みます。
5.UQとpovoを独自のサービスで比較
UQモバイルにしかないサービス
①節約モード:ギガを節約できる
UQモバイルには、ギガ(通信容量)を消費しなくなる「節約モード」があります。


アプリでかんたんに「節約モード」に切り替えられる
節約モードの間は、通信速度が若干遅くなりますが、SNS(特に文字が中心のTwitterやLINE)ならサクサク通信することができます。
※節約モード中の通信速度:3GBプランの場合は最大300Kbps、15GB/25GBプランの場合は最大1Mbps




②くりこし:余ったギガを翌月に繰り越せる


「いつもは15GBプランだけど、今月の余ったギガを使って来月は3GBプランにしよう」みたいに、スマホから簡単にプランを変更できちゃうの!
※ただし、繰り越せる容量は「契約しているプランの、基本ギガ数」まで
4月:15GBプランで契約(月額2728円)
→ 5GB余った
5月:3GBプランに変更(月額1628円)
→ 3GB + 繰り越し分3GB = 6GB使える
6月は15GBプランに戻す → 余ったギガを繰り越して3GBに変更 → 7月は3GB + α 使える


③サポートが手厚い:店舗でサービスを受けられる


auショップ 武蔵境店
UQモバイルは、チャットやメール、電話問い合わせだけでなく「UQスポット」や「auショップ」という店舗で相談したり、アフターサービスを受けられます。
また「UQあんしんサポート」というオプションを使えば、月額385円で電話や遠隔(リモート)操作のサポートが受けられます。




④スマホが安く買える


画像出典:https://shop.uqmobile.jp/shop
UQモバイルでは、人気のiPhone SE(第3世代)64GBモデルを4万8935円という安さで購入できます。
※128GB版は、6万190円/256版は、8万1415円


iPhone 12も買えます↓↓
UQモバイルのiPhone 12販売価格
容量 | 価格 | |
---|---|---|
MNP | 64GB | 8万9855円 |
128GB | 9万6420円 | |
新規 | 64GB | 9万5335円 |
128GB | 10万1920円 | |
機種変更 | 64GB | 10万6355円 |
128GB | 11万2920円 | |
※2022年8月時点。価格は税込 ※他社からの乗り換え=MNP(povo 2.0含む)と同時に購入&無料の「増量オプションⅡ」に加入した場合(機種変更除く) |
⑤自宅セット割でプラン料金がさらに安くなる
UQモバイルには割引制度があり対象のネット回線と利用すれば(「自宅セット割 インターネットコース」に申し込むだけで)ここまで安くなります↓↓
自宅セット割適用時の月額
データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
---|---|---|---|
月額料金 | 1628円 | 2728円 | 3828円 |
自宅セット割 | -638円/月 | -858円/月 | |
合計 | 990円/月 | 2090円/月 | 2970円/月 |
※2023年1月時点。価格は税込 |
※上記の価格になる「自宅セット割」には、auでんきを利用することで割引される「でんきコース」もある。ただし燃料費調整額の上限が撤廃されてしまったので、今はオススメできない
povoにしかないサービス
①トッピング:特定のサービスをたっぷり使いたい人向け
povoは、必要に合わせて「ギガ(データ容量)」や「特定のコンテンツ見放題」をトッピングできます。
- ギガ使い放題:330円/24時間
- DAZN使い放題パック:760円/7日間
- smash.使い放題パック:220円/24時間


しかも330円って結構安いよね!
また「ギガ活」といって、特定のサービスを利用したり、(エントリーしたうえで)au PAYの支払いを使うと、ギガ(データ容量)がチャージされるサービスもある。
ローソン/ローソンストア100/ナチュラルローソンで、税込500円以上の購入をau PAYですると、有効期限3日間の300MBがもらえる
カインズ/ベイシアで、税込2000円以上の購入をau PAYですると、有効期限7日間の1GBがもらえる


6.UQとpovoをデメリットで比較


UQモバイルのデメリット
・自宅セット割がないと、povoのほうが安い




アプリやショッピング、会員サイトなどの支払いをUQモバイルの利用料金にまとめられるよ!
povoのデメリット
・留守番電話サービスが使えない
→ UQモバイルなら、月418円で「留守番電話・三者通話・迷惑電話撃退」サービスがつけられる
・まだ国際ローミングが使えない(ahamo、LINEMOは使える)
→ UQモバイルなら、データ通信以外(音声通話とSMSのみ)ローミング可能
・店舗(auショップ)でサービスを受けられない(相談や故障対応など)
・機種(スマホ)が買えない
→ 機種変更したくなったら、家電量販店やApple Storeなどで購入できる
・トッピングの購入が面倒
→ ギガに7日間や30日間などの期限がある


UQとpovoって、結局どっちがいいの?


1.料金:3GBでいい/20GB超必要なら、povoのが安い(けどトッピングが面倒)
2.速度:povo(でも、UQも超速いし、遅くならない)
3.つながりやすさ:引き分け(同じ)
4.通話オプション:引き分け
→ 種類の豊富さならUQ、完全かけ放題ならpovoのが安い
5.独自のサービス:引き分け
→ 使い方による
6.デメリットの少なさ:UQ
→ povoは店舗で相談できないのとトッピングが面倒なのが難点


・3GB、15GB、25GBという自分に合った容量から選べて、面倒がない(トッピングしなくていい)
→ 3GBで十分なら断然安い(月1628円)
※電気代の支払いをUQにまとめると「自宅セット割」で月990円に!
・「UQスポット」や「auショップ」などの店舗を利用できる
・あまったギガを繰り越せる
・iPhone 12/12 miniや、iPhone SE(第2世代)が安く買える


翌月以降に、最大1万3000円相当のau PAY残高が還元される!
※新しく電話番号を取得する場合は、最大6000円相当
※スマホを同時購入する場合は、対象外


・3GBを30日間990円で使える
・150GBを180日間1万2980円で使える
・データ使い放題1日330円で使える
povoがオススメ。


auからUQモバイルやpovoに乗り換えたい人へ
乗り換えるメリット
・毎月のスマホ代が安くなる
・au IDやau WALLETポイントは、そのまま引き継げる
・SIMロックを解除しないでいい(一部の端末を除く)
→ とはいえ、無料でカンタンにどこのSIMカードも使えるようになるので、解除するのがオススメ


・乗り換えに手数料がかからない
→ UQモバイルの場合、一度請求されるけど翌月以降の利用料金から差し引かれる
乗り換えるデメリット
・auのキャリアメール(@au.com/@ezweb.ne.jp)は使えなくなる
→ UQモバイルの場合、月額200円でキャリアメール(@uqmobaile.jp)を利用できる
・auスマートバリューの対象外になる
・LINEの年齢認証ができなくなる
・家族割プラスの割引やカウントの対象外になる
→ povoの場合:2021年夏までに申し込めば、家族人数のカウント対象
・家族間通話無料にならなくなる
・auスマートバリューやスマイルハート割引の割引対象外になる
・家族割(家族間通話やSMS利用料)の割引対象外になる
・au契約期間を引き継げない
・povoにすると「auショップ」で相談や対応してもらえなくなる
・povoにするとpovoから端末(スマホ)は買えない
→ 家電量販店やApple Storeなどで購入できる
auからUQに乗り換えるときに必要な手続き
- UQモバイルの対応機種か確認
- auでMNP予約番号を取得
- UQモバイル公式サイトで申し込み
- SIMカードが届いたら初期設定
auからpovoに乗り換えるときに必要な手続き
- povoの対応機種か確認
- 公式サイトにau IDでログイン
- povoの契約手続き
Can You Survive?
※記事で紹介したサービスや商品を購入すると、売上の一部がサバイブに還元されることがあります。
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僕はauの「povo」と「UQモバイル」が気になってるんす。