転職エージェントの比較は無意味。おすすめの選び方&活用方法

失敗しない転職
ぺーちゃん
社長、私、転職しようと思っているんですけど、転職エージェントって使ったほうがいいんですか?
せいきゅん
まず、転職の相談を、社長の私にするのから改めたほうがいいと思う。
ぺーちゃん
せいきゅん、詳しいから(照)
せいきゅん
(照)じゃねーし。

転職するなら、転職エージェントを活用したほうがいい。

しかし、その前に「転職する目的」がはっきりしていなければいけない。「何となく今の会社が不安だから」という程度なら、転職はやめておいたほうがいいぞ。

ぺーちゃん
転職する目的は、今の会社の給料が少なすぎるからです!
せいきゅん
くっ……
ぺーちゃん
冗談ですよ(笑)

まだ完全に目的が明確じゃないですが、70歳まで年金がもらえない時代になっていくなかで、企業から求められる人で居続けるために必要なスキルを身に着けたいなと。

せいきゅん
そうだな。自分の勝負する分野やポジションが決まり、今後、自分には何が必要かわかったら、その必要なものを得るために転職するのは大いに賛成だな。

高度成長期にもてはやされた終身雇用制度は、これからの時代に大きなリスクになり得る。新卒で入社し、ランダムに配属先を決められ、ジョブローテーションの慣例のもと、いろいろな部署を転々とし、何も専門性がないまま40代になってしまうことがある。そして突然、会社が傾き、50歳手前で希望退社を迫られる。

このような人たちが、今、どれだけ転職活動で苦しんでいるか… こんなことにならないように、20代のうちから自分の勝負する分野とポジションを決めて、常に転職を意識しながら働くことが重要だ。

ぺーちゃん
たっ、大変ですね。
せいきゅん
仕方ないな。そういう時代になったんだ、日本は。
ぺーちゃん
では、転職する目的が明確に決まったとして、その場合は、転職エージェントを使ったほうがいいのですか?
せいきゅん
そうだな。人間というのは、自分を客観的に見ることが、ものすごく苦手だ。転職エージェント(キャリアアドバイザーやコンサルタントという肩書)は、客観的にぺーちゃんの強みや、労働市場での価値を教えてくれる。
ぺーちゃん
それはそれで、怖いっす。
せいきゅん
まぁ仕方ないよね。でも、間違った努力を続けて、給料が上がらなかったり、どの会社からも必要とされない人材になるほうが、もっと怖い。
ぺーちゃん
確かに…
せいきゅん
今までの仕事のやり方じゃ、どこにも転職できないということが早くわかったほうが、今やるべきことが見えて、数年後にキャリアアップできる可能性が高まる。
ぺーちゃん
そうか、今は転職しないということを決めるのも大切ですね。
せいきゅん
そう。だから、転職は、仕事が順調なときに考えるものだ。
ぺーちゃん
えっ、そうなんですか!?
せいきゅん
切羽詰まった状態で転職活動をすると、現職にとどまるという選択肢がなくなる。そうすると、ろくでもない会社、いわゆるブラック企業に入社してしまうリスクが高まる。人は焦っていると、判断力が著しく低下するからね。

だから、今の職場が切羽詰まった状態でないときから、「もしこの会社を辞めることになったら、どうするか」というのを考えておく。

ぺーちゃん
戦略的ですね。
せいきゅん
当たり前だ!

会社員は、自分の労働力と引きかえに、給料をもらう。常に、自分という商品が一番高く売れる場所を考えておかないと。

一番やってはいけないのが、退職した後に、転職活動をすること。企業は、現在働いている人しか評価をしない。必ず転職先が決まってから、現職は辞めること。

ぺーちゃん
はい。
せいきゅん
できる人は、定期的に転職エージェントに会って、自分の労働市場の価値を確認している。しかし安易に転職しない。自分が一番高く売れる最高のタイミングを見計らっているんだ。
ぺーちゃん
なるほど。
せいきゅん
転職エージェントは、ぺーちゃんの価値をあげるパートナーだと考えればいい。医者や弁護士のように、客観的かつ専門的にアドバイスしてくれる。優秀なエージェントは「今は転職すべきじゃない」と言ってくれる。
ぺーちゃん
しかも無料なんですよね?
せいきゅん
そうだけど、無料だからこそ、気をつけなければいけない。

彼らは人を転職させない限り、手数料がもらえない。つまり、彼らの仕事はやってきた転職希望者を転職させることだ。

ぺーちゃん
転職する目的が明確じゃないと、何となく良さそうな会社を紹介されて、褒められておだてられて、何となく転職をしてしまいそうですね。
せいきゅん
そうなんだ。

ノルマに追われている転職エージェントは、やって来た転職希望者を、何としてでもどこかの会社に入れようとする。このやり方では、企業と転職者の間にミスマッチが起きる可能性が高く、転職者は再び、次の転職を検討することになるだろう。

日本では、転職回数が多いことで不利になることもある。だから、何となく転職をしてしまうほど、会社員として危険なことはない。

転職する目的が明確なら、その目的を実現できる会社にしか行かない。目的が達成できないなら、今いる会社で、もっとやれることをやったほうがいいという決断になるかもしれない。

ぺーちゃん
そうか。必ず転職しなきゃいけないわけじゃないですもんね。
せいきゅん
そうだな。あくまで、転職する目的が実現できる可能性が非常に高い場合だけ転職する。

そして転職する目的が明確になった場合、自分が考えている自分の市場価値と、外から(転職エージェントや企業から)見た市場価値を比べることは重要だよね。

ここが大きく乖離している場合は、やはり努力の方向性が間違っているということになる。

ぺーちゃん
はい。で、どこの転職エージェント会社に登録すればいいですかね?

転職エージェント会社と一口に言っても、その種類はちょっとびっくりしてしまうくらい多い。それなりの規模の会社でも100社以上。少人数の会社や、個人事業主のエージェントを含めれば1万5000社以上ある。そして、毎年1000社ぐらいが新規に開業し、同じく1000社ぐらいが廃業していく。

この中から、ぺーちゃんにとって「ベスト」なエージェントを見つけようとしたら、それだけで1年間以上かかってしまう。

そこで、効率よく転職エージェントを活用できる、転職エージェントのおすすめの選び方&活用方法を伝えたい。

この記事の内容を簡単に説明すると

・必ず、転職する目的を明確にしてから、転職エージェントを活用する。

・優秀な転職エージェントは、医者や弁護士のように、客観的かつ専門的にアドバイスしてくれる(今は転職すべきでないと言ってくれる人もいる)。

・人間は自分のことを客観的に見ることが苦手なので、是非とも優秀なエージェントに労働市場での自分の価値を見てもらうべき

・しかし優秀な転職エージェントに出会うのはなかなか難しい

・だから複数の会社に登録して、その中から自分に合う優秀なエージェントを見つける。

・優秀な転職エージェントが見つかったら、気に入られなければダメ

・それでも転職エージェントを信じきらず、必ず自分で応募する会社を調べる

せいきゅん
さっそくだけど、まずはこの転職エージェント比較一覧表を見て欲しい。数あるエージェントの中でも、比較的大手のエージェントを列挙してみた。

 

転職エージェント名備考・特徴企業の売上高従業員数※2
リクルートエージェント求人の質/量ともに業界No.1級1127億円
1.8兆円※1
3508人
doda(デューダ)リクルートと双璧。業界No.1級5175億円※14321人
パソナキャリア女性への転職支援が高評価2262億円※17908人
マイケルペイジハイクラス向け。英国が本社1597億円※1110人
アデコ
(Spring転職エージェント)
ORICON 2018年利用者満足度No.11506億円※12600人
マイナビエージェント若手に強い。総合大手1097億円※15900人
メイテックネクスト製造業系エンジニア専門899億円※17132人
ランスタッド外資系強い。世界規模。日本進出715億円※1非公開
第二新卒 AGENT neo第二新卒、フリーターを手厚く338億円※12043人
エンエージェント細やかなサポートあり261億円※11070人
Aidem Smart Agent25-35歳限定。老舗254億円※11353人
レバテック キャリアIT・Web系エンジニア専門195億円※1180人
ハタラクティブ未経験者歓迎。フリーターもOK140億円※1450人
JACリクルートメント外資・ハイクラス実績No.1138億円665人
type転職エージェント転職者をサポートする気持ち強い86億円※1490人
ワークポートIT・Web業界に特化30億円
283人
MS-Japan経理/財務/人事/総務/法務専門24億円135人
ロバートウォルターズ外資かつハイキャリア向け非公開140人
エリートネットワーク徹底した企業調査が強み非公開25人

※1:グループ会社及び関連会社を含む。
※2:雇用形態は各社掲載情報に拠る。

ここでは「売上高」「従業員数」という、会社の規模感を比較している。他のサイトでは「サポート力」や「求人の質」などといった項目で比較しているところも多いはずだ。

せいきゅん
しかし! この会社規模の表も含めて、こういった一覧でのエージェント比較はあまり意味がない

 

転職エージェントとは、転職を希望する人に対して転職活動のサポートを行う担当者のことを指す(キャリアアドバイザーやコンサルタントという肩書の人)。言葉としては企業全体を指す際にも使われるが、結局のところぺーちゃんの転職を支援してくれるのは転職エージェントといういち個人なんだ。

だから、転職エージェントの良し悪しは、どこまでいっても担当者個人の技量に左右されてしまう

そのため、いくらアンケートを取って比較表を作ったとしても、高評価のエージェント会社にいる、イマイチのエージェントに当たってしまったら意味がない。

求人の数も多いほうがいいのは事実だが、実際はそのエージェントが深く入りこめている会社や、詳しい業界でないと、いい案件を提案することは不可能だ。だから求人数が膨大にあるだけでは意味がない。

今回はその事実をふまえた上で、転職エージェントのおすすめの選び方&活用方法を解説していく。

せいきゅん
ちなみに、記事の後半では「そもそも転職エージェントってどういったサービスか?」ということを分かりやすく解説している。転職エージェントをよく理解できていないという人は、そこから読んでもいいかもしれない。
 
転職エージェントとは?
※記事の後半部分にジャンプします

転職エージェントのおすすめの選び方

ぺーちゃん
転職エージェント会社の比較が意味ないとすると、どうやっていいエージェントを見つければいいんですか?
せいきゅん
まぁ、運次第だな。
ぺーちゃん
えぇーーー!! この記事、終わっちゃうじゃないですか!
せいきゅん
本質とは常にシンプルなものだよ、ぺーちゃん。
ぺーちゃん
(こいつ…… この会社、早く転職したほうがいいな)
せいきゅん
まぁそれだと身もふたもないのでもう少し説明すると、さっきも説明した通り、ぺーちゃんの担当になる転職エージェント個人の知識と人脈、情熱が、そのままぺーちゃんの転職活動の成否を握ることになる。
ぺーちゃん
なるほど。
せいきゅん
ぺーちゃんの「キャリア(価値)を棚卸し」してくれて、それをどういう会社や職種で活用したら、ぺーちゃんの付加価値(給料)が高まるかを考え、提案してくれる転職エージェントに会えるかどうかだ。
ぺーちゃん
そんな人がいたら、心強いですね!
せいきゅん
そう。だから、転職エージェント会社を選ぶ際に最も重視すべきは、いかにこの提案力の高いエージェントに出会える可能性が高いかどうかで、決めるしかない。

転職エージェントは「提案力」の高さが命!

転職エージェント会社に登録すると一人のエージェントが専任として転職希望者の担当になる。この担当制度にこそ、転職エージェントサービスの魅力であり、それと同時に落とし穴が潜んでいる。

転職エージェントの大きなメリットの一つとして、自分にとって思いもよらぬ、最適な求人を提案してもらえることがある。提案力の高いエージェントであれば、転職希望者の要望をしっかりと聞き出し、今までやってきた仕事を棚卸しさせて、要望にマッチする企業を提案してくれる。

ぺーちゃん
自分だけでは見つけられない会社や業界、職種を提案し、そこに行ける可能性を高めてくれる人こそ、優秀な転職エージェントなんですね。

 

しかし、エージェントが新人であったり、実力不足であったりして、上手にヒアリングや提案ができない場合もある。

エージェントの能力が低いと、自分の要望と違う求人ばかりを勧められたり、コミュニケーションの齟齬(そご)が頻繁に起こったりと、無駄な労力を使うことになる。人間だから、相性というのも大きい。エージェント会社も最大限努力をしているとは思うが、こればかりは仕方ない。

そして、実は転職エージェントは新人が意外と多い。なぜなら、独立がしやすい業界だからだ。冒頭で、毎年1000社ぐらいが新規に人材紹介事業をはじめると言った。転職エージェント事業は、一人でも始められるから参入障壁が低い。だから優秀な人は、独立してしまうことも多々ある。

優秀なエージェントの中からは独立する人がいて、ノルマを達成できないエージェントはこの業界を辞めていく。そうすると、必然的に現場のエージェントは、新人が増える。

では、どうすれば優秀な転職エージェントに会う可能性を高められるか?

一番いいのは、友人に優秀な転職エージェントがいることだが、そういう友人がいればこのページを見ないだろう。あとは友人に転職相談し、給料のことなどを話すのは気が引けるという人もいるはずだ。

せいきゅん
となると、単純に複数のエージェント会社に登録して、そこからエージェント個人を厳選していくという方法をとらざるを得ない。

複数登録し、絞っていくのが正しい使い方

エージェントの絞り込み

能力の高いエージェントを見定めるためには、複数の転職エージェント会社に登録し、比較検討すればいい。具体的には「大手のエージェント会社2~3社」と「自分の属性や、目指す職種・業界に強いエージェント会社1~2社」に登録して、そこからスキルが高く、相性があうと感じたエージェント2~3名と付き合うのが賢い使い方だ。

しばらくやり取りを続けていけばエージェントの質は分かってくると思うが、一見するだけでは判断が難しい。

なので、質の悪いエージェントの特徴リストを紹介しよう。担当になったエージェントに、以下のような特徴が見られた場合は、早急にエージェントの変更を行ってもらいたい。

エージェントの絞り込みポイント

・上から目線で態度が横暴。
・キャリア診断前なのに、応募させようとする。
・転職希望者に断りもなく、勝手に応募してしまう。
・希望と違う求人ばかりを勧めてくる。
・エージェントが応募する求人の仕事内容を理解していない。
・具体的なアドバイスがもらえない。
・転職希望者がその会社のことをよく知らないのに応募させる。
・業界のことに精通していない。
・何となく本音で話しづらい。
・仕事中でも構わず電話をかけてくる。

優秀な転職エージェントの特徴

・転職希望者の長期的な労働市場価値の向上を第一に考えている
・よく話を聞き、転職希望者の希望に沿う会社を何度も探してくれる
・応募する会社の人事担当者やマネージメント層と信頼関係があり、趣味や性格などの情報も知っている
・その会社に入るデメリットや懸念点も、しっかりと教えてくれる
・履歴書や職務経歴書をしっかりチェックしてくれる。面接のリハーサルもしっかり行ってくれる。

エージェントの変更ができることを知っておく

ぺーちゃん
でも変更っていったって、どうやってエージェントを変えればいいんですか?
せいきゅん
エージェント会社に「エージェントの変更」を申し出るんだ。
ぺーちゃん
え? エージェントのチェンジなんてできるんですか? キャバクラでも、気に入らない子をチェンジなんてしたことがないし、悪い気がします……
せいきゅん
いやいやぺーちゃん、自分と合わないエージェントに付き合っていたら、お互い不幸だよ。どうせそのエージェント経由で転職なんてしないんだし。エージェントも暇なわけではない。

大手の転職エージェント会社では、担当者を通さずに、担当者の変更をお願いすることができる

転職エージェントは、ぺーちゃんがお金を払っていないのに尽くしてくれるから、切り出しづらい気持ちもわかる。しかし、エージェント側は、ぺーちゃんの転職を成功させない限り報酬をもらえない。だから、エージェント会社としてもぺーちゃんに合うエージェントに変更してもらいたいと思っているのさ。

ぺーちゃん
はい。でも、なかなか気まずいですよね……
せいきゅん
もちろん、そういう気持ちもわかる。だからこそ、まずは複数の転職エージェント会社に登録することが重要なんだ。

複数のエージェント会社に登録し、「この人はないな」と思ったら、メールで「転職するかどうかを再度検討したいので、しばらく求人の紹介は止めて頂けますと幸いです」とかなんとか送ればOKだ。彼らも、別の転職希望者の対応で忙しい。

登録すべき転職エージェント会社

転職エージェント選びでいちばん大切なことは「能力が高く、気が合うパートナー(転職エージェント)を見つけること」に尽きる。

まず、dodaとリクルートエージェントは、求人数が圧倒的なので、登録せざるを得ない。ここが、他社のエージェントとの比較基準にもなる。
1.doda(デューダ)
2.リクルートエージェント

dodaとリクルートエージェントの大手2社は、一人の転職エージェントが抱える転職希望者の数も莫大になる(100名弱)。なので、物理的に一人にさけるサポート時間は少ない

そこでサポートが手厚いtype転職エージェント(東京・神奈川・千葉・埼玉のみ)やパソナキャリア、JACリクルートメントに登録して、じっくり話を聞いてもらうのがいい。

3.type(タイプ)転職エージェント

女性なら、リクルートエージェントの代わりに、女性への転職サポートで高評価を受けているパソナキャリアを選んでもいい。
4.パソナキャリア

年収500万円以上の人は、JAC(ジェイ・エイ・シー)リクルートメントにも登録すべき。JACリクルートメントは、サポートが手厚いが、年収が低いと断られることがある。
5.JACリクルートメント

この他に、「エンジニア等の専門職」や「第二新卒や正社員経験のない人」、「ハイクラス人材や35歳以上の人」などに当てはまる場合は、それに特化した転職エージェントにも登録したほうがいい。

エンジニアや専門職向けエージェント

■IT・Web・ゲーム系エンジニアは、IT・Web系エンジニア・クリエイター専門エージェントのレバテック キャリアが一番のおすすめ。エージェントが、エンジニアの仕事内容をちゃんと理解しているので、「転職希望者の要望」と「エージェントの提案」のミスマッチが起きにくい。
★以前にヤス石田がレバテック キャリアに取材に行っている>>

他にも、ワークポートや、type転職エージェントマイナビITは、IT・Web・ゲーム系に強い。

■製造業系エンジニアは、製造業やメーカー、工場のエンジニアに特化した転職エージェントのメイテックネクストが一番のおすすめ。製造業界で40年間人材紹介を行っている老舗で、製造系エンジニアの求人数はNo.1。エージェントの半数以上はメーカーの技術系出身者で、エンジニアの仕事をわかっている。

マイナビ エンジニアや、テクノプロキャリアも、製造業系エンジニアに強い。

■管理部門経理財務人事総務法務{税理士・弁理士等の士業の人含む})は、管理部門特化型エージェントの MS-Japan にも登録することをおすすめする。

公認会計士として転職を考えているなら、マイナビ会計士がいい。

その他の専門職、■アパレル関係クリーデンスファッショーネ等)や■介護士ベネッセ介護士お仕事サポートマイナビ介護職等)、■看護師ナース人材バンク等)、■保育士スマイルSUPPORT保育等)、■薬剤師薬キャリエージェント等)、■医師リクルートドクターズキャリア等)などは、専門の転職エージェントにお願いするのがいい。

第二新卒者や正社員経験がない人向け

第二新卒者や社会人経験が少ない人は、上記1~4の大手エージェントに登録を断られることがあるかもしれない。そんなときは、Spring転職エージェント(アデコ)に登録しよう。登録を断られることはまずないし、サポートも丁寧だ。

他にも、第二新卒者や正社員経験がない人は、ハタラクティブがおすすめ。エージェントが手取り足取り、正社員として採用されるためのノウハウを教えてくれる。

第二新卒 AGENT neoも、フリーターを正社員にすることを得意としている。

35歳以上の人やハイクラス人材、経営幹部層向け

●JACリクルートメント
先ほどもあげたが、年収800万円以上のハイクラス人材の求人は、JACリクルートメントが圧倒的に強い。オリコンが発表している転職エージェント会社顧客満足度ランキングでも、2015年〜2017年の間、1位を獲得。

●ビズリーチ
転職エージェントではないが、有料転職サイトのビズリーチも、外資やハイクラス人材の転職におすすめだ。

自ら非公開案件に応募するためには1か月2980~4980円の費用がかかる。だからこそ他の転職サイトと違い、ビズリーチから申込んでくる人は少なく、意識が高い。企業側も、そういう認識(来る人はハイレベル)だから、面接まで結びつきやすい。

またヘッドハンターからのスカウトは無料機能なので、無料登録してみて、ヘッドハンターからの連絡を待ってみるのもいい。

35歳以上で、転職エージェントに登録してもエージェントが熱心に動いてくれない場合(大手エージェントは転職が決まりやすい20代を中心に扱いたい)、ビズリーチで費用を払って求人に申込んでいくのが、一番面接までつながりやすいと思う。

●キャリアカーバー
リクルートが運営するハイクラス求人限定のキャリアカーバー(CAREERCARVER)を使ってみるのもいい。

ここも一般的な転職エージェントサービスではなく、登録されている転職エージェント(コンサルタント)800人の中から、担当者を指名することができるサービスなんだ。もちろんスカウト機能もあるから、登録してヘッドハンターからの連絡を待つのもOK。

●キャリアリリース40
元リクナビ編集長の黒田真行さんが立ち上げた、35歳以上のための転職支援サービスキャリアリリース40

人事部をスルーして、社長、経営者、役員、現場のキーマンに直接声をかけるという「一本釣りシステム」なのが特徴。

●森本千賀子さんのmorich
森本千賀子さんは、元リクルートの伝説の転職エージェント。リクルートでの累計売上実績は、歴代トップ。約1000名を超える経営者の相談役として公私を通じて関係を持っている。その森本さんが、2017年9月にリクルートを辞めて、立ち上げたのがこのmorich。経営幹部層の人材紹介。

●田畑晃子さんのKeep in touch
同じく元リクルートのトップ転職エージェントだった田畑晃子さんの会社。
Keep in touch

登録すべき転職エージェントの詳細

doda(デューダ)

リクルートと双璧をなす総合人材サービス大手「パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)」が運営する転職エージェントdoda。

求人数と転職支援実績は、当然No.1級。非公開案件もかなり豊富。

優秀なエージェントに当たった!という報告が多い。

伝統的には、IT・通信系の会社に強い。また、内定後に年収交渉を一番がんばってくれるのが、dodaではないだろうか。

とにかく登録して、担当エージェントに会ってみるのが吉。

【29歳(男性)の口コミ】

これまでは転職サイトで情報を集めたり、ハローワークなどで求人を探していたのですが、もっと効率よく転職活動を行いたいと考え、転職エージェントを利用することに決めました。

dodaの転職エージェントから電話がかかってきて、いろいろと話していくうちに、直接会ってお話をすることになりました。

現在の転職活動や、どのような職に就きたいのか伝え、転職エージェントの方からは、転職に関するさまざまな情報をお伺いしました。

すでにそのときに、私の希望に近い未公開の求人をいくつか紹介してくれたのを今でもはっきりと覚えています。打ち合わせした時間は約2時間ほどだったと思います。

dodaの転職エージェントの方は、私が話しやすいようにいろいろと工夫をしてくれたので、とても話しやすかったです。

その後も、さまざまな未公開求人を紹介していただき、効率よく転職活動を行っていくことができました。

面接対策や職務経歴書の書き方などのコツも教えていただき、転職が成功できたのはdodaの担当の方のおかげです。

doda

【doda】公式サイトを見る

 

リクルートエージェント

自他ともに認める転職業界のキング、リクルート! 採用する企業側も、リクルートを外すには勇気がいるから、「とりあえずはリクルートも」となりやすい。そのため圧倒的な求人案件数がある。

優秀でアニマルスピリットが豊富な人材が入社するリクルートだから、できるエージェントも多い。

しかし逆に言うと、転職希望者の多くはリクルートエージェントにも登録するので、ライバルが多い。求人も転職希望者も莫大な中で、自分をしっかり転職エージェントにアピールしないと、本気のサポートは受けづらい。

関東近郊だけでなく、地方求人もカバー。リクルートエージェントは、約90%が非公開求人だから、転職活動のバリエーションを増やすためにも登録は必須と言っていい。

伝統的には営業職がとりわけ強いが、他のエージェントと比較するにあたって、営業職以外も、やはりリクルートには登録せざるを得ない。

リクルートエージェントのセミナー

模擬面接や履歴書の添削はもちろんのこと、転職にあたっての心構えなど、多くのセミナーが催されている。はじめての転職活動に臨むなら、リクルートエージェントに登録して、セミナーなんかにも参加するのはありだと思う。

【34歳(男性)の口コミ】

5社の転職エージェント会社に登録しましたが、一番案件数が多く、親身に対応してくれたのがリクルートエージェントでした。特に対応の良さが抜群でした。登録後、電話での面談で私の要望を直接口頭で聞いてくれました。

さらに良かったのは、やはり案件数の多さです。私が希望するマーケティング職は人気で案件自体が少なかったのですが、それでも担当の転職エージェントの方が必死で探してきてくれ、5社以上の案件を紹介していただきました。

リクルートエージェント

【リクルートエージェント】公式サイトを見る

 

type(タイプ)転職エージェント

type転職エージェントの特徴は、個人のエージェント(キャリアアドバイザー)の個性が出ている点だ。

typeのサイトには、各エージェントの顔写真とプロフィールが公開されている。何度も言うように、結局は転職エージェントのスキルと相性によって、転職の成否が変わってくる。各転職エージェントのプロフィールが公開されていることは、とても好感が持てる。「うちの強みは、個人の転職エージェントなんだ」というのが伝わってくるよね。

typeには取材に行かせてもらったが、業種ごとに分けられたエージェントたちは、日々勉強を重ね、提案力の向上に磨きをかけている。

担当になったエージェントが転職希望者に合わせて応募企業を一社一社手作業で選んでいるのも、他社と異なる特色。経歴や年収を打ち込むことで、機械的に応募企業の候補がリストアップされるところとは違う、type転職エージェントのこだわりだ。

だからこそ前職とはひと味違った企業が、応募求人の候補に上がってくる可能性がある。明確な希望業界が決まっている人はもちろんのこと、自分の能力を必要としている業界や職種を探している人にも、利用してもらいたいね。

【29歳(女性)の口コミ】

今回の転職は広報からWebマーケティング業界へのキャリアチェンジでした。これまで制作した企画書やポートフォリオをまとめ、うまく話せるようにプレゼンの練習も行いました。

こういった面接対策に、typeの方は担当のコンサルタントの方を含め5名も対応してくださいました。結果、当日の面接は非常にスムーズに話すことができました。面接後は次の選考に進むかどうか求職者の意向を尊重してくれるので、無理に選考を進めないところも好印象です。

最終的に今回の転職活動で内定が複数出ました。どの企業に行くべきか悩んでいるときも、長時間、コンサルタントの方が一緒に悩んでくれて、本当に心強かったです。

type転職エージェント

【type転職エージェント】公式サイトを見る

せいきゅん
我々サバイブは、type転職エージェントの方に直接、話を聞いてきた!

type取材

 

JAC(ジェイ・エイ・シー)リクルートメント

外資系・ハイクラスの転職に、とても強いJACリクルートメント。年収500万円未満の人は、登録することが難しい。エージェントも落ち着いた紳士的な人が多い。

JACリクルートメントの最大の特徴は「全ての在籍エージェントが企業と転職希望者の担当を兼ねている」という点だ。これは両面型エージェントと呼ばれ、企業と転職希望者の情報伝達に齟齬(そご)が起きにくいというメリットがある。

一般的に(特に大手では)、一人の転職希望者に対して一人のエージェントがつくことが多いが、JACでは一人の転職希望者に複数名のエージェントが担当につくことがある。JACだけで複数のエージェントを比較することができるので、エージェントの切り替えが容易になり、また選定の基準も設けやすくなる

JAC オリコンランキング

オリコンが発表している「人材紹介会社の顧客満足度ランキング」では、2015年〜2017年の間、堂々の1位を獲得。質の高さと満足度は関連性があると推測できるため、優秀なエージェントが多いのだろう。

外資系の企業に興味がある人をはじめ、紳士的な質の高いエージェントを感じるために、JACリクルートメントも登録すべき。

【27歳(女性)の口コミ】

シンガポールではエージェントを通さずに自分で直接会社宛に履歴書を送っても、なかなか書類審査を通らないそうです。実際、JACリクルートメントにない案件を、私個人でその会社にメールを送ったことがありましたが、返信すらもらえませんでした。

JACリクルートメントのエージェントを通したおかげで、2日間という短い期間に面接をまとめてセッティングしてくれ、書類審査から面接、採用までとてもスムーズに決まりました。

JACリクルートメント

【JACリクルートメント】公式サイトを見る

 

せいきゅん
とにかく、何人かの担当エージェントに会ってみる。そうすれば、自分との相性や、誰が優秀なエージェントかはわかるだろう。

そして、客観的にぺーちゃんの強みや、労働市場での価値を教えてもらうことだな。

ぺーちゃん
はい。

転職エージェントに好かれろ!

せいきゅん
ぺーちゃん、ここまでは優秀な転職エージェントの見つけ方について言及してきた。

次は、転職エージェントに気に入られる方法だ。

ぺーちゃん
転職エージェントに気に入られる? 私がお客さまですよね?
せいきゅん
ぺーちゃん、優秀な転職エージェントは忙しい。優秀な転職エージェントを見つけるだけではダメで、彼らに好かれない限り、彼らはぺーちゃんを本気でサポートしてくれない。
ぺーちゃん
そっ、そうなんですか!

優秀な転職エージェントは、何人もの転職希望者を抱えている。彼らは、転職希望者がクライアント企業から内定をもらい、入社しなければ報酬がもらえない。となると、必然的に採用がすぐに決まりそうな人ほど、彼らは本気でサポートする。

ぺーちゃん
転職がすぐに決まりそうな人とは?
せいきゅん
正社員経験のある20代や、エンジニア、専門職は決まりやすいので有利だ。

あとは、エージェントもやはり人間だから、好感の持てる人のことはサポートしたくなる。

そのために大切なことは、ちゃんと「今すぐ転職する意思」があることと、「転職する目的」がはっきりしていることだ。

いつか転職したい」とか、「何となく今の会社が不安だから転職したい」という人は、企業に紹介することもできず、優秀な転職エージェントも本気になれない(逆に、優秀ではない転職エージェントは、こういう何となく転職したい人を、どこかの企業に押し込んだりする)。

今すぐに転職する意思表示をしたところで、エージェントが紹介してくれる企業に、転職しなければいけないわけではない。あくまでも、転職する目的を叶えてくれる会社、自分が納得できる会社があれば、「今すぐに転職したい」ということだ。

ぺーちゃん
なるほど。冷やかしは、本当に困りますね。
せいきゅん
そうなんだよ。

だから、転職エージェントに「自分はすぐに転職が決まる人材だ」ということを売り込む必要がある。「すぐに転職する意思」があり、「転職する目的がはっきり」していて、かつ「優秀な人材」であることをアピールしなければ、転職エージェントがクライアントである企業にぺーちゃんを紹介することはない。

ぺーちゃん
優秀な人材であることのアピール… どうすれば……
せいきゅん
シンプルで効果的な売り込み方法は、「清潔感のある身だしなみ」と「早いレスポンス」だ。

エージェントの多くは、「優秀な人は、清潔感のある身だしなみをしていて(髪やひげ、服装、かばん、くつ等)」、「優秀な人のレスポンスは早い」と思っている。

となると、エージェントに最初に会うときに、髪や服装に注意を払うことと、何かを聞かれたり、提出をお願いされたら、すぐに返信(即レス)することがとても大切だ。

ぺーちゃん
それなら私にもできます。他に気をつけることはありますか?

あとは企業のうわべだけで選り好みをしないことだね。エージェントがせっかく見つけてきてくれた有名でない「いい会社」に対して、「知らない会社だから、無しで」とかは絶対に言わないこと。少なくとも、自分でその会社を調べてみろ。隠れたいい会社である場合が多いと思う。

エージェントが提案してくれた企業に、必ずすべて申込めとは言わないが、断るなら、その合理的な理由をしっかり伝えることだな。

ぺーちゃん
自分が知らない会社の場合、どうすればいいんでしょうか?

転職エージェントを信じきるな。必ず自分で会社を調べろ

せいきゅん
転職エージェントが紹介してくれた企業は、有名だろうと無名だろうと、必ず自分でその会社を調べてほしい理由は2点ある。

まず1点目が、その会社の「将来性」と「弱点」を知るためだ。

これから何年、何十年も働く会社に、将来性があるかどうかを知らなければ、その会社に行きたいかどうかなんて決められない。入った後に、その会社の売上げは下落傾向にある斜陽会社だったことがわかったなんて、笑い話にもならない。

自分のこれからの労働市場での価値を上げることと、楽しく、より自由に働くことのために、一番重要なのは、「市場が伸びていくであろう産業や職種」で働くことだ。

職業に貴賎はないが、今後、多くの人から求められる仕事と、反対に衰退していく仕事がある。その仕事で日本一になれるような人は、衰退していく仕事だろうが、問題はない。

しかし、私やぺーちゃんのような普通の人間は、伸びていく産業や職種で専門性を身に着けることが重要だ。そうすれば、今後、その仕事の市場価値は勝手に上がっていく。

そして、伸びている産業の会社は社内が明るく、チャンスが多い。仕事や人の動きも活発で、マンネリ化しない。こういう会社で働くことが、その仕事を好きになれる可能性を高くする。

だから、働く会社を決めるにあたっては、今、大きな会社や有名な会社であるより、10年後、20年後その会社はもっと成長しているか?という視点で考えなければいけない。

もしまた転職することになっても、伸びている産業に身を置いておけば、ぺーちゃんの市場価値は勝手に上がっているし、その業界の求人数も多いから、有利であることは言うまでもない。

次に、なぜその会社の弱点を知っておいたほうがいいのかは、その会社で自分の強みを生かせるかどうかを確認するためと、面接に勝つためだ。面接は戦場であり、その会社の弱点を知らないと面接に勝つのは難しい。彼らは、自社の弱点を補うために人を採用するからだ。

面接では必ず志望動機を聞かれる。これは内定(採用)に関わる、とても重要なパートにもかからず、多くの求職者は、たいした志望動機を持っていない。半数は、転職エージェントに勧められたから、面接を受けているだけなのだ。

だからこそ、ここで「御社の〇〇な弱点を、私の強みでカバーできる」ということを言えれば、面接を勝ち抜くチャンスが広がる。

ぺーちゃん
その会社の「将来性」と「弱点」は、どうやって調べればいいんですか?
せいきゅん
まずは会社のWebサイトを見る。もう隅から隅まで見ること。会社のミッションやビジョン、商品やサービス、全部詳しく確認し、重要だと思う部分はノートに書きだしたり、プリントアウトしてファイリングする。

求人ページも、その会社のビジョンが語られることが多いので、要チェックだ。

また自社サイトだけでなく、その会社の「社名」や「社長の名前」をGoogleやYahoo!で検索すると、取材記事やニュースなどが出てくるかもしれない。これらを読んで社長のビジョンや競争戦略、社外の人は、その会社をどう認識しているかなどを確認しておこう。

特に、社長が書いた書籍があるならば、必ず買ってチェックしておきたい。

さらに、社長や幹部役員がブログやSNSをやっているなら、これもチェックだ。経営陣が普段、どういう行動をし、どういう発言をしているのかを見て、成長していく産業に本気でチャレンジをしているのか、そのやり方は自分に合いそうなのかを、丁寧に調べるんだ。特に、創業者=現社長の場合は、社長がどういう考えを持っているかで、その会社がどういう会社になっていくのかが予見できる。必ず、いろいろな角度から、社長を検証しよう。

また、ライバル企業や、その会社のお客さまのことを調べるのも、その会社を知る手助けになる。

ライバル企業がいないというのは、とても危険なことだ。伸びている事業、伸びていく産業には、必ず他の企業も参入してくる。どのような企業が、どれくらいの数、その事業に参入してきているかチェックしよう。

そして、このライバル企業の存在こそが、企業の「弱点」だ。ライバル企業に勝つための人材を、企業は欲しているのだ。

お客さまのことを知るのも重要だ。その商品やサービスを使っているお客さまは、どのような人たちで、どういうシチュエーションで、どういう思いで使っているのか。不満は何なのか?

この不満を解消するためのアイデアは、事前に考えておく良い。

せいきゅん
次に、調べる会社が上場企業ならば、「株価」と「IR」もチェックしろ。

株価は企業の通信簿と言われている。Yahoo!ファイナンスにいって、その企業の長期期間のチャート10年 → 5年 → 2年と順番に見てみよう。右肩上がりなのか、右肩下がりなのか、平たんなのかがわかるだろう。

もし長い間、右肩下がりや平たんであるならば、将来性に注意が必要なのは言うまでもない。

次に、上場企業が決算期に、株主と投資家のために出すIR資料の「決算説明資料」と「有価証券報告書」という書類をチェックしたい。当該上場企業のWebサイトにいき、IR情報のカテゴリーをクリックすれば、必ずこの書類のPDFリンクがあるはずだ。

上場企業は、通常四半期に一度(3か月に一度)、これらの書類を出すのだか、見るのは数年間の第4四半期=通期(1年間)の「決算説明資料」と「有価証券報告書」である。

決算説明資料には、1年間の事業の内容や、今後の成長ストーリーが書かれている。過去何年間かの決算説明資料を読み、成長ストーリーが実現していっているのか確認したい。

この成長ストーリーを阻む、ライバル企業の存在こそが、この企業の「弱点」だ。

企業の弱点は、有価証券報告書にも書いてある。ここの「事業の状況」の章の「事業等のリスク」を読んでほしい。ここに、当該企業が考える自社の弱点が書かれている。ここを補う人材も、企業は欲しいと思っている。

上場企業でない場合は、Webにある情報が少ないので、帝国データバンクの企業情報の購入をおすすめする。帝国データバンクとは、国内最大手の企業の信用調査会社だ。

通常、法人が新規の取引先調査のためなどに、数万円を払って買う信用情報だが、「niftyビジネス」だと1企業1600円(税別)という安価で、個人でも買うことができる。これから何年、何十年と働く会社を決めるにあたって、1600円をケチってはいけない

下記のリンクから入って、検索窓に調べたい企業名を入れよう。東京商工リサーチなど、他の信用調査会社の情報も出てくるが、「帝国データバンク企業情報 1600円」だけで十分だ。購入するには、niftyのIDが必要になる。
niftyビジネス:帝国データバンク企業情報

企業情報でまずチェックするのが、評点という点数だ。評点は、100点満点で評価した点数で、その会社の業歴や財務状況、規模、損益、経営者の資産や経験などを点数化したものだ。100~86点(Aランク)、85~66点(Bランク)、65~51点(Cランク)、50~36点(Dランク)、35点以下(Eランク)となる。

中小企業の多くは44~46点。55点以上ならば、中小企業の中では超優良企業といっていい。54~47点なら、中小企業として問題は少ない。社員が大勢いるのに50点以下だと、心配だ。43点以下は零細企業になる。社員や売上が少ないと、点数はどうしても低くなってしまう。零細企業の中には、調査ができていなくて、評点が空欄の企業もある。

次に、売上高利益金を見てほしい。ここの数字が、毎年上がっているのが理想だ。

優秀な転職エージェントだからといって、すべての会社の「将来性」と「弱点」を理解しているわけではない。だから、上記のようにして、必ずチェックしてほしい。

転職口コミサイトも活用せよ

せいきゅん
次に2点目が、エージェントだからといって、すべての会社の内部情報を知っているわけではない。その会社で働いたことがあるわけではないので、当たり前だ。だから、内部の情報は知っておきたい。

そのとき、役に立つのが転職口コミサイトだ。

転職口コミサイトとは、会社を退職した人が、その辞めた会社の内部情報(口コミ)を書いているサイトだ。内部で働いている者しかわからない情報が、けっこう載っているので、必ずチェックして欲しい。

ただし、注意すべきことが2つある。

1つは、やはり、ほぼ退職者が書いているので、ネガティブなバイアスがかかっている傾向がある。辞めたというからには何かしら、その会社に合わなかった部分があり、そこを大きなマイナスに感じたからこそ、退職したわけだ。

2つは逆に、既存の社員(人事部の人など)が「いい情報」だけを書いている場合だ。サクラ(おとり)といってもいいかもしれない。

なので、とてもネガティブな情報が多いのに、ところどころに「とてもいい職場だ」みたいな抽象的にほめる口コミがあったら注意が必要だ。口コミのふり幅が大きい会社は怪しい。

ぺーちゃん
なるほど。どうやったら、見抜けるようになりますかね?
せいきゅん
これもやはり、複数の転職口コミサイトに登録して、サイトを横断的にチェックすることがおすすめだ。
ぺーちゃん
基本的には、商品の口コミレビューなどと一緒ですか?
せいきゅん
そうだな。食べログやAmazonと似ていると考えていい。普段から、レビューを元に商品を決めている人なら、真実を見抜くのが上手だろう。
ぺーちゃん
口コミ数が少なかったり、極端に褒める、極端にけなすレビューに注意しろということですね。
せいきゅん
その通りだな。あとは、どこの部署の話なのかと、いつの口コミなのかも、注意が必要だ。

給料などの数字は客観的だが、上司や同僚と合う、合わないというような人間関係については、人や部署に起因することが大きい。一人の上司が、その部署をブラック職場にすることもある。なので、どこの部署の口コミなのかまで想像できるといい。

また、ベンチャーや上場して日が浅い会社は、すぐに手厚い福利厚生や、教育体制が整うはずがない。口コミされた日付をチェックしつつ、至らない部分が解消されてきているのか、それともそのままなのか、という時系列を考えながら見るのもポイントだ。

この転職口コミサイトの大手4つ(キャリコネ、カイシャの評判、Vorkers、転職会議)をチェックすれば、会社内部の様子が、だいぶわかる。

「キャリコネ」の特徴は、何と言っても「給料明細」が見られること。基本給や手当等の細かい給料イメージがわき、とてもおすすめ。

勤めている(勤めていた)企業の口コミを投稿するか、キャリアシートの登録ですべての口コミが見られるようになる。ただし、キャリアシートを登録すると、複数の転職エージェントサービスも登録されてしまい、電話がかかってきてしまうので、会社の口コミ投稿がいいだろう。

「カイシャの評判」は、4サイトの中で唯一、会員登録や企業の口コミを投稿しなくても、他の人が書いた口コミを全部見ることができる。イラストを多用していたり、2社の比較などもできるので、まずは手軽にカイシャの評判でザァっと口コミを見ることをおすすめする。

「Vorkers」は、ベンチャー企業で、この口コミサイト「Vorkers」だけが事業内容なんだ。だから、とにかくサイトに気合いが入っていて、細かい情報もあるし、すごく見やすい。口コミがある企業数は少ないが、いろいろな角度から口コミが書かれているので、自分が行きたいと思っている企業があれば、登録して詳しく見てほしい。

勤めている(勤めていた)企業の口コミを投稿するか、転職サービスに新規に登録するか、1000円を払えば(30日間)、すべての口コミを見ることができる。

「転職会議」は、老舗であり、最も利用している人が多いサイトではないだろうか。全般的に情報が充実している。

勤めている(勤めていた)企業の口コミを投稿するか、980円を払えば、すべての口コミを見ることができる(39日間)。

これら4つの転職口コミサイトを活用し、エントリーすべき会社を決めていこう。

転職エージェントだからと言って、会社内部のことまで全部詳しいわけではない。もしかしたら、エージェントが提案する会社に、ブラック企業が混じっている可能性もある。必ず、転職口コミサイトを使って、チェックして欲しい。

転職口コミサイトで気になることがあったら、担当の転職エージェントに「こんなことが書いてあったのですが」と確認してみてもいい。

同業界の会社の口コミや、勤めている人に話を聞く

転職口コミサイトの口コミは、どうしてもネガティブなものに意識がいってしまう。そういう場合は、調べている会社の同業界の会社や、ライバル企業の口コミをチェックするのがいい。

通常、会社というのは、どこも同じような問題を抱えている。その会社だけの問題なのか、業界内ではどこも同じ問題を抱えているのか。まずはここをチェックしたい。

そのうえで、可能ならば、同業種の会社やライバル企業に勤めている人に、リアルで話を聞けるといい。どの業界も、ライバルの情報はいろいろと持っている。「あの会社はいいよ~」なのか、「あの会社だけには行きたくない」なのか。

最近では、Facebookをはじめ、勤めている会社をWebに掲載している人は多い。そういう人に「業界研究をしている」と言って、朝食やランチをご馳走すると誘い、業界の話やライバル企業の話を聞こう。とても参考になるし、友達になれるかもしれない。朝活なんかやっている人も多いから、そういう会に参加するのもいい。

何度も言うが、これから何年、何十年と働く可能性がある会社を決めるにあたって、やれることは全部やっておくべきだ。それぐらい、転職は慎重に慎重を期した上で行うべきだ。

面接対策

上記の調査は、そのまま面接対策にもなる。これだけ調べて、自分が強みがその企業の弱点を補えるなら、合格率もグッと上がるはずだ。

しかし、これで終わってはいけない。面接は一発勝負だ。その一発で、その会社が求める人物像(価値観とスキル)と、自分が合致していることが、面接官に伝わらなければ落ちてしまう。

採用担当者は面接のプロなので、いろいろな角度から、本当に求める人物像と合致するかを見てくる。しっかり準備をして、リハーサルもしておこう。

面接を受ける前は、必ず転職エージェントから、その企業の詳細情報を聞き出そう。

・なぜそのポジションが募集されているのか。
・面接担当者や、上司になる人のプロフィールと人間性。
・企業がそのポジションに期待していること。
・その企業が採用するタイプと、なぜ採用にいたったのか、その決め手。

などを、聞いておかなければいけない。

転職することが目的になってはいけない

せいきゅん
最後に、もう一つだけ言わしてくれ。

転職活動をしていると、書類選考で落とされたり、面接で落とされたりして、自信を失ってきてしまうことがある。そうすると、どんな会社でもいいから、内定をとりたいという弱気な気持ちになってしまう。

ぺーちゃん
痛いほどわかります、その気持ち。
せいきゅん
これはとても危険だ。転職することが目的になってはいけない。「転職する目的」が実現できないなら、リスクをとって転職するより、今の会社で不満部分の改善にトライしたほうがいい。
ぺーちゃん
転職先が、自分に合う会社かどうかなんて、結局、入ってみないとわかりませんもんね。
せいきゅん
そうだ。

そして、転職先で結果を出すのは、現職で結果を出すより遥かに難しい。そりゃそうだ、新しい会社は社風も違うし、信用できる仲間も最初はいない。そんな中で、結果を出さないといけないから、精神的プレッシャーも大きい。

そのプレッシャーの中で、メンタルをやられてしまう人もいる。

ぺーちゃん
そうでしょうね。
せいきゅん
だからこそ、安易に転職してはいけない。転職するからには、ぺーちゃんの「どうしても実現したいこと、転職する目的」を得られる会社に行かなければいけない。
ぺーちゃん
わかりました!

 

転職エージェントとは?

せいきゅん
次に、「転職エージェント」についても、説明しておこう。転職エージェントについて、何となく知っているぺーちゃんでも、知らなかったことが必ず一つや二つはあるはずだ。
ぺーちゃん
知ったかぶりは、得意なので。
せいきゅん
最初にも言ったとおり、転職エージェントとはぺーちゃんの価値をあげてくれるパートナーであり、アドバイザーだと考えればいい。お医者さんや弁護士のように、客観的かつ専門的にアドバイスしてくれる。

 

また転職希望者をサポートする一方で、当たり前だが企業からの求人を預かる役割も担っている。企業を探す転職希望者と、転職希望者を探す企業。この両者の橋渡し役として、お互いがwin-winになれるよう最善を尽くしているのが転職エージェントなのだ。

参考画像

転職エージェントがしてくれること

転職エージェントは具体的に以下のようなことを提供している。

・キャリアプランについてのカウンセリング
・キャリアプランに基づいた求人紹介
・履歴書など、応募書類の添削
・面接の対策、アドバイスなどのサポート
・面接日時や入社日の日程調整
・給与についての代理交渉

転職希望者のアドバイザーであり、秘書的な役割も担っていることがわかるだろ? 

これだけのサービスを、転職エージェントは転職希望者に無料で提供している

ぺーちゃん
無料ってすごいですよね。

転職エージェントのシステム

せいきゅん
しかし、当たり前だが、実際は無料で仕事なんてしていない。

 

エージェントは求人を募集している企業側からお金をもらって運営をしている。転職希望者と企業を結ぶ仕事ではあるが、その報酬は企業側からのみ徴収していることになるのだ。

報酬体系は明瞭で、採用者の年収の3割程度が企業からエージェントに支払われる。これは採用が決まったタイミングで発生するんだ。

例えば年収500万円の転職希望者の場合、3割にあたる150万円がエージェントに支払われる。

転職のお手伝いを一人するごとに150万円の報酬。なかなかいい金額だろ。だからこそ、転職エージェントは必死になって転職希望者をサポートしてくれるというわけだ。

なぜ企業側は3割も支払うのか?

ぺーちゃん
でも、企業側はどうして(年収の)3割もの高額な報酬を支払うのでしょうか? 通常の転職サイトに求人を出稿したほうが、安くすむような気がするんですが……
せいきゅん
逆だね。転職エージェント使うのは、コスト削減のためだよ。

 

名の知れた企業だと、自社のWebサイトや転職サイトから、応募条件に達していない人も含め、スキルも経歴もバラバラな応募者が数百人応募してくる。この中から、人事担当者は多くの時間をかけて選考に駒を進める人を選定しなければならない。これは人事部の人件費として、その企業の大きな負担になる。

エージェントは、<採用の可能性がある求職者>のみを紹介するから、企業側からすると圧倒的に時間的コストを抑えらえる。

またエージェントを間に挟むことにより、企業側は希望要件(年齢や性別など)を出すことも可能になる。一般的な転職サイトではこういった要件を法律上の理由から大々的に書くことができないので、エージェントにフィルタリングをかけてもらっているのが現状だ。

せいきゅん
こんな理由から、大切なポジションほど、企業は転職エージェントを利用することになる。一部上場企業からベンチャー企業まで、多くの会社が転職エージェントを利用するのも、わかるだろう。

転職エージェントと転職サイトの違い

ぺーちゃん
えっと、転職サイトと転職エージェントサービスでは、どのような違いがあるんですか?
せいきゅん
違いをまとめてみた。まったく違うものだから、どちらが優れているとかではない。しかし、転職エージェントが使えるならば、転職エージェントを活用すべきだ。

 

よく分かる違いの一覧表

転職エージェント項目転職サイト
(早)
エージェントと二人三脚で転職活動を行っていくため、転職は急ピッチで進んでいく。自分のペースというよりは、エージェントと一緒に転職活動を行っていくイメージ。
転職のペース(遅)
求人の応募から始まり、面接日の調整なども全て自分で行う。マイペースに転職活動を行える反面、だらけてしまうこともしばしば。
最初にエージェントがキャリアカウンセリングを行い、転職希望者の転職目的や強みを整理してくれる。自分一人では気付けなかったキャリアプランを発掘することも可能。
キャリアコンサルティング
転職サイト上の情報のみで自己分析を進める。友人に相談するのもありだが、人生を左右するキャリアプランとなると適切なアドバイスは望めないかもしれない。
キャリアコンサルティングに基づいた案件を紹介されるため、厳選された少数となる。その分通過率は高い。
応募可能求人数
転職サイトに掲載のある求人であれば、好きな案件に好きなだけ応募できる。当然通過率は低くなってくる。
一般に公開されていない求人にも応募することが可能。(エージェントが紹介してくれる)
非公開求人
一般に公開されている求人のみ応募可能。
エージェントは企業と直接接点があるため、企業HPの情報はもちろんのこと社風など独自の情報を得ることができる。
求人企業の情報
企業HPや転職口コミサイトを基に、自分で調べる。
応募書類の添削、面接対策など専任エージェントからの充実したサポートを無料で受けることが可能。
採用までのサポート
ハウツー本や情報サイトを基に、自分一人で採用活動を行っていく。
通過の可能性がある厳選された案件を紹介しているため、公募より転職の成功率は高い。またエージェントによっては選考に漏れた後でも転職希望者を企業にプッシュすることで、入社にこぎつけることもある。
入社成功率
全ては自分の実力次第。
面接日から入社時期まで、エージェントが代理で日程の調整を行ってくれる。また、入社前の給与交渉を行ってくれることもしばしば。
企業との連絡・調整
基本的にすべて自分で行うことになる。複数の企業で同時に選考が進むと、管理が煩雑になる。また、採用される立場ということで給与交渉がしづらい実情もある。
エージェントの紹介により、自分一人では決して出会うことのなかった企業を知ることができる。
知らない企業との出会い
どうしても自分の知っている企業や自分の手の届く分野に固執してしまう。人生の可能性を狭めてしまう可能性がある。

転職エージェントのメリット・デメリット

転職エージェントのメリットとデメリットも、まとめてみた。

転職エージェントのメリット

・転職希望者一人ひとりにエージェントが付き、専任としてサポートを務めてもらえる。
・一般に公開されていない非公開求人に応募することができる。
・ネット上には公開されていない企業の内情をエージェントから直接聞くことができる。
・履歴書、職務経歴書など応募書類の添削をしてもらえる。
・面接のアドバイスや、模擬面接を実施してもらえる。
・自分の市場価値を客観的に指摘してもらえるため、高い精度でキャリアプランを形成することができる。
エージェントが採用担当者に転職希望者のことを直接推薦してくれることがある。一度面接で落ちても再チャンスがある。
・日程調整や書類の応募など、面倒な作業を一括してエージェントが行ってくれる。そのため、履歴書なども一度エージェントに提出すればそれ以降は更新が必要な場合だけで良い。
・エージェント主導で日程調整を行ってくれるため、短期間で転職活動を完了させることが可能。

転職エージェントのデメリット

・事務職など、応募が殺到する求人に関しては、企業は転職エージェントを使わないことが多い。エージェント経由で採用すれば、手数料として年収の3割を払わなければいけないので、採用しやすい職種に関しては、企業は自社のWebサイトだけで募集することもある。だから、エージェントに登録しても紹介されない求人がある。
・学歴やこれまでの経歴を基に求人を選出するため、機械的に求人案件が決まってしまうこともある。
・登録に年齢制限がないと書かれていても、年齢や経歴により市場価値が著しく低いと判断された場合は、そもそもサポートを受けられない場合がある。
・電話やメールなどで、エージェントとはある程度密に連絡を取らなければならない。
・エージェントが専任としてサポートをしてくれるため、エージェント個人の実力に左右されてしまうことがある。

せいきゅん
つまり、正社員の経歴がない人や、(専門職でない)40歳以上の人は、転職エージェントが積極的に動いてくれない。なぜならば、採用されるハードルが高いからだ。だから、転職エージェントに登録しても、すぐに連絡がこなかった場合は、自分で転職サイトから申込んでいくしかない。

 

転職サイトを使う場合は、サイトごとに得意分野があるから、自分の希望する分野に強いサイトを選ぼう。

最大手で、営業・事務系の仕事に強い「リクナビネクスト」、IT・通信系につよい「doda」などだ。

転職エージェント利用の流れ

ぺーちゃん
具体的にはどういう感じで転職エージェント利用すればいいんですか?
せいきゅん
エージェント会社によって、多少の違いはあるが、おおむね以下のような流れで利用する。

 

※タップ/クリックで拡大転職エージェント利用の流れ

ぺーちゃん
直接会って、話す必要があるんですね。
せいきゅん
遠いところに住んでいる場合や、今の仕事が超多忙な人向けに、電話でのキャリアカウンセリングも受け付けているところが多いけどね。

と言っても、会って話すことは電話よりも多くの情報をエージェントに伝えることができるので、やっぱり対面で話したほうがいいよね。

どんな人が転職すべきなのか?

せいきゅん
20代で、はじめての転職なら、私は基本的に転職を勧める派だ。なぜなら、新卒で入った会社が、自分に合っていたとか、本当にやりたい仕事だった、という人は稀だからだ。そもそも、複数の仕事、会社を経験してみなければ、自分に合っている会社や、やりたい仕事かわからない。

 

ただし、日本では転職の回数が多いと、採用にマイナスになることが多々ある。だから、自分と今の会社が合わないと思ったら、すぐに転職しろ、というようなことは言えない。

しっかりと自分の置かれている状況を整理し、本当に転職すべきなのかを疑うことが大切だ。確固たる「転職する目的」がなければ、転職は絶対にうまくいかない。さらには、キャリアプランに傷がつき、次の転職にもマイナスだし、今後、ずっとこのマイナスを背負う可能性もある。

以下のフローチャートで、自分が転職すべきタイミングなのかを確認してみよう。

転職のタイミング(フローチャート)

フローチャート

「なんとなく」での転職はやめるべき

大手転職エージェント会社の一つである「エン転職」のエージェントにアンケートをとったところ、転職相談に来る3人に1人は転職すべきでない人と答えた。

そして、そういった転職すべきでない人たちは、相談の際に「なんとなく現職がやりたい仕事じゃない」、「なんとなくこの会社だと将来が不安……」、「なんとなく3年経ったから……」など、 なんとなく がついている転職理由を挙げる。

「なんとなく」には、明確な目的がない。

自分の「やりたいこと」や「できること」が明確ではない状態では、どうしても転職先の知名度や勤務地、年収などの安易な理由で選びがちになってしまう。

そして、一度「なんとなく」の転職を経験すると、そこから抜けられずなんとなく転職を続ける負のスパイラルに陥る人もいる。転職に明確な目的がないのであれば、絶対に転職はしないほうがいい。

何度も言うように、日本では転職の回数がマイナスに作用することが多々ある。転職をするからには、必ず成功させなければいけない。

せいきゅん
以下に転職すべき人と、すべきでない人の特徴をまとめてみた。さっきのフローチャートと併せて、確認してみるといい。

転職すべき人

・やりたいことや将来の目標が明確。
・やりたいことが現職ではどうしても叶えられない。
・経験、スキルについて自信を持って人に話せる。

転職すべきでない人

・努力をせずにブランドや年収等を望んでいる。
・明確なキャリアプランがない。
・ストレス耐性が低すぎる。

せいきゅん
転職エージェントについての説明は以上だ。転職エージェント理解できたら、「転職エージェントのおすすめの選び方」をもう一度読んで、実践してみてくれ。
ぺーちゃん
はい。

この記事のまとめ

せいきゅん
何度も言うが、今すぐ転職したいわけではなくとも、自分の労働市場での価値を確認するために、一度、転職エージェントからアドバイスを受けることをおすすめする。そこで、自分に足りないことがわかれば、今の会社でやるべきことも見えてくるはずだ。
ぺーちゃん
私も、4社の転職エージェントに登録してみます!
せいきゅん
ぺーちゃん、この前言った仕事を、まずはやってくれる?(怒)
ぺーちゃん
ヒーー

 

それでは、Can you survive?

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ABOUTこの記事を書いた人

岩崎 聖二

元公務員(裁判所勤務)。父が残した大借金を金銭的・精神的に解決するために起業して、はや12年(本当は彼女にフラれて起業)。

転職や投資、複業を駆使して、お金なんかで人生を悲観する人をなくしたい。

人生は、逃げても攻めても辛いことだらけ。だから、くだらない見栄や常識を捨てて、辛いこともなるべく楽しみ、小さなことに感謝して生きる。これが僕のサバイブ術。

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