転職のための応募企業の選び方、求人表の見方|書類落ちまくリベンジ

転職のための応募企業の選び方、求人表の見方|書類落ちまくリベンジ
幸子
こんにちは! 34歳で、初めて転職活動をしている幸子です。

1回目の応募で書類選考の通過率20%とボロボロだった私が、選考の通過率を上げるため、本音の「転職理由」や「転職の軸」を振り返り、転職者のための「応募求人の選び方」と「求人票の見方」をまとめました(その後、通過率は38%まで向上)。



1回目の応募と失敗。敗因はネームバリューで選びすぎ?

2週間前に大手の転職エージェント3社(+特化型1社)で面談を行い、1週間ほど前に求人応募して結果が返ってきました。

※2日後に結果が戻ってくる企業もあれば、10日(8営業日)以上待たされることもあった

どんな企業に応募したか

・(CMもやっている有名な)SaaS企業:6社
・放送局系:2社
・出版、電子書籍系:2社
・玩具系:2社
・その他、サービスが有名なIT系:3社

3社のアドバイザーから200以上の求人紹介を受けて、丸1日かけて職種とフィーリングで選別。

ポチポチと15社応募した結果……
3社しか書類選考を通過しませんでした!!

幸子
アドバイザーから「書類選考は最初の山場。10社応募しても2~4社程度しか通らない」とは聞いていましたが、ここまで通過率が低いと流石にショックを受けました。

お見送りされた企業から届いた落選理由

・ご経験やスキルが採用要件に満たなかった

・今までのご経験とスキルが企業側の求めるものと若干異なった

・業務に求める経験/スキル/適性等を総合的に判断し、同社の定める応募要件に合致しなかった

・総合的に判断し、同社の求める応募要件に合致しなかった

・当該ポジションの採用人数の充足・採用計画の見直し等による

・より条件に合致する候補者が他におられた

幸子
「年齢の割に経験やスキルが不足しているでは?」

「どんな会社も私を採用してくれないような気がする……」と自信をなくしてしまい

書類に通過した3社も、面接で通過できる気がしなくなってしまいました。

※通過した3社のうち2社は「Webでの適性検査」を挟むため、面接に進めるか未定

※落ち込みメンタルの不調が仕事にも影響し、半休や時間休を取ってしまった

アドバイザーに敗因を確認したところ、下記の指摘を受けました。

書類審査で落ちまくった敗因

1.名の知れた大手・人気企業ばかり応募している

dodaのアドバイザー:人気の企業は、1名の募集枠を企業が選び放題なので通過しづらい。

2.SaaS企業で採用される人は、ITやECの経験者が多い

マーキャリのアドバイザー:人気企業の場合、書類通過率は5%くらいまで下がります。

ただでさえ枠が少ないSaaSのマーケ職で、2件書類通過してるなら順当ですよ。

※マーキャリ経由でまだ1社も応募してないのにアドバイスをくれました。ありがたい……

【関連記事】マーキャリNEXT CAREERの評判を利用者が語る|SaaS転職

3.マーケターやディレクターの職種だと、会社とどうマッチしているか(企業側が)見えにくい

マッチ度については、経験のある「商材」や「顧客」などを合わせて応募することで解消されるそうです。

幸子
1回目の応募企業は、正直「なんとなく好印象を持っている商材やサービス」と「社名(みんなが知ってる有名どころ)」で選んでいました。

※職種は合わせてるけど「こんな仕事いいな、できたらいいな ♬」の気持ちで応募してた

また、職務経歴書を書き直したほうがいいか、2社のアドバイザーに確認したところ「その必要はない。応募を増やしたほうがいい」と言われました。

そこで改めて、応募求人を探すことにしました。

まず、転職したい本音の理由に立ち返り、私の「転職の軸」を考え直しました。

2回目の応募前に、転職したい理由や転職軸を振り返る

面接や書類等で伝える「建前」の理由ではない「本音」の転職理由を思い出すことから始めました(自己分析のノートを読み返した)。

幸子
現職では新卒から10年以上、大変良くしてもらっているので、人間関係や待遇に関する不満は一切ありません。

裁量も大きいし、失敗を恐れずにチャレンジさせてもらえる環境です。

ただ、コロナ禍以降から下記に不安を感じるようになりました。

転職したい理由(現職への不満)

(この時代にそんなものは存在しないかもしれないけど)安定企業で長く働きたい

・現職は、小さな会社で利益が不安定なところがある(何度かピンチを乗り越えてきた)

・ある程度、売上や経費が見えるので「私にこれだけコストが掛かってる」「今月は私の売上が低い」といったプレッシャーを感じて(詰められることもないのに)勝手につらくなる

チームで、切磋琢磨できる環境に行きたい

・社員数が少なく、完全リモートワークで分業している

・(チャットツールを使っているものの)孤独感やコミュニケーション不足を感じる。複数人でチームを組み、目標に向かって切磋琢磨したい(今はそれぞれが別の業務で手一杯)

幸子
これらの悩みを解消できる転職先を見つけたい……。

本音の転職軸

転職の軸とは、転職後の環境や企業に求める「譲れない条件」や「こうだったらいいなと思う条件」です。

転職の軸を固めるメリット

・何十、何百とある求人を絞りやすくなる

・軸を定めて求人を選定することで、企業や仕事とのミスマッチを防ぐ

転職の軸の例

・年収を上げたい
・キャリアアップしたい
・残業時間を減らしたい
・異業種や異業界で働きたい
・転勤を命じられたけど、この街で働き続けたい など

自己分析やキャリアの棚卸しをして、希望条件を箇条書きしていくとだんだん軸が見えてきます。

すべて叶えることは難しくても、優先順位をつけて「譲れない条件」「こうだったらいいなと思う条件」を書き出していくと、考えを整理できます。

幸子
転職の軸は、面接で聞かれることもあるそうです。
転職の軸を活かせる質問の例

・志望動機を教えてください
・転職の軸はなんですか
・この会社でどんなことがしたいですか

私は、マーケターとして働き続けたいので、経験を活かせる仕事内容(=職種)を第1の軸に考えています。

1.事業会社でインハウスのWebマーケターとして働く

・支援会社としてやれることに限界を感じていた(代理店出身者の転職理由あるある)

・もっと商材や会社にコミットして売りたい

・ゆくゆくはWebだけでなく、イベントや展示会、販促活動などもやれたら幅が広がりそうでいい(でも、大きい会社ほど分業体制なので難しいらしい)

2.心から良いと思える商材

・できれば、to C(消費者向け)の商材だと、ユーザー目線で売り方を考えやすい(気がする)

・もうすぐミドサーなので、仕事を通して社会貢献できるとなおいい

・インターネット大好き。できればこれからもIT業界がいい

3.待遇

・年収はできれば現職と同じくらいがいいけど、日本人の平均年収ぐらいは稼ぎたい

・ワークライフバランスも大事にしたい(残業20h以内、完全週休2日の土日祝休み)

・ 完全リモートワークやフリーアドレスは苦手。オフィスに出社してデスクがほしい(欲を言えば、デュアルディスプレイがいい)

・家から会社までドア to ドアで1時間以内。10時出社できるとなおよい。できれば私服。転居を伴う転勤ナシ

4.会社のノリ

・(この時代にそれは幻想かもしれないけど)事業が安定した企業で、できるだけ長く働きたい

・意見やアイデアが出しやすく、チャレンジしやすい環境だとありがたい

幸子
上記をぜんぶ叶える100点の求人はなくても、75点以上の環境はあるはず!

転職の軸が再確認できたところで、求人票の再チェックに取り掛かりました。

転職で応募する企業の選び方

「書類選考は転職の山場。10社応募しても、2~4社程度しか通過できない」とは聞いていましたが、落ちてしまう原因は「ミスマッチ」と「書類」にあるそうです。

幸子
書類はアドバイザーから問題ないと言われているので、求人と私の経歴のミスマッチが原因なのかな……。

求人票と、今までの仕事経験やスキル(職種や商材)がマッチするほど、入社後の活躍が見込めるため選考通過率が高いと言われています。

2回目の応募では、職務経歴と求人票の親和性が高いもの(職務経歴書で伝えている経験やスキルと、ポジションに求められているものがマッチしているもの)を選ぶようにしました。

また、手厚くフォローしてくれたdodaのアドバイザーに、希望する求人の条件を箇条書きで送り、再度合いそうな求人を探してもらいました。

幸子
アドバイザーから紹介を受けた求人票を、下記の視点でチェックしていきました。

転職する際の求人票の見方(チェックポイント)

必ず見ておくべきなのは、職務内容と応募資格(応募条件)、給与ですが、興味のある求人は下記のポイントも細かくチェックしていきました。

仕事について

・職務内容:具体的にどんな仕事をするか、何を求められているか、働き方のイメージがつくか

・応募資格や応募条件:今までの経験にマッチするか。必須だけでなく歓迎部分もチェック

・求める人物像:トップダウン型で着実に実行できる/ボトムアップ型でどんどん提案できるなど、自分とマッチするか

・職種:異業種/同業種、企業によって名前の付け方が異なるので詳しい内容は職務をチェック

・業界:異業界/同業界、取引先はどんな企業か

幸子
一般的に「同職種・同業界」が最も選考を通過しやすいと言われています。

私は経験を活かせる「職種」だけは定めて「業界」は視野を広げることにしました(最初は、IT企業だけに応募していた)。

・顧客:to C(個人向け) / to B(法人向け)、誰に対してどのように利益を生み出しているか

・商材:有形商材/無形商材、どんな商品やサービスを扱っているか

・チーム編成やポジション:個人プレー/チーム、メンバー・リーダー・マネージャー職のどれか、など

幸子
私が現職で扱ってきたのは、to Cの無形商材がほとんど。

基本的には、それらを扱う企業を狙って応募することにしました。

会社について

・想定年収:面接を通して年収が決まる。スキルセットではなく、企業ごとの職位に年収が紐づいている

→ 特別な表記がなければ、額面表記。税金や社会保険料を引かれると、そこから20%程度減る

→ 年収300~500万円といった幅のある求人でも、オファー年収がそれ以上・以下になる場合もある

※転職エージェントを利用していれば、交渉はアドバイザーが代行してくれる

→「基本給」以外にどんな手当がつくか(賞与の有無や回数)

→「通勤手当」は全額支給されるか、「退職金」はあるか、などを確認しておく

・就業時間、終業時間:8時間未満の企業もある。10時スタートができるとありがたい
→ フレックスタイムが設定されているか(コアタイムの有無)

・リモートワークの可否

・有給の数、有給取得率

・平均残業時間、残業代(手当)の有無

例:「みなし(固定)残業代 3万円/20時間相当を含む」と書かれている場合、20時間を超過しないと別途支給されないけど、残業時間かそれ以下でももらえる
幸子
ワークライフバランスを大切にしたいので、残業は月20時間程度だとありがたい……。

・雇用形態、期間:正社員(無期)/契約社員(正社員にどれくらいの割合でなれる?)

・試用期間:何か月か、試用期間中の勤務条件に変更はあるか

・勤務地:無理なく通える範囲か(できればドアtoドアで1時間以内)、転勤の有無

幸子
全国や海外に拠点がある場合、総合職だと転勤の可能性もあります。

・社員数や会社の規模:中小企業(スモールビジネス)/大企業(エンタープライズ)

・フェーズ:スタートアップやベンチャーなどの成長企業/設立10年以上で利益が安定している企業

・社風やカルチャー:社内の様子、服装など。採用サイトの社長や社員のインタビューなどでも確認できる

・経営方針やビジョン、ミッションなど:共感できるか、ワクワクするか(引いちゃうか)

幸子
また、企業の公式サイトにある採用ページを見たり、アドバイザーに聞いたりして会社のカルチャーや社風、職場の雰囲気を確認することも重要です(合わないと、またすぐ転職することになるかも)。

・休日:完全週休2日制で土日祝も休みか、年間の有給休暇は何日あるか
→「週休2日制」だと「2週間に1回、週休2日」という可能性もある

・社会保険:社会保険を完備しているか(雇用・労災・健康・厚生年金が揃っているか)

・福利厚生:服装自由で社内PC貸与(Windows)だとありがたい。フリーアドレスよりは席がほしい

・離職率
・中途採用の比率
・平均年齢
・社員数
・退職金の有無

・売上高や利益:安定的に伸びているか

幸子
エージェントによっては、競合や業界シェア率などを教えてくれる企業もあります(マーキャリは特にアドバイザーが教えてくれる情報の質や鮮度が高かった)。

選考について

・枠の数:転職エージェントで紹介される求人の場合、1~2名枠といったことも多い
・選考フロー
・適正審査やSPIの有無
・リモートでの面接が可能か

さらに「応募してみようかな」と思った会社は必ず「転職会議」などで会社の評判や口コミを見るようにしました。

第1志望だけ受けるってダメですか?

幸子
実は2回目の応募をする前に、とても行きたい会社ができて、他社に応募できずにいた期間がありました。

新進気鋭のキラキラメガベンチャーで(to B商材のため使ったことはないけど)プロダクトの評判がよく、ホームページや広報の見せ方もうまいので、あらゆるポジションに毎月千人以上の応募がある(と聞く)人気企業でした。

公式サイトやブログ、動画など、公開されている資料を見れば見るほど魅力的に感じられて「私にはここしかない!」みたいな、恋は盲目状態に陥っていました。

口コミサイトの転職会議には「面接」という項目があり、面接でどんな質問をされるかチェックできます。

その会社の面接は、すべての回答にエピソードトークが不可欠で「なぜ結果が出せたのか」「裏付けとなる理由があるのか」をはっきり答えられなければ通過するのが難しい、と書かれていました。

面接の想定問答を考えても、回答がありきたりで、内容が薄く思えてしまい「これでは絶対通らない」「書類の時点で落ちるかも」とどんどん気持ちが塞ぎ込んでしまいました。

幸子
そんなとき、転職について相談していた人生の先輩(経営者)にこんなことを言われました。
・そもそも幸子は、ほんとうにベンチャーに行きたいの?

・応募数が多いモテモテの企業に「あなただけを愛しています」と言っても効かない

→「他社からもオファーは受けているけど、こういう部分に魅力を感じている。御社の弱みは○○で、私にはそれを改善できる」みたいなことを言ってくれる人がほしい

・選考がなかなか進まず、自信を持てない状態なら、第1志望はまだ受けないほうがいい

先輩のアドバイスを受け(第1志望の前にそちらで内定をもらえたら)行きたいと思える会社を先に受けてみることにしました。

幸子
最初は、第1志望ではない会社に応募して「面接慣れする」という話が失礼に思えて、応募すら前向きに取り組めませんでした。

しかし「面接は、会社と自分がマッチするか、すり合わせを行う場」という話を聞いて、それならお互いに意味のあることだと思い、興味のある会社には積極的に応募することにしました。

幸子
第2弾として、7社に応募してみました。

doda:5社
リクルートエージェント:1社
type転職エージェント:1社

また1週間後くらいに結果が出ると思うので、進展があれば報告しますね(不安だけど、頑張るぞ)。

※その後、内定が出るまでに+11社応募しましたが、書類選考の通過率は38%まで向上したので「転職理由や転職の軸の振り返り」や「応募求人を経歴に合わせて選ぶこと」の重要性を感じました

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親の破産、多額の奨学金(740万円)、25万円貸したままフラれる……など【お金で悩む人生】から抜け出すため、お金の使い方や増やし方を勉強している。2級FP技能士。

格安SIMなどの生活インフラの乗り換えで、年間10万円以上の節約に成功。
iDeCoとつみたてNISAで資産運用、IPO株で投資中。【Twitter】@nakaji_55