コインチェックの指値注文のやり方|ビットコイン急落につき

コインチェックの指値注文のやり方|ビットコイン急落につき

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2021年11月に最高値(770万円台)を記録したビットコインが、12月に値下がりしました(21日現在は、550万円台)。著者が4年ぶりにビットコインを買い足した理由、なぜコインチェックで買ったか? スマホで指値注文する方法を画像つきでわかりやすく解説

中島なかじ
12月4日(土)、熱海から東京に帰るグリーン車の中で「ビットコイン値下がり」のアプリ通知を見たとき、頭の中でバーゲンセールの曲が鳴り響きました。

私が4年ぶりにビットコインを買い足した理由や、コインチェックで指値注文する方法を紹介します。

※2022年1月6日、ビットコインの価格はさらに下がって500万円台を切りました。もうちょっと待てばよかった…… また買い足そうか悩み中

【画像あり】コインチェックで指値注文する方法をすぐ見たい方はこちら

この記事の著者、中島なかじのプロフィール



私とビットコインの4年間|値上がりしても嬉しくない

2017年9月1日、初めてビットコインを購入しました。
数量は、0.01BTC。
当時は、1ビットコイン 50万円台でした。

あれから4年が経過し、寝かせ続けたビットコインの価値は10倍以上になりましたが、いつも思うのです。

なぜあの時、もっと買っておかなかったのか…… どうせなら10万円分くらい買っときゃよかったじゃん!」と。

そして、今年1月に300万円台だったビットコインは、11月に最高値(770万円台)を記録しました。

「ビットコインは将来、1000万円を超えるのでは?」というアナリストの予想記事を見ては(何度か下がったけど)右肩上がりに伸びるチャートをながめ「いつか買い足したい、だけど今じゃなさそう……」と思っていました。

中島なかじ
こんなに高くなったら、全然買えない!! どうか下がってくれ~!!!

※ビットコインは少額(取引所によっては1円)から買えるけど、ここまで値上がりすると買う気になれない

そんな中、12月4日にビットコインが前日比20%超下落。550万円台になりました(12月20日には520万円台まで下がった)。

コインチェックアプリの価格通知

実際の「通貨の上昇・下落に関する」通知

現在のビットコインの価格(リアルタイム)

中島なかじ
コインチェックアプリの通知を見て「買い足すなら、今かも!」と思い、まずは

・どこの取引所で
・どれくらい(いくら分)
・どの価格まで下がったら買うか

を考えました。

急落したビットコインをどこで買うか?

私が最初にビットコインを購入した仮想通貨取引所は、ビットフライヤーです。

しかし、ビットフライヤーには仮想通貨のレンディングサービスがないので、今回の選考からは外しました。

仮想通貨のレンディングとは:仮想通貨を第三者に貸し出すことで利益を得る取引。

一定期間、仮想通貨を預けることで利用料が上乗せされて戻ってくる。日本では「貸仮想通貨」とも呼ばれ、個人間ではなく、取引所が間に入るサービスもある

※レンディングには、貸し出し中の仮想通貨を売ったり利益確定できない(途中解約できないサービスもある)、取引所が破たんすると戻ってこない可能性があるといったデメリットもある

中島なかじ
4年間ずっとビットコインを寝かせ続けてきたけど、レンディングしていたら年数%の金利が得られた。

売らずにガチホし続けるつもりだから、レンディングのサービスがある取引所で買いたいと思ったのです。

※ほかの取引所で買った仮想通貨を移してレンディングを利用する方法もあるけど、送金手数料がかかる

そこで「貸仮想通貨サービス」があり、アプリで価格変化を見るのに利用していた(すでに口座を開設していた)コインチェックでビットコインを買い足すことにしました。

コインチェックのキャプチャ

画像出典:https://coincheck.com/ja

中島なかじ
コインチェックは、画面がシンプルでわかりやすく、取引しやすい。

テンションがブチ上がっている(冷静でない)ときでも、迷わずにスマホで仮想通貨を購入することができました。

※本当は興奮したまま衝動買いせず、落ち着いて取引したほうがいい

急落したビットコインをどれくらい買うか?

ビットコインをはじめとする仮想通貨は、価格変動の幅(ボラティリティ)が大きく、余剰資金で投資しないと、毎日チャートを見て心を乱すことになります。(余剰資金でやってても一喜一憂しちゃうけど)。

※仮想通貨取引は、価格変動によって損失がでるリスクがあります。取引される場合は、冷静に、ご自身の判断で行ってくださいね……

中島なかじ
「なぜ、最初に(2017年の時点で)10万円分買っておかなかったんや!」と後悔し続けていたので、10万円を仮想通貨に投資しようと考えていました。

ただ、今後はNFTを購入するかもしれないので、半分はイーサリアムを買って、もう半分(5万円分)でビットコインを買うことにしました。

NFTとは:NFTとは「代替不可能な、唯一無二の本物」であることが証明できるデジタルデータ。デジタルアートやゲーム内アイテム、トレーディングカードなどがNFT化されている

日本のサイトからNFTを購入したい人はこちら(日本円でも購入可能)↓↓

国内のNFTマーケットプレイス比較|日本円で買える?手数料は

ビットコインがどの値段まで下がったら買うか?

急落したビットコインの値段がいくらまで下がるか、これは誰にもわかりません。

中島なかじ
さすがに300万円台とかまでは下がらない気がする…… 500万円ぐらいまで下がるかな?

でも、明日になったら600万円台に戻っちゃうかも。ううう…… このセール(値下がっているタイミング)を逃したくない!!

頭に「上がり始めたら買え、下がり始めたら売れ」という、投資家の村上ファンド(村上世彰)さんの教え ※1 が浮かびましたが

これ(株じゃなくて)仮想通貨だし! ずっと持ってたら値上がりすると思うし、今ほしくなっちゃったんだもん(衝動)!

※1:同じく投資家であった村上世彰さんの、お父さまの言葉

中島なかじ
いくら下がるかずっと見ているわけにはいかないし、このままじゃずっと買えない。

そこで、販売所で5万円分のビットコインを購入するのではなく、あらかじめ設定した価格で仮想通貨を購入する指値注文」に挑戦することにしました。

※あとで知ったのですが、コインチェックのアプリには「価格アラート」という機能があります。指定の仮想通貨が指定した金額に到達すると、アプリで通知してくれるそうです。次買い足すときは使うぞ……



コインチェックでビットコインを指値注文する方法

指値注文とは「買いたい値段」または「売りたい値段」のどちらかを、指定して注文する取引方法です。

・希望する価格で売買できる

・注文を出しておけば自動的に取引が成立する

というメリットがあります。

買い注文の場合は「上限価格」、売り注文の場合は「下限価格」を指定します。

買い注文の例:ビットコインを2万7500円で0.005BTC買いたい

販売所でコインチェックから仮想通貨を買うのではなく、コインチェックが提供する「板」と呼ばれる取引所を介して、ユーザー同士で売り買いを行います。

売り板と買い板の説明

仮想通貨の販売所と取引所の違いについて、詳しくはこちら↓↓

板に希望する売買価格を記入し、取引が成立するまで(=約定するまで)待ちます。

中島なかじ
販売所では「ほしい量」や「いくら分ほしい」かを入力すれば、販売機のように仮想通貨が購入できますが、取引所では、買いたい価格と売りたい価格が合致しなければ、いつまでも取引が成立しません。

※買い時を逃すかもしれないことがデメリット

私も最初は、500万円まで下がったら買うように注文しようとしたのですが「市場価格と乖離しすぎ」という通知が出て注文できませんでした。

※取引所によって、指値注文の乖離率が決まっている

ちなみに取引所での注文方法には、指値注文のほかに「成行注文」があります。

成行注文は、価格を指定せず「いくらでもいいから買いたい(売りたい)」と、売買の成立スピードを最優先する方法です。

たとえば、成行で買い注文を出すと、そのタイミングで板に記入されている「最も安い価格の売り注文」に対して、即取引が成立します。

中島なかじ
成行注文は、すぐ買える(売れる)けど、予想以上に高く買う(安く売れる)ことになる可能性がある。

1.コインチェック口座に日本円を入金

コインチェックには、3つの入金手段があります。

①銀行振込

「住信SBIネット銀行」か「GMOあおぞらネット銀行」か「楽天銀行」に口座を持っていて、そこから入金すれば振込手数料が無料になり、入金もスムーズ。

他行から振り込む場合は、振込元銀行の営業時間の影響で反映が遅れる可能性アリ(ただし、私は銀行振込でも7分後には入金が完了したことがあります)。

手数料:無料。ただし振込手数料は自己負担

②コンビニ入金

全国のコンビニの店頭で入金できる。銀行振込に比べて反映時間が早い(ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、セイコーマートで対応)。

手数料:3万円未満 770円/3万円以上30万円以下 1018円

③クイック入金

インターネットバンキングやペイジーを利用して、パソコンやスマホ、ATMから入金できる。銀行振込と比べて反映時間が早いけど、通常の銀行振込よりも手数料が高い。

手数料:3万円未満 770円/3万円以上30万円以下 1018円/50万円以上 入金額 × 0.11% + 495円
中島なかじ
すぐビットコインを買いたかったので、クイック入金にしました。
コインチェックアプリのウォレット画面

コインチェックアプリを開き、画面下部の「ウォレット」→ 法定通貨「日本円」 → 日本円残高が表示されるので「入金」 → 「クイック入金」を選択 → 入金したい金額を入力し「お支払い情報を発行」をタップすれば第1段階クリア。

コインチェックにクイック入金する
中島なかじ
私は、三菱UFJ銀行のネットバンキングで10万円を入金しました。

※UFJ銀行のネットバンキングは「即時入金サービス」をオンにしていないと、振込が翌営業日以降になるので注意

入金を終えると、ウォレットにお金が入りました。買うぞ~!

クイック入金で日本円がコインチェックに入った

2.「ブラウザ」から指値注文

コインチェックのアプリでは、入金や販売所から仮想通貨の購入はできるのですが、取引所で仮想通貨を購入することができません。

スマホで指値注文する場合は、ブラウザ(Safariやchromeなど)でコインチェックにログインします。

ログインすると、画面にビットコインの買い板/売り板情報が表示され、どんどん更新されていきます。

コインチェックにブラウザからログインする

※コインチェックのブラウザ版は、ホーム画面が「ビットコイン取引所」になっている

中島なかじ
画面をスクロールすると「買い板/売り板情報」、「通貨リスト」の下に「現物取引」という枠が表示されるので、ここから買い注文を行います。
コインチェックのビットコイン取引所で指値注文する

※板には「買いたい人と売りたい人の希望額」が載っていて、合致した人から取引が成立する

現物取引を行う通貨がビットコイン「BTC」(ビットコイン)であることを確認します。

※タップすると(板取引できる)ほかの通貨を選べる

中島なかじ
次に、希望の「レート」を入力します。

レートは、最初に表示されていた(赤と緑の数字が動いていた)「買い板/売り板」の数字を参考に入力します↓↓

コインチェックのビットコイン売り板、買い板
中島なかじ
買い板(緑色の数字)の一番下が「買い注文のうち、最も低い金額」です。

できるだけ安く買いたいので、一番下の数字をタップしました。

すると、現物取引の「レート」の欄に価格(タップした、買い板の一番低い価格)が反映されます。

次に、現物取引の「概算」の部分に「いくら分ビットコインがほしいか」を入力します。

※コインチェックの取引所の場合、最小注文単位は、購入・売却ともに0.005BTC以上かつ500円相当額以上

コインチェックの現物取引にレートと概算を入力
中島なかじ
私は5万円分のビットコインがほしいので「50000」と入力しました。すると、注文量(どれくらいの量が買えるのか)が勝手に表示されます。

0.01ビットコインも買えないのか~。

この画面で「買い」をタップ → 「注文する」をタップすれば、指値注文完了です。

コインチェックの指値注文完了

※ちなみに、未約定の注文に有効期限はない。キャンセルするまで有効

未約定の注文は「現物取引」の下にある約定履歴の「未約定の注文」タブをタップすると表示され、キャンセルすることができます。

コインチェックで指値注文をキャンセルする方法
中島なかじ
「約定しないかな~」と思って画面を見ていたのですが、ド深夜(午前3時前)だし、疲れていたのでその日は寝ることにしました。

翌日も約定しませんでしたが、翌々日(夜中)コインチェックアプリの通知があり、深夜0時台に注文通りに約定していました!

取引履歴は、アプリでも閲覧可能です。ページ下部の「取引履歴」をタップすると、詳細が見られます。

ビットコインを購入した取引履歴
中島なかじ
これで5万円分のビットコインを買い足せた! コインチェックは取引所の手数料が無料なのが嬉しい。

あとは下げ止まって、日本円に換金する数年後? 数十年後? にドーンと上がってますように。

コインチェック|公式サイト

仮想通貨未経験の後輩 たかし
ビットコイン買ったんすか? 儲かったらなにか奢ってほしいっす!
中島なかじ
たかしも仮想通貨買ってみたらいいじゃん。

コインチェックなら500円から仮想通貨が買えるし、初心者でも画面がわかりやすいからオススメだよ。

コインチェックでビットコインを買うメリット

・日本円で500円から仮想通貨が買える

・最短5分で申し込みでき、口座開設後は24時間取引できる
→ アプリの「かんたん本人確認」を利用すれば、スマホだけで本人確認できる(即日取引できるかも

・販売所も取引所も、取引手数料が無料
※販売所での取引には、より高いスプレッドが存在する

・取り扱い通貨数が、日本の仮想通貨取引所の中で多いほう(18通貨)

・Webサイトやアプリの画面がわかりやすい

・「住信SBIネット銀行」か「GMOあおぞらネット銀行」に口座がある人は、そこから入金すれば、振込手数料無料

・月々1万円から、自動で仮想通貨を積み立て購入できる「Coincheckつみたて」サービスがある

・眠っている仮想通貨を貸し出して利用料がもらえる「貸暗号資産サービス」がある
→ 貸暗号資産用の口座が必要。最大年利5%

・Coincheck NFT(β版)を利用できる
→ コインチェックにアカウントのあるユーザー同士が、NFTと仮想通貨を交換できるマーケットプレイス。現在はゲーム内アイテムやトレーディングカードなどを取引可能

中島なかじ
少額から仮想通貨を購入できるし、画面がわかりやすいから、はじめて仮想通貨を購入する人でも迷いにくい。特に販売所での購入は超かんたん↓↓

アプリから販売所で仮想通貨を購入する方法

画像出典:https://coincheck.com/ja/lp

中島なかじ
アプリを立ち上げると各種仮想通貨の価格(所有する仮想通貨を日本円に換算した数字)やプラスマイナス(1週比)が確認できるところも好き。

コインチェックの手数料

アカウント作成、維持の手数料は、もちろん無料

さらに販売所も取引所も、取引手数料が無料。

※販売所での取引には、より高いスプレッドが存在する

たかし
スプレッド? パンに塗るおいしいやつっすか?
中島なかじ
(それもスプレッドだけど)仮想通貨のスプレッドは、購入価格と売却価格の差のこと。

取引所に払う実質的な手数料のようなもので、相場が急変するときに大きくなる傾向がある。

だから、販売所から購入する場合は、急騰・急落時ではなく、価格が安定しているタイミングで買うほうがいいんだって。

そのほかの手数料

銀行振込(日本円):無料(振込手数料は個人負担)

コンビニ入金:3万円未満 770円/3万円以上30万円以下 1018円

クイック入金:3万円未満 770円/3万円以上30万円以下 1018円/50万円以上 入金額 × 0.11% + 495円

日本円の出金:407円

仮想通貨の入金:無料

仮想通貨の送金:仮想通貨による

たかし
でも、コインチェックって昔、事件起こしてませんでしたっけ? セキュリティとか大丈夫なんすか???

コインチェック事件と経営再建、セキュリティ強化

コインチェックは2018年1月にハッキングを受け、580億円相当の仮想通貨「NEM(ネム)」が盗まれました。

主な原因:当時はセキュリティ体制が弱く、NEMをホットウォレットで管理していた

※ホットウォレットとは:常にインターネットに接続されている保管場所

その後、コインチェックは、仮想通貨を盗まれた投資家全員に日本円で返金を行い、ネット証券大手の「マネックスグループ株式会社」の傘下となって経営再建を行いました。

2019年には、金融庁・財務局から「仮想通貨交換業登録」を受けています。

現在は仮想通貨を「改正資金決済法」にもとづき、業務の円滑な遂行等のために必要なものを除いて、(インターネットに接続されていない)コールドウォレットで管理しています。

中島なかじ
コールドウォレットで管理していれば、万が一ハッキングを受けた場合も仮想通貨が盗まれずに済む。

また、預り金と経営資金の分離、二段階認証や本人確認を行っているので、サービスの安全面やセキュリティも強化されている。日本で初めてIEOが行えるくらい、健全性が認められる取引所になったんだ!

IEOとは:企業がトークン(仮想通貨)を使って資金調達するしくみ。

取引所が中心となって発行体(企業)やトークンを審査し、トークンの販売や資金調達をサポートする。

コインチェックでは、2021年7月に「パレットトークン(Palette Token)」のIEOを行った。2022年夏には、IEO第二弾「フィナンシェトークン」を販売予定

たかし
謝罪会見のニュースを見てたので覚えてるっす。

今は、安全に利用できる仮想通貨取引所になったんすね。

中島なかじ
ビットコインの値下がりを知って「今が買うタイミングなのかも……」と思ったら、ぜひコインチェックで購入してみて。

販売所なら、よりカンタンに購入できるし、この記事のやり方を見れば、指値注文も迷わない(はず)!

本人確認などで時間がかかると(また口座開設希望者が多くなって混雑すると)即日取引できない可能性もあるから、この記事を見た今、口座だけでもつくっておくことをオススメします。

コインチェック 口座開設|公式サイト

※仮想通貨取引は、価格変動によって損失がでるリスクがあります。取引される場合は、冷静に、ご自身の判断で行ってください

ほかの仮想通貨取引所について知りたい方は、こちら↓↓

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親の破産、多額の奨学金(740万円)、25万円貸したままフラれる……など【お金で悩む人生】から抜け出すため、お金の使い方や増やし方を勉強している。2級FP技能士。

格安SIMなどの生活インフラの乗り換えで、年間10万円以上の節約に成功。
iDeCoとつみたてNISAで資産運用、IPO株で投資中。【Twitter】@nakaji_55