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2016年からデビットカードを愛用し、100種類以上あるデビットカードの比較記事を毎月更新し続けている、中島なかじ(アラサーOL)が、独断と偏見で「券面のデザインがカッコいいデビットカード」を4種類選びました。
銀行名 | ソニー銀行 | GMOあおぞらネット銀行 | あおぞら銀行 BANK支店 | 住信SBIネット銀行 |
---|---|---|---|---|
デザイン | ||||
国際ブランド | Visa | Mastercard | Visa | Mastercard |
還元率 | 会員ステージによって 0.5~1% キャッシュバック | 1.2% キャッシュバック ※公共料金や税金などは0.5% | 1% キャッシュバック | 1% 現金やJALマイルに交換可能なポイント還元 |
年会費 | 無料 | 3300円 | 無料 | 1万1000円 |
メリット | ・利用額に応じて0.5~1%の現金が翌日自動キャッシュバック ・海外旅行時、現地通貨でデビット払いすると両替手数料がかからない | ・年会費が安いのに、利用額に応じて1.2%が翌日自動キャシュバック ・ATM手数料や他行宛の振込手数料が月20回まで無料 | ・普通預金の金利が年0.2%、定期預金 5年ものの金利が0.25% ・ゆうちょ銀行のATM手数料無料 | ・審査不要でプラチナカードが持てる。ステータスカードならではの特典が豊富 ・保険が充実してる |
デメリット | ・海外利用時はキャッシュバックの対象外 | ・年会費がかかる ・プラチナカードならではの特典がない | ・手数料を無料にするハードルが若干高い | ・年会費がかかる ・ポイント交換が若干手間 |
※2024年1月時点 |
※年会費無料のスタンダードなカード2枚、ステータスカード(プラチナカード)2枚
ただし、デザインの好みだけで選んでしまうと、使い方に合わない可能性があるため、下記も合わせてご紹介します。
・スペック
・メリット
・デメリット
※ただし、カッコいいデザインのカードはスペックや特典も優秀だったので、ぶっちゃけどれを選んでも損はしない
目次
1.ソニー銀行「Sony Bank WALLET」
ソニー銀行から発行されている「SonyBankWALLET(ソニーバンクウォレット)」は、国内でお得に使えるだけでなく海外でも大活躍してくれるデビットカードです。
カードのデザインについて
SonyBankWALLETの券面デザインは、紙幣がモチーフの「スタンダード」、ポストペットのキャラクターモモがかわいいピンクの「ポストペット」、PlayStationのロゴマークや記号がデザインされた青色の「PlayStation®」などから選べます。
どのデザインも素敵ですが、オススメは「スタンダード」です。
各国の紙幣から抽出されたシックなカラーに、らせんや格子、ストライプなどの緻密な模様がランダムに並べられています。
表面にはデビットカードでは珍しいマット加工が施されており、模様の部分にはラメインクが敷かれ、光の加減でラメが反射し、カードを傾けると紙幣のホログラムのように見えます。
どんな方にオススメできるか
1.お得にカードを使いたい人、ポイントが面倒くさい人(キャッシュバックがいい人)
前月の利用額に応じて、翌月「自動現金キャッシュバック」される(自動で口座に振り込まれる)ので、ポイントのように交換する手間や失効してしまうダメージがありません。
さらに、還元率はステージによって0.5~2%!
年会費無料のデビットカードの中では還元率が高く、お得に決済できます。
私は還元率0.5%だけど、7年近く使って3万4000円ぐらいキャッシュバックされてます。
2.海外でお得にショッピングしたい人
SonyBankWALLETなら、両替にかかるコストを無料にできます(米ドルやユーロ、豪ドルなど10通貨に対応)。
たとえばアメリカに行く前、ソニー銀行に米ドルを外貨預金しておけば、現地通貨のままデビット払いでき、ATMから引き出せるので、ショッピング手数料(通常1.6~2%)や為替手数料がかかりません。
外貨購入時には為替コスト(為替手数料)がかかるものの、ソニー銀行なら口座開設日から開設日が属する月の翌々月末日までの期間、対円の外貨購入時の為替コストが無料になります。
円安が続く中、両替にかかる手数料ぐらいは節約したい!
旅行や留学など渡航計画のある方には、高金利な外貨定期預金や500円からできる積み立てなどもあります。
スペックとメリット、デメリット
還元率:ステージに応じて 0.5~2% / 翌月自動現金キャッシュバック
ATM手数料:入金は何回でも無料 / 出金はステージに合わせて月4回まで無料~何回でも無料
※セブン銀行、イオン銀行、E-net、ローソン銀行、ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行のATM対応(全国9万台)
他行宛の振込手数料:ステージに合わせて月2回~11回まで無料
保険など:ショッピング保険、不正利用補償、3Dセキュア
その他:タッチ決済つき、おまかせ入金サービスあり、ソニーストアの割引など
キャンペーン
1.発行月の翌々月末日までに国内のVisa加盟店で累計5回以上の利用すると、もれなく1000円もらえる。
2.GMOあおぞらネット銀行「Mastercard プラチナデビット」
GMOあおぞらネット銀行の「Mastercard プラチナデビット」は、高還元率かつATMや他行宛の振込手数料を無料にできる、コスパ最強のプラチナカードです。
デザインについて
漆黒の券面に大きく「PLATINUM」の文字が輝いています。
カードを見た誰もが「あっ、プラチナカードだ」とわかる、シンプルかつあざといデザインが特長です。
年会費3300円とは思えない(高見え)!
どんな人にオススメできるか
1.ひと目で「プラチナカード」とわかるデザインのカードがほしい人(正直、見栄を張りたい方)
デザイン部分でお伝えした通り、券面にはっきりと「プラチナ」と書かれているので、会計時に同席した人や店員さんに「ステータスカードを持っている人」と思わせることができます。
しかも審査不要で、年会費は3300円(プラチナカードの年会費の中では最安級)。
2.コスパのよいデビットカードがほしい人
前月の利用額の1.2%※の現金が決済確定月の翌月21日(土日祝の場合、翌営業日)に1円単位で口座に自動で振り込まれます。
※税金や公共料金など一部還元率が異なるケースもある
1日あたりの利用限度額は1000万円なので、高額利用も可能。
キャッシュバックの上限がないため、使えば使うほどおトクです。
だいたい月2万3000円以上(税金や公共料金などを除く)デビット払いをする予定がある方全員に勧められる、最強のデビットカードです。
また、ATM手数料と他行宛の振込手数料が月20回まで無料です。
スペックとメリット、デメリット
還元率:1.2% / 利用額ごとに、翌月自動キャッシュバック
ATM手数料:月20回まで無料
※セブン銀行、イオン銀行、ゆうちょ銀行のATMに対応
他行宛の振込手数料:月20回まで無料
保険など:500万円までの不正利用補償、3Dセキュア
その他:タッチ決済つき、1日の利用限度額を1000円~1000万円まで1000円単位で設定できる
GMOあおぞらネット銀行「Mastercard プラチナデビット」|公式サイト
3.あおぞら銀行 BANK支店「BANK The Debit」
「BANK The Debit(バンクザデビット)」は、普通預金や定期預金の金利がとても高いあおぞら銀行 BANK支店のデビットカードです。
※あおぞらキャッシュカード・プラス(Visaデビット)とも呼ばれる
デザインについて
あおぞら銀行「BANK」は、2019年7月に始まった個人向けサービス(ネット支店)です。
クリエイティブディレクターを務めるのは、メルセデス・ベンツやユニクロなどでマーケティングを行い、バルミューダのブランドディレクターも務めた、勝部健太郎さん。
不思議な青いマーブル模様は、写真家・遠藤励さんの氷山の写真から切り取ったものだそうです。
どんな人にオススメできるか
1.定期預金、普通預金口座にお金を入れておきたい人(預金口座としてオススメ)
あおぞら銀行 BANK支店は、普通預金の金利が無条件で年0.2%とトップクラスの高さを誇ります。
また、5年ものの定期預金金利も年0.25%と、貯蓄・預金口座としてもオススメです。
2019年当初から普通預金金利は変わっていません。
2.ゆうちょ銀行のATMをよく使う人
ゆうちょ銀行ATMの入出金が、回数制限なしで何度でも無料です。
スペックとメリット、デメリット
還元率:過去6か月間の利用額に応じて 0.25~1% / 年2回現金キャッシュバック
ATM手数料:ゆうちょ銀行は入出金が何回でも無料 / セブン銀行は入金が何回でも無料
※セブン銀行、ゆうちょ銀行のATM対応。都市銀行、商工中金、信託銀行、E-net、ローソン銀行のATMは出金のみ対応
他行宛の振込手数料:優遇サービスを満たすと、最大月3回まで無料
保険など:不正利用補償、3Dセキュア
その他:タッチ決済つき、レジャー施設やカラオケ店、レンタカーなどカード提示で割引や特典サービスあり
キャンペーン
2023年11月1日~2024年1月31日まで、特定の加盟店(セブンイレブン、ローソン、ミニストップ、デイリーヤマザキ、セイコーマート、NewDays)でVisaデビットを使うと、最大2%キャッシュバック(上限:1000円/月)
あおぞら銀行 BANK支店「BANK The Debit」|公式サイト
4.住信SBIネット銀行「プラチナデビットカード(Mastercard)」
住信SBIネット銀行「プラチナデビットカード(Mastercard)」は、年会費1万1000円のステータスカード。
審査不要で、空港ラウンジやレストランでの優待(2人以上で使うと1名分のコース料理が無料)といった特典を受けることができます。
デザインについて
クレジットカードでは増えてきた(けど、デビットカードにはまだ全然ない)、券面に名前やカード番号、有効期限などが書かれていないナンバーレスデザインが最大の特長です。
また「METAL SURFACE CARD(メタルサーフェスカード)」といって、凸版印刷が開発した金属の質感を持つ高級感のある素材を使っています。
ベースがプラスチックなので非接触型通信(タッチ決済)が可能で、金属製のメタルカードと違って使用が禁止されている場所がありません(本物の金属だと、静電気の影響で決済端末が故障してしまうことを恐れる店舗からお断りされるケースがある)。
すっきりシンプルなデザインで、色もプラチナで統一されててカッコいい!
どんな人にオススメできるか
1.審査不要で、優待サービスのあるステータスカードを持ちたい人
住信SBIネット銀行「プラチナデビットカード(Mastercard)」は、デビットカード初のプラチナカードです(2023年11月現在、4種類発行されている)。
年1万1000円の年会費を払えば審査不要で発行でき、現金に交換できるポイント還元率は1%、空港や宿泊施設などでMastercard® Taste of Premium®の優待が受けられるうえに、プラチナカードの特典として人気の「ダイニング by 招待日和」が利用できます。
「ダイニング by 招待日和」は、国内やシンガポール、ハワイや台湾などの厳選された一流レストランを利用する際、1名分のコース料金が無料になるサービスです。1か月2回まで利用できます。
個人会員の年会費は1名3万3000円なので、これを利用すれば十分モトが取れちゃう。
また、住信SBIネット銀行を利用している方は、会員ランクを2つ上げることができ、ATM手数料や振込手数料が月10回以上無料になります。
2.保険が充実したデビットカードがほしい人
住信SBIネット銀行「プラチナデビットカード(Mastercard)」には、充実した内容の海外旅行傷害保険が自動付帯されます。
また、利用付帯の国内旅行傷害保険もあります。
さらに、モバイル端末の保険(通信端末修理費用保険)もついてきます。
スペックとメリット、デメリット
還元率:1% / 利用額1000円ごとに、現金に交換可能な「スマプロポイント」がたまる(JALマイルにも交換可能)
ATM手数料:会員ランク3(通常)で月10回まで無料、4まで上げれば月20回まで無料
※セブン銀行、ローソン銀行、イオン銀行、ゆうちょ銀行、E-net、VIEW ALTTEのATMに対応
他行宛の振込手数料:会員ランク3(通常)で月10回まで無料、4まで上げれば月20回まで無料
保険など:海外旅行傷害保険(自動付帯)、国内旅行傷害保険(利用付帯)、ショッピングガード保険、モバイル端末の保険、3Dセキュア
その他:タッチ決済つき、Apple PayやGoogle Payにも対応。プラチナカードならではの優待が豊富
また、デビットカードはスマホのPay機能に対応しているものが多くないのですが、iPhoneもAndroidにも対応しているのが地味にうれしい(Apple Watchでもいける)。
キャンペーン
2023年12月11日~2024年1月31日までの期間中、Google Payでプラチナデビットカード(Mastercard)を3000円以上利用すると、現金500円がもらえる(エントリーが必要&対象支店のみ)。
対象の支店:イチゴ支店(101)、ブドウ支店(102)、ミカン支店(103)、レモン支店(104)、リンゴ支店(105)、バナナ支店(107)、メロン支店(108)、キウイ支店(109)、イルカ支店(207)、クジラ支店(403)
住信SBIネット銀行「プラチナデビットカード(Mastercard)」|公式サイト
著者は、家計用の口座にプラチナではない通常のカードを使っています。年会費無料で還元率は0.8%(記事では旧デザインですが、通常のカードもネイビーの券面にナンバーレスでカッコいい)↓↓
まとめ:4枚のカードを比較
銀行名 | ソニー銀行 | GMOあおぞらネット銀行 | あおぞら銀行 BANK支店 | 住信SBIネット銀行 |
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デザイン | ||||
国際ブランド | Visa | Mastercard | Visa | Mastercard |
還元率 | 会員ステージによって 0.5~1% キャッシュバック | 1.2% キャッシュバック ※公共料金や税金などは0.5% | 1% キャッシュバック | 1% 現金やJALマイルに交換可能なポイント還元 |
年会費 | 無料 | 3300円 | 無料 | 1万1000円 |
メリット | ・利用額に応じて0.5~1%の現金が翌日自動キャッシュバック ・海外旅行時、現地通貨でデビット払いすると両替手数料がかからない | ・年会費が安いのに、利用額に応じて1.2%が翌日自動キャシュバック ・ATM手数料や他行宛の振込手数料が月20回まで無料 | ・普通預金の金利が年0.2%、定期預金 5年ものの金利が0.25% ・ゆうちょ銀行のATM手数料無料 | ・審査不要でプラチナカードが持てる。ステータスカードならではの特典が豊富 ・保険が充実してる |
デメリット | ・海外利用時はキャッシュバックの対象外 | ・年会費がかかる ・プラチナカードならではの特典がない | ・手数料を無料にするハードルが若干高い | ・年会費がかかる ・ポイント交換が若干手間 |
※2024年1月時点 |
デザインのカッコよさは好みの問題ですが、万人にオススメできるコスパのよいカードという観点でこの中から選ぶとすると、GMOあおぞらネット銀行「Mastercard プラチナデビット」です。
、GMOあおぞらネット銀行「Mastercard プラチナデビット」|公式サイト
より詳しく知りたい方はこちら
こちらの記事では、100種類以上のデビットカードの券面やスペックが見られます。ぜひ参考にしてみてください↓↓
「プラチナカードのようなステータスカードがほしい」という方に、プラチナデビットカードを全種類比較した記事はこちら↓↓
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