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結論から言えば、ひふみ投信のベストな買い方は「iDeCoを利用して【ひふみ年金】を積み立て購入する」というもの。
※ひふみ年金とは:「ひふみ投信」をiDeCoで積み立て購入する際の商品名。内容は同じ。信託報酬が年率0.836%と、ひふみ投信(純資産総額500億円までは年率1.078%)より低い水準で提供されている
購入する(iDeCoの口座を開設する)金融機関は、マネックス証券がオススメ。
なぜなら……
2.運用サポートが充実していて、投資信託をはじめて買う人にもやさしい証券会社だから
3.ほかの投資信託が買いたくなったときも、信託報酬が低く質の高い商品が厳選されているから
また「つみたてNISAでひふみプラスを買う方法 & どこで買えばいいか」もご紹介します。
※ひふみプラスとは:ひふみ投信を直販(レオス・キャピタルワークス)ではなく、証券会社など販売会社で買うときの商品名。内容も信託報酬も、ひふみ投信と同じ
なかじは前から投資してるって言ってたから、いろいろ教えてちょうだい。
お金のセミナーやイベントで藤野さんの話を聞いたことがあるけど、投資をわかりやすく & おもしろく伝えられるナイスなおじさまだよね。著書やほぼ日の連載もよかった。
うさ女の投資デビューを応援するよ! なんでも聞いて!
はじめて投資信託を買う人が知っておきたい3つの基本
(投資信託の基本はいいから)ひふみについて早く知りたい人はこちら
1.投資信託とは?
投資信託とは、私たち投資家(投資信託を購入した人)から集めたお金を、投資のプロであるファンドマネージャーが株や債券など複数の商品に投資 & 運用して、利益を還元してくれる金融商品。「ファンド」と呼ぶこともある。
プロに任せてお金を増やしてもらうってワケね。
そのお礼として信託報酬を支払うの。
投資信託の3つのメリット
1.100円、1000円といった少額から購入(積み立て)可能
2.プロに運用を任せられる
3.1つの商品(投資信託)を買うだけで分散投資できる
1株:6万7460円(2021年6月9日時点)
通常は100株単位でしか購入できないので、任天堂の株を買うのには674万円が必要になる。
そんな大金持ってないし、自分の資産を1社の株に集中させたら、会社が傾いたり倒産したときに、大損してしまうかもしれない。
投資信託なら、100円や1000円といった少額からでも購入できて、世界中のいろんな会社の株を少しずつ持てる!
ちなみに私が積み立て購入してる『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』という投資信託は(日本を除く)世界の企業に投資しているので、AppleやAmazon、ジョンソン・エンド・ジョンソンといった大企業の株をちょっとずつ持ってるイメージ。
ねぇ分散投資ってなに?
たとえば投資信託などの金融商品に投資をする場合、銀行に預けるのと違って購入した金額よりも価値が下がってしまう元本割れ(価格変動)リスクなどがある。
※投資で使うリスクは「危険」という意味ではなく「予想通りにいかない、結果の不確実性」のことをさす
分散投資は、そういったリスクやダメージを減らすための工夫のひとつ。
2.投資の基本は、長期・分散・積立
分散投資とは?
分散投資とは金融資産や投資対象を1つに絞らず、株(外国株や日本株。個別株で1社持つより、複数社の株を保有できる投資信託は便利)や年金、債券など複数に分けて保有すること。
昔は銀行の金利も高かったから(例:1980年代のゆうちょ銀行の定期貯金は8%とか)利息も期待できた。
今は金利が超安い(メガバンクの普通預金は年0.001%=100万円預けても年10円しか利息がつかない)し
ATM利用や他行への振込で手数料を取られていたら、マイナスになる。
それにインフレで物価が上がると現金の価値が下がるというリスクもある。
牛丼とかディズニーランドの入場料がジワジワ値上がりしてる
=物価が上がってるってことか……
汗水たらして稼いだ大切なお金を銀行に預けるだけじゃなく、一部を投資信託などで持っていれば、投資したお金がお金を増やしてくれるかもしれない。
投資信託を買うというより「自分の資産を投資信託でも持っておく」みたいなイメージ。
長期投資とは?
タイミングを見計らって短期で売買をくり返すのではなく長期で株や投資信託を保有すれば、1年あたりのコスト(手数料など)が小さくなるし、基本ほったらかしでOKなので手間も少ない。
また長期投資することで、複利の効果を得られる。
利息が利息を生む「複利」とは?
複利とは「投資する元本 + 元本についた利息」に新たな利息がつくこと。
分配金(配当)を自動で再投資してくれる投資信託は、複利の効果が得られるので、利率が同じでも時間をかけることで元本が雪だるま式に膨らんでいく。
例:元金100万円を金利10%で、5年間運用した場合
単利 | 複利 | 差額 | |
---|---|---|---|
元本 | 100万円 | 100万円 | なし |
1年目 | 110万 | 110万円 | なし |
2年目 | 120万円 | 121万円 | 1万円 |
3年目 | 130万円 | 133万1000円 | 3万1000円 |
4年目 | 140万円 | 146万4100円 | 6万4000円 |
5年目 | 150万円 | 161万510円 | 11万510円 |
複利の場合、1年目は元本×利率=利益
2年目は(元本+1年目の利益)×利率=利益
3年目は(元本+1~2年目の利益)×利率=利益
という風に、元本に運用期間の利益が加算されて、どんどん増えていくイメージ
「資産運用は、まとまったお金ができてから」って思ってる人が多いかもしれないけど、早く始めるほど複利効果が高く、時間を味方につけられる。
積み立て投資とは?
株も不動産も「安く買って、高く売る」ことができればいいけど、そのタイミングや値段はプロでも見極めるのが難しい。
そこで一定期間ごとに決まった額をコツコツ買い続ける=積み立て投資を行えば、長い目で見て購入単価がフラットになる(高い時は少ししか買わず、安くなったときにたくさん買うことができる)。
積み立て投資は、証券会社などの金融機関で「なにを買うか」と「金額」と「購入するペース」を設定すれば、あとは自動的に購入してくれる。
私みたいに心の弱い人間は、機械的に購入できるおかげで投資を続けられる……
タイミングを見計らって投資をしていると「もっと値上がりするかも」といった欲や「これ以上損をしたくない」といった不安などの感情に振り回され、精神的にストレスが貯まったり、平常心を保てずにミスをすることがある。
自動積立のしくみさえ利用すれば、感情に左右されずにお金を増やしながら貯め続けられる。
投資をはじめる前に知っておきたいのが、コスト(手数料と税金)なの。
3.投資信託にかかる手数料
投資信託を選ぶ際に、チェックする手数料が2つある。
販売手数料
販売手数料は購入時、証券会社や銀行に「購入金額の数%」を払うもの。
ノーロードファンドと呼ばれる、販売手数料無料の投資信託もある。
※ひふみ投信は、販売手数料無料
信託報酬
信託報酬は、投資信託を持っている間(運用時に)、投資信託の販売会社・運用会社・信託銀行に報酬として支払う手数料のこと。運用管理費用と呼ぶこともある。
また投資信託を換金する際にかかる信託財産留保額や換金手数料、監査報酬などがかかる場合もある。
手数料は最初からわかっている、確実な損失。
「できる限り手数料を減らすこと」が投資成功への第一歩なの。
投資で利益が出たときに取られる税金
投資をして利益が出たときに、値上がり益や配当(ないものもある)に対して20.315%の税金が取られる。
この税金を取られない(タダにできる)方法
=NISAやiDeCoがある。
あとで説明するね。
だから
・販売手数料がかからない
・信託報酬が低い
投資信託を選んで
運用益が取られない方法(iDeCo、つみたてNISA)で運用するのが一番。
大人気の「ひふみ投信」ってどんな感じ?
ひふみ投信は、レオス・キャピタルワークス株式会社(以下、レオス)が運用・販売する投資信託。
(投資信託を購入する)私たちから集めたお金を、おもに日本の成長企業(中・小型株の割安な銘柄)に長期投資して高いリターンを目指すアクティブ型のファンド。
※レオスには、海外の成長企業に投資する「ひふみワールド」や債券にも投資する「ひふみらいと」(どちらも一般NISAのみ対応)という商品もあるけど、この記事では「ひふみ投信」に絞って紹介します
ひふみ投信を買う方法は、3つある!
レオスで購入できる投資信託は3種類あるけど、同じマザーファンドで運用するので、投資方針や投資先の銘柄は全く同じ。
2.証券会社や銀行から購入できる「ひふみプラス」
3.iDeCoという制度を使って購入できる「ひふみ年金」
ただし、購入方法や手数料が一部異なる。
ひふみ投信 | ひふみプラス | ひふみ年金 | |
---|---|---|---|
販売方法 | レオスから直接購入 | 販売会社から購入 | 販売会社から購入 (iDeCo制度を利用) |
販売会社 | レオス・キャピタルワークス | マネックス証券 他 | オススメ! マネックス証券 他 |
販売手数料 | 無料 | 最高3.30% ※販売会社による ※無料の会社もある | 販売会社が定める料率 ※無料の会社もある |
信託報酬率 | 年率1.078% | 年1.078% 純資産総額に応じて信託報酬率を逓減 500億円を超える部分 ⇒年0.968% 1000億円を超える部分 ⇒年0.858%% | 年 0.836% |
サービス | ・運用レポート配信 ・限定セミナー開催 | ※販売会社による | なし |
※運用レポートはレオスのHPで誰でも閲覧可能 |
あなたは、どのタイプ? それぞれの「向いてる買い方」
・「ひふみにゾッコンLOVE! 限定セミナーにも参加したい(配信を見たい)」って人は、ひふみ投信
・「ひふみだけじゃない投信や株、債券なども運用するかも」って人は、ひふみプラス
・「おトクにひふみを買いたい・ひふみで老後資金を積み立てたい」って人は、ひふみ年金
で購入するのがオススメ。
(じらしまくってゴメン)
ひふみの資産配分比率
国内株式:83.72%
海外株式:12.50%
現金等:2.75%
※2021年5月31日「ひふみ年金 確定拠出年金向け説明資料」より
ひふみが投資している銘柄
銘柄 | 組入比率 |
---|---|
MICROSOFT CORPORATION | 1.61% |
エイチ・アイ・エス | 1.42% |
SHIFT | 1.35% |
HOYA | 1.33% |
ミライト・ホールディングス | 1.30% |
ショーボンドホールディングス | 1.24% |
あい ホールディングス | 1.19% |
川崎重工業 | 1.19% |
東京応化工業 | 1.13% |
光通信 | 1.11% |
※2021年5月31日「ひふみ年金 確定拠出年金向け説明資料」より |
なかじが「レオスと代表の藤野さんをスゴい」と思う2つのポイント
1.年間100社以上! 投資先を脚と耳で探しまくる
投資信託を運用する運用会社が投資先を選ぶ方法は、つある。
2.定性調査:経営方針や戦略など数値に現れない部分(将来)を見る
レオスは、定性調査がすごい。
2017年に放映された『カンブリア宮殿』でも話題になったけど、社長 兼 最高投資責任者の藤野英人さんが年間100社以上を全国行脚して、将来成長しそうな無名の中小企業を探しまくってる。
ひふみ投信の紹介VTR↓↓
いまや多くのデパ地下 & 駅ビルで見かける、お惣菜屋さん「アール・エフ・ワン」を展開する「株式会社 ロック・フィールド」も藤野さんが目をつけた会社のひとつ。
会社がまだ小さかった20年以上前に株を買い付け、株価は4.3倍まで上がったことがある。
いまや全国に1500以上の店舗がある、100円ショップの「セリア」を展開する「株式会社 セリア」も藤野さんが目をつけた会社のひとつ。
知名度が低かった2011年に株を買い付け、2017年には株価が当時の24倍にまで膨れ上がり、10年連続で最高益を更新している。
……やるわね、藤野さん。
ひふみの藤野さんは、25年間で6000社もの経営者の話を聞いてきた。
その中には
山口の中小企業だったファーストリテイリング(ユニクロ)の創業者:柳井正さん
北海道で家具屋を営んでいたニトリの創業者:似鳥昭雄さん
千葉の個人経営の薬局を営んでいたマツモトキヨシの創業者:松本清さんなどもいる。
当時の経験が、全国を歩き回る徹底的な定性調査につながってると思う。
法学部卒で経済を知らない私にとって、マツモトキヨシをはじめ中小企業のオヤジたちは理解できない、なまぐさい人ばかりで。
でも彼らはツバを飛ばしながら、1時間半くらい熱く話し続けるんですよ。
自分の半生やビジョン、ミッションをワーワーと。
3年間、毎日毎日会って話し続けました。~中略~
おもしろすぎました。
しかもその時に会っていたおもしろいオヤジたちは、やっぱり頭角を表してくるんです。
会社がめきめきと大きくなって、株価もあがって。そこで、人を評価する上で大事なことは人格なのではないか、ということに少しずつ気が付いたのかもしれません。
2017年6月3日公開 ほぼ日刊イトイ新聞『理解力と人格。いま「一緒にはたらきたい人」とは?』より一部抜粋
村上龍も「これだけインターネットや通信技術が発展して情報を得るのがラクな時代に、直接現場に行くってところがおもしろい」って言ってたわ。
2.投資文化を(本気で)日本人に根づかせようとしてる
活動を見ていると「投資文化を日本に広めるためだ」って思うようになったんだよね。
いってみれば、投信はおまけです。お客さんの本当の願いは投信の購入を通じて社会に貢献したいとか、もしくは将来のお金の不安を解消したい、といったことです。ということは、私たちが売るべきは投信ではなく「投資文化」なんですね。
これまでの証券会社や銀行は投信という金融商品のみを売ってきました。会社自体にブランドがあってコマーシャルでみんなに認知してもらって、各支店の人たちはそのブランド価値を背景に商品を売りに行く。
私たちもそれを否定しているわけではありません。ですが、投信はあくまでおまけで、投資という文化を売らなくてはならないのです。私たちは投資の「意義」を説いていこうと社員全員に伝えています。するとありがたいことに、だんだんとそれに共鳴してくださるお客さまが増えてきたのです。
2017年12月12日公開 日経電子版『プロのポートフォリオ 伝えたい ワクワクして楽しい投資文化(藤野英人)』より一部抜粋
お金や投資のセミナーで2回ほど藤野さんの話を聞いたことがあるんだけど
・日本人が投資嫌いな理由
・日本の成長企業に投資しつづける理由
・投資はお金を増やすだけじゃない、知的でオシャレな社会貢献である
って話をめっちゃわかりやすくしてて「投資してみたい!」って思うキッカケになった。
たくさん本も出してるし、無料で参加できるセミナーにもたくさん登壇してるから、ひふみを買いたい人はチェックするといいと思う。
なんか悪いとこないの?
インデックスファンドに比べたら、ひふみ投信の信託報酬はちょっと高いかな……
ひふみ投信のデメリット=信託報酬がちょっと高い
インデックスファンドとは、日経平均株価やTOPIX、MSCIコクサイ指数など市場平均に連動する投資成果を目指す投資信託のこと。パッシブファンドと呼ぶこともある。
投資に正解はないけどインデックスファンドは平均を目指す分、低リスク・低リターンで、信託報酬が低いものが多い。
※ひふみ投信は、成長企業に長期投資して高いリターン(市場平均を上回ること)を目指すアクティブファンド
私が買ってる『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』という投資信託は、先進国に投資するインデックスファンドの中で最もコストが低い(ノーロードで信託報酬が最安)0.1023%以内。
ひふみの場合(購入年数に関係なく)最も信託報酬の安い「ひふみ年金」でも、年0.836%。
※国内株式で運用するアクティブファンドの信託報酬は平均1.41%
(投信評価会社モーニングスター調べ 2021年5月のデータ)
「投資で利益が出たら税金も取られる」って言ってなかったっけ?
しんどくなってきた……
運用益にかかる税金をタダにして投資をする方法をこれから説明するから!
コストを最小限に抑えて、ひふみ投信を買う方法=iDeCo
最小限のコストでひふみ投信を買う方法
=iDeCoでひふみ年金を買う。
ひふみ年金は、ひふみ投信やひふみプラスに比べて、信託報酬が0.2%程度安い。
しかもiDeCoは、国が「国民に自分で老後資金を用意させるためにつくった制度」だから、私たちが普段払ってる税金(所得税や住民税)を安くできる!
iDeCoとは、がっつり節税しながら投資信託を積み立て購入できる制度
iDeCo(個人型確定拠出年金)は、大きな節税効果を得ながら、老後資金を積み立てられる年金で、資産運用の手段のひとつ。「自分でつくる年金」という風に呼ばれることもある。
20歳以上60歳未満なら、毎月5000円から投資信託を積み立てられて、老後資金を準備できる。
※2022年5月から、国民年金に加入していれば65歳までiDeCoに加入できるようになる
・金融機関(証券会社や銀行など):どこで積み立てるか?
・掛け金:いくら積み立てるか?(加入者によって月5000~6万8000円。年単位でもOK)
・掛け金を運用する商品(投資信託や定期預金もある):なにを買うか?
を決めて最初にちょちょいと設定すれば、ほったらかしても節税しながら投資信託を積み立てられる。
国は国民に老後資金を自分で用意してほしいから、投資に節税効果を持たせる制度を用意してる。
中でもiDeCoはダントツで節税効果が高い(いっぱい税金を減らせる)ので、やるだけでほぼ確実に儲かるの。
私まだアラサーなんですけど!
投資デビューも、老後資金を考えはじめるのも、全然早くないんだよ
「老後資金」がお金のラスボスだった
「人間が100歳まで生きられる時代」になった今、私たちが用意しなきゃいけないのは老後資金(老後資産2000万円問題も話題になった)。
65歳で定年退職しても「残り25~30年ぐらいは余生がある」と想定して備える必要がある。
そうなると年金だけじゃ足りなくなる可能性がある……
「暮らし方(お金の使い方)」や「定年後も働くか」などによって必要な額は違うけど、公的な年金以外でも老後資金を用意しておいたほうがいい。
お金を増やす最大の武器は、時間!
少額でも、今からコツコツ積み立て投資を始めれば、お金を増やせる可能性は大きく上がるよ!
私は老後資金を準備するために、iDeCoで投資信託を積み立てはじめたんだ。
iDeCoなら、税金を大幅に減らせるかも
会社に勤める人は、所得税や住民税が給料から天引きされてる。
その税金は、所得が大きいほど高くなる。
iDeCoをやっている人は、所得から積み立てた掛け金(全額)を引いた額で税金を計算するので、それだけ税金が安くなるの。
年間1万8000円税金が安くなる。
節約も節税も、チリツモ(塵も積もれば山となる)!
うさ女が60歳になるまで(30年間)iDeCoを続けたら、54万円も税金が安くなる。
さらにうさ女(企業年金のない会社勤め)が積み立てられる最高額(月2万3000円)を積み立てると……
例:年収300万円の人が2万3000円を毎月積み立てた場合
年間:4万1000円
30年間:132万4800円
も、税金を減らせる!!
=100万円以上儲かる って考え方ね。
・コストの低いファンドを選ぶ
・払う税金を減らす
というような「確実に儲かる(払う額が減る)方法」で投資をするほうが重要だと思う。
iDeCoで投資信託を積み立てるのにオススメな金融機関はこちら
iDeCoについて話すと長くなるから、詳しく知りたい人は「私がどうやってiDeCoをやってるか」まとめた記事をチェックしてね↓↓
iDeCoを積み立てる金融機関によって、手数料に大きな差がある。
私はiDeCoの口座管理手数料が無料のマネックス証券でiDeCoを積み立ててるよ。
私がマネックス証券を選んだ3つの理由
①iDeCoに必要なコストがいちばん低い
iDeCoはどこで積み立てても、信託銀行と国民年金基金連合会に払う手数料が年間2000円程度かかる(年1回拠出にすれば871円になる)んだけど
マネックス証券なら、下記の手数料がすべて無料。
・口座管理手数料(拠出金額や残高を問わず誰でも)
・運営機関変更時の手数料
※60歳を超えて受けとる際には、給付事務手数料がかかる
投資信託には値下がりや元本割れのリスクがあるけど
コストを下げる = 払う額を減らす = 確実に儲かる
投資の基本は、いかにコストを減らすか。
②ほかの投資信託を買いたいとき、コストが低くて質の高い商品が揃ってる
ひふみ年金は、日本の成長企業株中心(比率でいうと国内株:80%以上)のアクティブファンド。
iDeCoでひふみ年金を満額買うのも悪くないけど、分散投資の視点からいうと日本以外の株も持っておきたいし、インデックスファンドも持っておきたい。
※いま国内債券の利回りはとても低く、外国債券も為替リスクの割にはリターンが少ないので、私は投資信託と個別株と預金だけしか持ってない
そうやって「ひふみ以外の投資信託がほしいな~」と思ったとき、マネックス証券はノーロード(販売手数料無料)で信託報酬が業界最低水準のファンドを取り揃えてる。
ノーロードで信託報酬の低いインデックスファンドの例
信託報酬:年0.154%(税込)
例2:eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
信託報酬:年0.1023%以内(税込)
例3:eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
信託報酬:年0.2079%以内(税込)
3.ニーズに応えてどんどん進化する、投資初心者にもやさしい証券会社だから
1万1989種類!
(一般社団法人 投資信託協会調べ 2018年5月末時点)
2017年に金融庁の森(元)長官が「いまある投資信託の中で、つみたてNISAの対象になりえる(まともな)投資信託は全体の1%程度」ってコメントしたの。
投資信託はめちゃくちゃ種類があるけど、信託報酬は高いのに運用成績が悪いファンドもたくさんある。
しかも個人投資家の46%は、投資信託で損失を抱えている(金融庁が銀行を対象に実施した調査より 2018年3月末時点)。
怖くなってきた……
多くの人は、銀行や証券会社の言いなりになってコスト(販売手数料や信託報酬)が高い投資信託を買ってる。
でもインターネットの発達やひふみをはじめとする団体が投資の啓蒙活動をしているおかげで個人投資家が「本当によい商品(投資信託)」に出会う機会が増えた。
マネックス証券は、iDeCoの運用商品もコストが低く成績のよい質の高い商品だけに絞ってる。
ひふみ年金もユーザーのニーズに応えて追加された。
2017年12月末の時点では、ひふみ年金はマネックス証券の評価基準に達しておらず、選外だった(なかじがマネックス証券の社長に直談判したおかげかも)。
人気のファンドでも、慎重に見極めてから追加するところも好感が持てる。
それにiDeCoや投資信託のことで質問があれば、専用ダイヤルに質問ができるし(平日は20:00まで、土曜も受付)
投資初心者向けの読み物や動画も豊富だから、勉強しながら投資信託を積み立てられる。
さらにマネックス証券のiDeCoは、パソコンやスマホから申し込みができる。
資料を取り寄せて必要書類を提出すれば、あとは指定の口座から(または給料から天引き)で毎月コツコツ投資信託を積み立てられるから、ぜひ活用してみて!
なにかウラがあるような……
iDeCoのデメリットは、60歳までおろせないこと
iDeCoは「積み立てた投資信託を60歳まで換金できない」っていうデメリットはあるよ。
せっかく長いこと積み立てるのに、なにかトラブルがあったときiDeCoのお金は使えないの?
それに途中で積み立てをストップしたり、最低月5000円まで掛金を下げることはできるよ。
月5000円ならなんとか用意できそうだし、途中でおろせないのは強制的に老後資金を貯められるメリットだと思うから、節税メリットと天秤にかけて大きなデメリットだとは思わない。
iDeCo以外にひふみをおトクに買う方法はないの?
つみたてNISAで「ひふみプラス」を買うのがオススメ。
つみたてNISAで「ひふみプラス」を買う方法
ひふみプラスは、ひふみ投信やひふみ年金と同じ内容の投資信託。
NISAやつみたてNISAの制度を利用して、銀行や証券会社などの販売会社から購入することができる。
NISA & つみたてNISAとは、税金を取られずに投資信託を運用できるしくみ
NISAは、少額投資非課税制度。
つみたてNISAは、その名の通り「積み立て」に特化した少額投資非課税制度。
NISAやつみたてNISAという制度を使ってひふみプラスを購入すれば、iDeCoのように利益が出たときの税金(20.315%)を取られない。
※ただし所得控除はないので、毎年払う住民税や所得税は減らない
比較項目 | NISA | つみたてNISA |
---|---|---|
手軽さ | ★★★☆☆ 自分で購入/売却 ※金融機関によっては自動積立も可能 | ★★★★★ 自動積立 |
年間投資限度額 | 120万円 | 40万円 |
非課税で保有できる期間 | 5年間 (ロールオーバーで10年間) | 20年間 |
投資できる商品 | 株、投資信託 | 一定の基準を満たした投資信託のみ |
特記事項 | ・つみたてNISAと併用不可 ・2023年まで新規投資可能 | ・NISAと併用不可 ・2037年まで新規投資可能 |
投資信託をはじめて買う人に「つみたてNISA」をオススメする3つの理由
①非課税の期間が長く、長期投資に向いている
つみたてNISAは、年間40万円の範囲内で投資信託を積み立てると、最長20年間も運用益(分配金や解約したときの利益)に税金がかからない。
※NISAは新規で投資できる期間が10年で非課税の期間は5年と短く(ロールオーバーをすれば最大10年)、やや制度が複雑
NISAのほうが年間に投資できる限度額が高い(120万円までだ)けど、つみたてNISAの年間限度額の40万円以上を投資したい人はiDeCoを併用できる。
※NISAでもiDeCoを併用可能
②商品が厳選されている(変な商品をつかまされない)
つみたてNISAで購入できるのは、金融庁が選定した167本程度の投資信託のみ(2020年12月現在)。
・信託報酬が低い(1.5%以下)
・ファンドが5年以上存続している
・純資産が50億円以上である
・ノーロード(販売手数料無料)
など、長期で運用可能な商品であることが前提で選ばれている。
信託報酬が高いものや短絡的な見通しで組まれたファンドなどは落選しているので、変な商品をつかまされることがない。
③積み立てのしくみがカンタン & 柔軟につくれる
NISAの場合、120万円まで一括購入が可能だが、投資信託も株も最適な購入のタイミングはわからない。
つみたてNISAの場合、定期的に決まった金額ずつ購入するので積立 & 長期(最長20年)投資できる。
つみたてNISAはいくらから、どのくらいのペースで買えるの?
最低100円以上1円単位~
金融機関の毎営業日・毎週・毎月 と頻度を選んで買うことができるよ!
そのぶん投資初心者でも手を出しやすいように配慮されてるんだよね~。
つみたてNISAを積み立てるNISA口座は、ひとつの金融機関でしかつくれない
レオスにNISA口座をつくると、ひふみ投信しか非課税で買えなくなっちゃうから、ほかの投資信託や個別株も買える金融機関でひふみプラスを買うことをオススメするよ。
つみたてNISAをやったほうがいい理由やメリットをまとめた記事はこちら↓↓
どこで積み立てればいいの?
つみたてNISAも、iDeCoと同じマネックス証券がオススメだよ。
NISA口座を開設するのに、マネックス証券をオススメする理由
NISA口座を開設できる金融機関はたくさんある。
選ぶポイント5つと「私がなぜマネックス証券を推すのか」を解説するね。
1.取引手数料が無料か?
マネックス証券のNISA口座は、ノーロードでない投資信託(販売手数料のかかるファンド)でも積み立てによる買い付けなら、実質ノーロードで購入できる「ゼロ投信つみたて」サービスを行っている。
※ひふみプラスはノーロードなので手数料無料
2.運用したい商品があるか? 投資信託の種類は豊富か?
ひふみプラスをNISA口座でつみたてNISAとして運用できる金融機関は、銀行や証券会社などをあわせて90社程度。
マネックス証券は、ひふみプラスのつみたてNISAに対応していて、ほかにも積み立てられる投信信託が150本以上ある(2021年3月18日時点)。
3.いくらから積み立てが可能か
銀行だと月1万円~ が多いけど、マネックス証券は月100円から積み立てが可能。
4.どのペース(頻度)で積み立てできるか?
つみたてNISAは、金融機関によって
・毎日
・毎週
・毎月
・年2回(ボーナス時など)
と積み立てるペースを設定できる。
マネックス証券は、NISA口座や全国の金融機関の口座から月1回ずつ積み立てることができる。
※銀行口座から引き落とす場合、申し込み単位が1000円以上1円単位になる
100円~3万3000円以内で無理のない範囲を月1回積み立てられれば、十分だと思う。
※毎日、毎週といった頻度で積み立てをしたい人は、マネックス証券と同じく取引手数料が無料でノーロードのSBI証券がオススメ
つみたてNISA(ニーサ:少額投資非課税制度)のご案内|SBI証券 公式サイト
5.サポート体制が万全か?
つみたてNISAを運用しているとわからないことがでてくるかもしれない。
マネックス証券は、年間200本におよぶオンラインセミナーやリアルのセミナーを開催したり、投資初心者向けのコンテンツが豊富にある。
またサポートセンターにメールや電話、チャットで相談することもできる。
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まとめ
うさ女、起きてる?
・日本の成長企業を中心に長期投資するアクティブファンド
・割安な穴場企業を脚で探して、経営方針や戦略など将来を見て投資対象を決める
・日本に投資文化を根づかせようと本気で頑張ってる
投資信託のよさ
・「月100円」といった少額から積み立てられる
・プロに運用をまかせて、いろんな国の成長企業の株が持てる
・長い間毎月コツコツ積み立てれば、複利効果でどんどんお金が増える
・販売手数料がかからない(ノーロード)ものを選ぶ
・信託報酬が低いものを選ぶ
・税金(運用益)が取られないiDeCoやNISA、つみたてNISAを利用して買う
iDeCoってなんだっけ?
・税金(運用益)がずっと取られない、自分でつくる年金(投信を積み立てられる)
・長期でコツコツ積み立てれば、普段払う所得税や住民税を大幅に減らせるかも
・月5000円~ 積み立てられるけど、60歳までおろせない
・iDeCoの積み立てのオススメ金融機関:マネックス証券
・最長20年間、税金(運用益)が取られない、積み立て投信の買い方
・月100円~3万3000円 積み立てられていつでもおろせる
・所得税や住民税は減らない
・つみたてNISAの積み立てのオススメ金融機関:マネックス証券
iDeCoとつみたてNISAは、併用できる。
とりあえず、つみたてNISAでひふみプラスを積み立ててみようかな。
つみたてNISAの口座はスマホから5分で開設できるから、いますぐやっておこう。
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投資信託の積み立てのいいところは「ほったらかしても増える」ってことだけど
ひふみはレポートがわかりやすくておもしろいから、経済に興味を持つきっかけにもなると思う。
毎月ひふみ投信が発行してる「ひふみのあゆみ」ってレポートは、上がる下がるの数字だけじゃなく
・投資している銘柄の紹介
・投資環境の分析
・ファンドマネージャーからのメッセージ(写真つき)
など内容が豊富だから見ててたのしいし、勉強になるよ。
運用レポート・報告書 | ひふみ投信 | レオス・キャピタルワークス
私もメルカリが好きで、はじめてメルカリの株(個別株)を長期保有してるし
投資ってお金を増やすだけじゃなくて、企業や企業の目指す未来を応援する役割もあるから、社会貢献度とか「私も経済回してるぞ感」が高まっていいと思う。
ひふみからぜひ投資にチャレンジしてみてください。
Can You Survive?
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