年末、いろいろと忙しくて時間がない人に代わって、10分でふるさと納税の寄付先を選べるようにした!12月31日までに今年分のふるさと納税をしないと、来年の住民税は安くならない。今から10分で今年のふるさと納税を、ミッションコンプリートせよ!
※この記事はアフィリエイト広告を含みます
目次
今年のふるさと納税やった?
ふるさと納税は5年ぐらい前からブームになっているけど、「私は関係ない」と思っている人がまだまだ多い。
年収200万円以上の人はふるさと納税を活用できる可能性が高い。
「ふるさと納税」を簡単にイメージしてもらうと、どこかの自治体に寄付して、そのお礼に地域の特産品、例えばカニや最高級牛肉などをプレゼントしてもらえる制度。
そして寄付した金額は、翌年の住民税などから引かれるから、実質2000円* でいろいろな特産品やサービスが受けられるんだ。
*例えば総額5万円の寄付をしたら、翌年の住民税が4万8000円安くなる(確定申告をする人は、所得税が一部還付され、残りは住民税が安くなる)。
でも、今年分のふるさと納税は今年の12月31日までしかできない。とにかく、今すぐ10分で寄付先を決めよう。
どのくらいの金額を、ふるさと納税できる?
ではどれくらいの額まで寄付しても、お金が戻ってくるだろうか?
目安がこれだ。
ちなみに、中学生以下の子供(16歳未満)は税法上、扶養控除されないので、「扶養なし」に当てはまる。配偶者(妻または夫)や高校生の子供の扶養控除額は同じだが、大学生の子供(19歳以上23歳未満)は、扶養控除額が大きい(寄付できる金額が少なくなる)ということに注意して欲しい。
寄付する人の 給与総額 | 扶養なし | 扶養1人 *妻 or 夫 | 扶養1人 *高校生 | 扶養1人 *大学生 |
---|---|---|---|---|
200万円 | 1万5000円 | - | - | - |
300万円 | 2万8000円 | 1万9000円 | 1万9000円 | 1万5000円 |
350万円 | 3万4000円 | 2万6000円 | 2万6000円 | 2万2000円 |
400万円 | 4万2000円 | 3万3000円 | 3万3000円 | 2万9000円 |
450万円 | 5万2000円 | 4万1000円 | 4万1000円 | 3万7000円 |
500万円 | 6万1000円 | 4万9000円 | 4万9000円 | 4万4000円 |
550万円 | 6万9000円 | 6万円 | 6万円 | 5万7000円 |
600万円 | 7万7000円 | 6万9000円 | 6万9000円 | 6万6000円 |
650万円 | 9万7000円 | 7万7000円 | 7万7000円 | 7万4000円 |
700万円 | 10万8000円 | 8万6000円 | 8万6000円 | 8万3000円 |
800万円 | 12万9000円 | 12万円 | 12万円 | 11万6000円 |
900万円 | 15万1000円 | 14万1000円 | 14万1000円 | 13万8000円 |
1000万円 | 17万6000円 | 16万6000円 | 16万6000円 | 16万3000円 |
1200万円 | 24万2000円 | 23万9000円 | 23万2000円 | 22万9000円 |
1500万円 | 38万9000円 | 38万9000円 | 37万7000円 | 37万3000円 |
2000万円 | 56万4000円 | 56万4000円 | 55万2000円 | 54万8000円 |
寄付する人の 給与総額 | 扶養2人 *妻or夫+高校生 | 扶養2人 *高校生+大学生 | 扶養3人 妻or夫+高校+大学 |
---|---|---|---|
300万円 | 1万1000円 | 7000円 | - |
350万円 | 1万8000円 | 1万3000円 | 5000円 |
400万円 | 2万5000円 | 2万1000円 | 1万2000円 |
450万円 | 3万3000円 | 2万8000円 | 2万円 |
500万円 | 4万円 | 3万6000円 | 2万8000円 |
550万円 | 4万8000円 | 4万4000円 | 3万5000円 |
600万円 | 6万円 | 5万7000円 | 4万3000円 |
650万円 | 6万8000円 | 6万5000円 | 5万3000円 |
700万円 | 7万8000円 | 7万5000円 | 6万6000円 |
800万円 | 11万円 | 10万7000円 | 8万5000円 |
900万円 | 13万2000円 | 12万8000円 | 11万9000円 |
1000万円 | 15万7000円 | 15万3000円 | 14万4000円 |
1200万円 | 22万9000円 | 21万9000円 | 20万6000円 |
1500万円 | 37万7000円 | 36万1000円 | 36万1000円 |
2000万円 | 55万2000円 | 53万6000円 | 53万6000円 |
あんまり、上限額ギリギリを狙わないことも大切。上限額を超えた寄付は、単なる寄付になるから(住民税は安くならない)、気をつけて。
10分で決める、ふるさと納税攻略法
年末のふるさと納税先の決め方として、大きく2つに分かれる。
1.欲しいものをぱぱっと決めてしまう方法と、あとでじっくり選ぶために、2.ポイント制を採用している自治体に寄付をしておく方法だ。
欲しいものをぱぱっと決めてしまう方法のメリットは、あとで改めて商品を選ぶ時間をとらなくていいこと。
デメリットは、寄付は年末に集中するから(年間のふるさと納税の50%は12月に行われる)、欲しい返礼品が品切れを起こしている可能性があること。ただし、実際は品切れを起こしている返礼品は少ないし、代わりの商品がある。
ポイント制のメリットは、あとでじっくり欲しい返礼品を選ぶことができることや、季節モノの返礼品を選べること、さらには今年分のポイントと来年分のポイントを足して、高額な返礼品をもらうという技も使えることかな。
デメリットは、やはりまた選ばなければいけないこと。返礼品を用意してくれる自治体が増えたことは嬉しいけど、多くなり過ぎて、正直、どれをもらうか迷う、選ぶのが大変。そんなことをしているうちに、また来年の年末になって、そのうちポイントは失効し… みたいな危険性があることかな。
カタログショッピングが好きな人は、ポイント制を採用している自治体に寄付して、時間があるときにじっくり見ればいい。
「ふるなびカタログ」に寄付しておけば、まさにカタログショッピングみたいな感じだ。今なら1度に10万円以上寄付すると、125人にPayPayポイント10万円が当たるふるなびカタログ
どの「ふるさと納税ポータルサイト」を使うか?
ふるさと納税ポータルサイトで、一番大きいのが「ふるさとチョイス」だ。しかし莫大な数の自治体が掲載されていて(1600超の自治体)、眺めているだけで数時間たってしまう。だから、年末、一気に寄付先を決めるのには適していない。
年末のふるさと納税は、「ふるなび」がいい。ふるなびを使って寄付をすると、寄付金額に対して1%のふるなびコイン(Amazonギフト券やPayPayに交換可能)がプレゼントされるんだ!
さらに今なら、Amazon PayやPayPay、楽天ペイ、d払いで寄付をすると、最大20%のふるなびコインをゲット。エントリー制だから、エントリーを忘れないで!
ほかにも、他のポータルサイトがやっていない家電の返礼品をふるなびは扱っている。ふるなびの家電返礼品一覧。
なので、年末は、基本的に「ふるなび」一本でいい。掲載自治体数が550団体とそこまで多くはないが、僕のおすすめは、ほぼ扱っているので必要十分、ちょうどいいサイズだ。
ただ、楽天市場を頻繁に使っている人は、「楽天ふるさと納税」を使うのがいいと思う。
楽天ふるさと納税は、楽天市場と同じシステムを使っているので、使い慣れている人にとっては、一番わかりやすいはず。掲載されている自治体も1000団体以上ある。
「ふるなび」と「楽天ふるさと納税」のいいところは、返礼品ごとのレビューが充実していること。返礼品をもらった人のリアルの声がわかるんだ。
さらに楽天ふるさと納税で寄付をすれば、返礼品と別に「楽天ポイント」がもらえる。そして楽天カードを使って寄付をすれば、楽天ポイントが3倍になる。寄付額の最大30%還元も狙えるから、楽天カードを持っている人は楽天ふるさと納税がいい。
ちなみに楽天カードを持っていない人は、今、楽天カードをつくると5000楽天ポイントがもらえる。■楽天カード入会で5000ポイント>>
ポータルサイトまとめ
まとめると、基本的にはふるなびをメインにする。
楽天カードを持っていて、楽天市場を使っている人は楽天ふるさと納税をメインに使う。
1つでも多くの返礼品をチェックしたいという人は、まずは「ふるさとチョイス」でチェックして、その商品が「ふるなび」や「楽天ふるさと納税」にあるか調べる。なければ、ふるさとチョイスを使おう。
今年はゆっくり選ぶ時間がない! 来年ゆっくり選びたい人という人は、ふるなびカタログ等、ポイント制のふるさと納税に寄付をする
という作戦になる。
どこの自治体に寄付をするか?
お米をもらうなら
ただ洗うのがめんどくさいので、無洗米はあるんすか?
無洗米でコスパがいいのは1万2000円の寄付で10kgだね。
■令和4年産 ななつぼし5㎏&ゆめぴりか5㎏ 無洗米 5kg×2袋:寄付額1.2万円(北海道秩父別町)
僕は健康のため、いつも玄米をもらっているけどね。
■さがみのり 20kg(5kg×4袋):寄付額1万円(佐賀県上峰町)
ティッシュやトイレットペーパーをもらうなら
■ボックスティッシュ60箱 1箱150組300枚:寄付額1万円(栃木県小山市)
■エリエールina60箱 1箱150組300枚:寄付額1.4万円(岐阜県川辺町)
■エリエール トイレットティッシュー55m×72ロール:寄付額1.4万円(岐阜県可児市)
■開運おやまくま トイレットロール25m×96ロール:寄付額1万円(栃木県小山市)
家電をもらうなら
■アラジン グラファイトトースター:寄付金額:3万円(兵庫県加西市)
■SHARP ホットクック:寄付金額:20万円(大阪府八尾市)
■マッサージチェア シャア専用ルピナスロボ:寄付金額:311万円(鳥取県米子市)
お肉をもらうなら
あー、ビールも飲みたいっす、今年も頑張った自分へのご褒美に!
牛肉を食べたいなら、おすすめはこのハラミ肉1.5kg!
■秘伝の赤タレ漬け牛ハラミ肉 大容量1.5kg:寄付額1.2万円
■鹿児島県産 黒毛和牛モモスライス 2kg以上:寄付額2.5万円
■熟練の味「黄金ハンバーグ」2400g(16個):寄付額1.0万円(佐賀県上峰町)
ビールをもらうなら
■キリン一番搾り350ml×24本:寄付額1.5万円(福岡県朝倉市)
■ヱビス350ml×1ケース(24本):寄付額1.7万円(静岡県焼津市)
■よなよなエール24本 クラフトビール:寄付額1.7万円(大阪府泉佐野市)
カニをもらうなら
紅ズワイガニは、本ズワイガニより少し味が落ちる(味が薄い)けど、コスパで選ぶならこれかな。刺身でも食べられるし。
■刺身用 紅ズワイガニむき身 400g×2P:寄付額2.0万円(北海道根室市)
■お刺身でも食べられる生本ずわいがに700~800g:寄付額1.2万円(北海道根室市)
イクラをもらうなら
■鮭匠ふじい いくら醤油漬(小分け)70g×4P:寄付額1.2万円(北海道根室市)
ホタテをもらうなら
■オホーツク産ホタテ1kg(大玉サイズ):寄付額1.4万円(北海道紋別市)
ウニをもらうなら
■エゾバフンウニ塩水パック120~130g:寄付額2.0万円(北海道根室市)
■キタムラサキウニ塩水生うに100g:寄付額1.0万円(北海道礼文町)
女性や子供にはさつまいも
ウナギをもらうなら
そういえば、ウナギも旨いんだよな~。
■うなぎ蒲焼150g×4尾 600g:寄付額2.0万円(鹿児島県鹿屋市)
でも、やっぱり自分の心は、お肉とビールとイクラちゃんっす!
確定申告をしないでふるさと納税をしたい場合(ワンストップ特例)、「5団体まで」しか寄付ができない。5回ではなく5団体まで。
6か所以上に寄付をしようと考えている人は、注意が必要。
じっくり選びたい人はポイント制の自治体に寄付
返礼品目的じゃなく、故郷やプロジェクトに寄付
僕も子供の頃に毎年行っていた母の実家である岩手県北上市(きたかみし)に、毎年ふるさと納税をしている。
地域医療・医療従事者への支援、学校に行けなくなった子どもたちや保護者への支援、飲食店への支援、新型コロナウイルス研究開発への支援等、いろいろな支援ができる。
覗いてみて、協力したものがあれば、少額でも協力できたら素晴らしいね。
東京都文京区(ぶんきょうく)からはじめった、ふるさと納税を活用した「こども宅食(生活の厳しい子供の家に、定期的に食品を届けるプロジェクト)」は、全国に広がりはじめている。
僕も「こども宅食」には寄付をした。
親子を孤立させない。つながり、見守り、支えていく。文京区「こども宅食」
他にも厳しい生活環境の子供たちを支援する寄付がたくさんある。厳しい生活環境の子どもたちの支援
来年以降、「美味しいモノ」もいいけど、ふるさと納税の本来の趣旨である「自分が払っている税金をどこに納めるべきかを自分で決める」ということを、返礼品ありきじゃなく、じっくり考えて「ふるさと納税」をするのもありかもね。
ふるさと納税をする注意点
手続きをしっかりとしないと、お金は戻ってこない!(来年の住民税が安くならない)
注意点は、下記の3つ。
1.上限額ギリギリを狙いすぎない
まずはもう一度、ふるさと納税できる額(税金が戻ってくる最大の額)を確認しよう。
扶養家族が多い人や、住宅ローン控除をやっている人は税額控除できる金額が少なくなるのでしっかり調べよう。
正確な額を調べるのが大変だと思う人は、控除されるギリギリを狙わないで目安の上限より、少な目にしておこう。
「めんどくさい」から何もしないという選択より、2万円だけでもいいから寄付したほうがお得という発想のもと、お肉とお米だけでもGetしよう!
2022年は練習の年にして、2023年に本気を出してもいい。まずは2万円でもいいので寄付をして、おいしい物をもらおう!
ただ2000円は戻ってこないので、2000円以上の価値がないと思うならやめておこう。
2.お金が戻ってくる手続きを、しっかりしよう
確定申告をしている人は、確定申告のときに「寄付金税額控除」の欄に、ふるさと納税の寄付金額を書く。意外と忘れてしまう人がいるので、注意が必要だ。
確定申告をしていない人(大多数の会社員)は、確定申告をしなくて済む「ふるさと納税ワンストップ特例制度」を使う。
これを使う場合は、2023年1月10日までにふるさと納税をした団体へ「寄付金税額控除に係る申告特例申告書」と個人番号(マイナンバー)および申請者本人を確認できる書類を提出する必要がある。
上記で紹介したふるさと納税ポータルサイトを使えば、寄付をするときに「寄付金税額控除に係る申告特例申告書の要望」の欄にチェックをつけることができる。
この欄にチェックをして寄付をすると、返礼品とは別に、「寄付金税額控除に係る申告特例申告書」がすぐ送られてくるので、早急に返送しよう。
今はワンストップ特例オンライン申請ができる市町村が多いので、オンライン申請ができるところはオンラインでしよう。
オンライン申請に対応していない場合、年内に寄付金税額控除に係る申告特例申告書が自宅に届かない可能性が高い。郵送で送られてくるのを待つのではなく、忘れないうちに、返礼品の紹介ページから申告特例申告書がダウンロードできるので、マイナンバーおよび本人確認できる書類を添付して、すぐに送ろう。
注意点として、ふるさと納税ワンストップ特例制度は「5団体まで」の寄付でないといけない。5回ではなく5団体まで。寄付した自治体が5つまでならこの制度が使える。
詳細はこちら>>ワンストップ特例の注意点
このふるさと納税ワンストップ特例制度を使うと、来年の住民税が安くなる。
確定申告をした場合は、一部所得税が還付され、残りは来年の住民税が安くなる。
多くの人には関係ないが、返礼品も一時所得になる。だから返礼品が「50万円」の特別控除を超えると、返礼品も確定申告が必要になる。
3.2022年分の寄付になるかを確認しよう
通常、クレジットカードで寄付をすれば、その決済した日が寄付日になる自治体がほとんどだ。しかし、ごく一部、決済日ではなく自治体への入金があった日を寄付日とする自治体がある。この場合、来年分の寄付になってしまうこともあるので、注意が必要だ。
年末ギリギリの場合は、寄付日がいつになるのかをしっかり確認してから、寄付をしよう。
めんどくさいことをやる2023年へ向けて、2022年の締めは「ふるさと納税」で!
来年に向けて勢いつけていこう。
Can you survive?
※記事で紹介したサービスや商品を購入すると、売上の一部がサバイブに還元されることがあります。
サバイブ運営方針はこちら