確定拠出年金は転職・退職したら急いでiDeCoに切替えよう!

企業型の確定拠出年金を積み立ててきたは良いものの、受け取る前に転職や退職をしてしまった場合、6か月以上放っておくと積み立てたお金がどんどん減ってしまうかも。しかもいざというときに下ろせない可能性も!
急いで対策を取りましょう。

転職したら確定拠出年金の忘れずに手続きをしましょう。

ヤマザキOKコンピュータ
まいど!
投資好きの28歳、ヤマザキOKコンピュータです!

前回の記事、
iDeCoとは|いま最強の節税術、確定拠出年金を図解する
では個人型の確定拠出年金=通称iDeCoについて詳しくご紹介しました。

iDeCoは、私の知る中で最も効率的にお金を増やせる方法です。
投資好きの私からしてみれば、まさに宝の山
2017年、最も盛り上がる投資となるでしょう。

個人的には「月2万3000円まで」という制限さえなければもう少し積み立てたいところ。
やってない人の枠まで使っちゃいたいくらいです。

また、企業型の確定拠出年金なら、地味にきつい「運営手数料」まで会社が負担してくれます。
これに入るためには企業型の確定拠出年金を導入している会社の社員じゃなきゃいけません。これを導入しているのは基本的にかなりの大企業。

残念ながら私はできません。
これは選ばれた人だけが使えるめちゃくちゃお得な投資と言っても過言ではありません。

我々のような中小企業で働く投資ファンからすれば垂涎もの。

そんな企業型確定拠出年金のうち1428億円もの大金が運用もされず、ほったらかしになっているというニュースを発見しました。

確定拠出年金1428億円塩漬け 転職時など手続きなく:朝日新聞デジタル

この記事ではこの事態の原因について「DCの加入者が転職時などに必要な手続きを取らなかったため」と書いてありますが、私は制度上の欠陥によるところが大きいと考えています。

ヤマザキOKコンピュータ
こんなお金をこれ以上増やしてはいけない!ここはあっしの出番ですね!
今の制度に合わせて、転職者・退職者が仕事をやめたあとにとるべき対策を解説します!!

転職・退職後に放置された確定拠出年金はどうなる?

確定拠出年金法では、企業型の確定拠出年金加入者が未導入の会社や自営業に転職したり、その他の理由で退職した場合、iDeCo(個人型確定拠出年金)への切り替え手続きをする必要があるとされています。

この移換手続きが6か月以内に行われなかった場合今まで積み立てたお金は運用がストップされます。

退職・転職後6ヶ月間以内に移管手続きをしなかった場合、今まで積み立てたお金は国民年金基金連合会というところに移動されてしまいます。

このとき移動に伴う手数料が発生し、まずは積み立てたお金から4269円が天引きされます。
次に、自動移換4か月目以降から毎月51円の管理手数料が差し引かれていきます。

この間も手数料や管理手数料は引き続き発生します。
こちらは企業型のときと違って全額自己負担なので、ざっくり言えば今まで積み立ててきたお金が年間5000円程度減少していくことになります。

また、国民年金基金連合会にお金が保管されている間は運用ができなくなるので利息・信託報酬が付かないのはもちろんですが、確定拠出年金の加入者期間としてカウントされないというデメリットもあります。

確定拠出年金を受け取るには、10年以上の加入期間が必要なので、手続きが遅れると受け取りが60歳以降になってしまう可能性があります。

そして万が一、手続きをしないまま60歳を迎えてしまった場合、このままではお金を引き落とすこともできません。

また、「退職を期に脱退したい」という方もいるかもしれませんが、現在の法律ではほぼ不可能です。
つまり、1度でも企業型確定拠出年金に加入した方は、必ず移換手続きをしなければいけません。

ヤマザキOKコンピュータ
そんな宙に浮いたお金が2016年11月のいま、1428億円もあるんです!
なんてもったいない!!

転職・退職後はどうしたらいい?

では、具体的にどうしたらいいか考えていきましょう。

企業型確定拠出年金の加入者が会社を辞めた場合、その後どのような会社に勤めるのかによって大きく2つの進路に分かれます。

企業型確定拠出年金を導入している企業に転職した場合

他の企業へと転職し、その会社が企業型確定拠出年金を導入している場合です。

このパターンでは、前の職場と新しい職場の証券会社がそれぞれ違ったとしても、これまで積み立ててきたお金をそのまま移動することができます。

基本的には新しい職場の担当者に「前職で企業型確定拠出年金に加入していたので移換の手続きがしたい」という旨を伝えれば、あとのことは全てそちらの案内に従えば問題ありません。

何も言わなくても自動で移換手続きしてくれる可能性もありますが、一応確認しておきましょう。

未導入の企業または自営業などに転職した場合

転職先の企業に確定拠出年金が導入されていない場合や起業した場合、自営業・フリーランス・フリーターなどに転職した場合はこちらです。

このパターンでは、さらに2つの選択肢があります。

・個人型の確定拠出年金=iDeCoに切り替えて積み立てを続ける。

・積み立てをやめて運用だけを続ける。

どちらの選択肢を選んでも、6か月以内にiDeCoの口座を開設し、移換手続きをしなければなりません。

移換時は手数料が発生しますが、放置しておいた場合、さらに多額の手数料が発生してしまうので、忘れずに手続きしましょう。

iDeCo移換手数料の比較

企業型の確定拠出年金からiDeCo(個人型確定拠出年金)へと移管するのにかかる手数料は「国民年金基金連合会」と「移換先の金融機関」の二か所に対して発生します。

「国民年金基金連合会」への手数料は固定で2777円(税込)。
これはどこの金融機関に移動したとしても同じ金額となります。

「移管先の金融機関」への手数料は各社が定めた手数料なので、金融機関ごとに異なります。
一覧で比較してみましょう。

金融機関移換手数料
(税込)
口座管理
手数料(月間)
SBI証券1080円50万円以上:0円
50万円未満:324円
りそな銀行0円316円
大和証券0円324円
ゆうちょ銀行0円370円

主要な金融機関を比べると、以上のようになりました。

移換手数料がかかる分、SBI証券は一見すると割高に見えますが、積立額が一定額に達すると口座管理費が0円になります。

iDeCoは長期運用が前提なので、最終的な手数料では圧倒的にお得です。

たとえば月に2万3000円積み立てる場合、2年弱で50万円を超えます。
つまり、30歳で加入したとすると28年以上は口座管理費が無料になるということ。

月間300~400円程度の手数料でも、30年間続けば10万~15万円ほどの大金になってしまいます。

これは私の持論ですが、投資成功のコツはとにかく手数料を払わないこと。

iDeCoに関しては、圧倒的にSBI証券がおすすめです。

しかも今なら加入時・移換時手数料無料キャンペーン中!

2016/9/23(金)~2017/3/31(金)に当社の個人型確定拠出年金プランに新規加入・移換もしくは他社からの運営管理機関変更の受付が完了したお客さまを対象に、個人型確定拠出年金口座の「加入時・移換時手数料」、「運営管理機関変更時手数料」および2017年3月分までの月々の「口座管理手数料」を、2017年3月まで無料にするキャンペーンを実施いたします。
>> 詳しくはSBI証券の公式ページへ

中立的な第三者としての立場から各種金融商品やウェブサイトの客観的な評価・比較を行うモーニングスター株式会社が発表した「iDeCo(個人型確定拠出年金)サイトランキング」でもSBI証券が1位でした。

ウェブサイトの使いやすさやサービス情報の充実度
取り扱っている運用商品の豊富さ
口座管理手数料や投資信託にかかる費用などのお得さ
などの観点から総合的に評価されたそうです。

ヤマザキOKコンピュータ
僕が前回の記事を書いたときも徹底的に比較してSBI証券をおすすめしていたので、この結果はとてもうれしい!
迷わずSBIネット証券を選びましょう!

iDeCo移換手続きのやり方

もし、今まで企業で加入していた金融機関内の個人型で良いのなら、退職の際に移換に必要な書類やガイドブックを渡されるので、その中に入っている個人別管理資産移換依頼書を自分で記入してポストに投函して終了です。

しかし、これからは手数料を自分で払わなければいけません。
前項で解説したとおり、金融機関によって手数料が大幅に違い、長い目で見れば10万以上変わってくるので、圧倒的に手数料の安いSBI証券に乗り換えるのが良いでしょう。

SBI証券なら、移換するお金がもし50万を超えていれば口座管理手数料は無料です。
キャンペーン中なら移換時手数料も無料。

まるまる無料です。

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僕はキャンペーン期間外に0から始めたので、加入時手数料も支払ったし、今も口座管理手数料を払ってます。
この時期に企業型から個人型に乗り換えられた人はかなりラッキーですね。うらやましい!

(1)必要書類を取り寄せる

iDeCoはネット上で全ての取引を完了することができません。
まず証券会社から、必要書類が入った資料を請求します。

>>SBI証券の公式サイトはこちら

(2)書類に記入してポストへ

数日後に書類が届くので、中に封入されている「個人型年金(個人型確定拠出年金)ケース別ご提出書類一覧」を見ながら必要書類を作成し、ポストに投函しましょう。

(3)とにかく待つ!

その後、国民年金基金連合会で移換が可能かどうかの確認が行われ、確認手続きが終わると各種通知書が郵送されてきます。

企業型確定拠出年金からSBI証券の個人型年金に個人別管理資産が移換されるまでの期間は通常1~2か月かかります。

ここまでの作業を退職6か月後までに完了しなければならないので、転職や退職をした場合は、なるべく急いで移換手続きに取り掛かりましょう。

(4)投資の割合を決める

iDeCoのやり方
↑SBI証券で取り扱っている運用先の一部

届いた通知書に記載してあるIDとパスワードを使うと、確定拠出年金の運用指図画面にログインできます。

これからは、この画面を使って資産の運用配分を自分で決めていくことになります。

iDeCo運用のコツとおすすめ投資先

iDeCo最大のメリットはとにかく税金がかからないこと
拠出額に対して所得税・住民税がかからないほか、運用利益にも税金がかかりません。

この節税メリットを最大限利用するならば、定期預金などの元本保証型商品ではなく、投資信託などのリスク投資を利用し、ある程度金利の見込める運用スタイルがよいでしょう。

私は他の資産(普通預金・不動産・株式など)とのバランスさえ取れていれば、iDeCoの投資先は1つに絞って運用しても問題ないと考えていて、現にiDeCoに関してはSBI証券の「DC外国株式インデックスファンド」に100%投資しています。

「海外投資に100%賭けるなんてリスキーだ」と思うかもしれませんが、むしろ全財産を日本円で持つことの方がリスキーではないでしょうか。
私は現在の経済の動向や少子化の影響を考えると、日本円に長期投資する気にはなれません。

そもそも全財産を一つの国に賭ける勇気がないので、全体の50%ほどは外貨あるいは外貨建て資産にしておくのが無難だと考えています。

それも踏まえて、金利が付きやすく値動きの大きい外貨建て投資(海外投信など)はiDeCoかNISAを利用して非課税で運用し、逆に金利は付きにくいけど取り回しの良い銀行預金は日本円で保有するようにしています。

あとは可能な限り手数料がかからない銀行や証券会社を選ぶことも重要です。

リスク管理の面から見ても、運用益の面から見ても、これが最も合理的な資産運用術だと考えています。

そういうわけで、iDeCoは私の資産運用の中でもかなり重要な役割を果たしています。

そんなiDeCoを放っておくのは勿体ないので、もし転職や退職で企業型確定拠出年金の扱いに困っている方は、急いでiDeCoに乗り換えましょう!

以上「転職や退職で積み立てた確定拠出年金は急いでiDeCoに切替えよう!」でした!

それではまた!
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iDeCo(個人型の確定拠出年金)について詳しくはこちら!

iDeCoとは|いま最強の節税術、確定拠出年金を図解する

2017.02.24