LINE NFTとは?できること、販売予定のNFT紹介

LINE NFTとは?できること、販売予定のNFT紹介
【2023年1月5日】LINE NFTはサービスを終了しました。代わりに1月10日から「DOSI」がサービスを開始します

LINE NFTは、LINEの子会社で暗号資産サービス「LINE BITMAX」を提供する、LINE Xenesis(ラインジェネシス)株式会社(旧:LVC株式会社)がつくったNFTマーケットプレイスです。2022年4月13日(水)にオープンしました。

LINE NFT|公式サイト

中島なかじ
NFTマーケットプレイスとは、NFTの売買や出品が行えるプラットフォーム(場)のことです。
この記事の著者、中島なかじのプロフィール
LINE NFTの詳細

運営:LVC 株式会社

決済:LINE Pay残高
→ ATMからチャージしたり、クレジットカードを登録できる
→ LINE Payを通して日本円で決済できる

ブロックチェーン:LINE Blockchain
→ ガス代はかからない

ウォレット:DOSI Wallet(旧:LINE BITMAX Wallet)
→ NFTを見たり、送付ができるブロックチェーンウォレット

※ストア(各ブランドによる一次流通)やマーケット(ユーザー同士の二次流通市場)での購入に手数料がかからない

※マーケットに出品した商品が購入された際は、出品者側にコンテンツ料がかかる

※ガス代はかからない

※年齢制限
→ NFTの出品や購入をする場合は、LINE BITMAXが利用できる20歳以上75歳未満が対象

中島なかじ
LINE NFTでは、一時流通(最初に買う場合)でも二次流通(ユーザー同士で売買する場合)でも、そのNFTをリリースしたコンテンツ事業者やクリエイターに収益が発生します。

転売されても推しにお金が入ることが、NFTのメリットのひとつです。

2021年に数々の高額取引が話題になった「NFT」は世界中でバズワードになり、国内外のさまざまな企業が参入して、市場は拡大し続けています(2021年の取引総額は、イーサリアムだけで約4.7兆円 ※1)。

※1 出典:https://bijutsutecho.com/magazine/news/market/25076

しかし、購入までのハードルが高かったので(多くの場合、仮想通貨やウォレットが必要)日本で「NFTを持っている」という人はまだ多くありません。

中島なかじ
日本でも楽天市場やGMOグループ、SBI証券の子会社などがマーケットプレイスをつくっています。

そんな中、強力なIP(知的財産)と利用のしやすさで、ユーザー数がドーンと増えそうなのがLINE NFTです。

※LINEのユーザー数は、国内で約9000万人。LINEアカウントがあればLINE NFTを利用できる

LINEは、2018年に「LINE Blockchain Lab」を設立し、独自ブロックチェーン「LINE Blockchain」を開発。

また、LINEアカウントでNFTを管理できる「DOSI Wallet(旧:LINE BITMAX Wallet)」を提供しています。

LINE NFTを運営するLINE Xenesisのあゆみ

画像出典:https://note.com/line_blockchain/n/ned67793f63b2

中島なかじ
2021年6月からは、ベータ版としてLINE BITMAX内で「NFTマーケットβ」を運営していました。

私もNFTを買ったり、キャンペーンで配布されたNFTを鑑賞していました。

※LINE NFT登場によって、NFTマーケットβは3月31日に提供終了



LINE NFTでできること

・コンテンツ事業者からNFTを購入して(一時流通)、ユーザー間で取引(二次流通)できる

・LINEでNFTを交換したり、送り合ったりできる

・NFTは、DOSI Wallet(旧:LINE BITMAX Wallet)で管理できる

・キャンペーンプラットフォーム「LINEで応募」を通して、購入特典やキャンペーン景品のNFTを受け取れる

・LINEのプロフィールにNFTを設定できる

中島なかじ
ベータ版だと、NFTを買うのにLINEの仮想通貨が必要だったし、二次流通(ユーザー間の売買)だけだった。

LINE NFTなら日本円で決済できるし、一次流通も可能になりました!

また、今後できるようになること(グループ内での連携)も発表されています。

LINE NFTでできるようになること

画像出典:https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2022/4171

ソフトバンク、PayPay、ヤフオク!、ZOZO、GYAO!、LINE GAME、LINE MUSICなどと連携予定。

ソフトバンク:「5G LAB」と技術的に連携し、xR技術を活用した立体感・臨場感のあるNFTを検討

ヤフオク!:将来的には、ヤフオクでNFTの出品や落札が可能になる

ZOZO:一部のファッションブランドとのNFT販売を予定

PayPay:決済手段としてPayPayが使えるようになるかも

ほかにも、Zホールディングスの「Z Entertainment」と連携して、動画やライブ配信などのエンタメ領域でNFT事業を推進予定。

中島なかじ
海外のアパレルブランドのNFTは高額で取引されて手が出ないけど、ZOZOで買える服やアクセサリーのNFTでLINE NFTで販売されるやつなら私でも買えそう! メタバース上で着られたりすると楽しいですよね。

LINE NFTでできないこと

・自分でNFTをつくって出品することはできない
→ NFTマーケットプレイスの中には、自分で描いた絵や写真、音楽などをNFT化して出品できるサ―ビスもある

・外部ウォレットやほかのマーケットプレイスに出庫することはできなさそう
→ 今後、LINE Blockchain対応のウォレットやマーケットプレイスがあればできるようになるかも

→ グローバルNFTプラットフォーム「DOSI(ドシ)」を2022年上半期にリリース予定

中島なかじ
今のところ、IP(知的財産)を持つコンテンツ事業者からNFTを購入して、ユーザー同士で送り合ったり売買するのがメインになるようです。

LINE NFTで購入できるNFT|リリース時のラインナップ

4月13日のリリース時には、エンターテイメント、スポーツ、ゲーム、アーティスト、アニメ、キャラクター、イベントという7つのジャンルから17コンテンツ100種類以上のNFTが販売されるそうです。

NFTジャンル:ゲーム

スクウェア・エニックス
→ 資産性ミリオンアーサー

NFTジャンル:アニメ

機動警察パトレイバー

NFTジャンル:エンターテイメント

・ジェイアール東日本企画
→3月25日オープンの「Virtual AKIBA World」の「記念入場券NFT」配布予定

・テレビ朝日
→ β版では「東映ロボットアニメ」のNFTを販売

・吉本興業
→ チョコレートプラネット、ニューヨーク、マヂカルラブリーほか、各種お笑いの賞レースのチャンピオンなど人気若手芸人の渾身のネタを完全撮りおろし(動画)でNFT化

NFTジャンル:スポーツ

・B.LEAGUE
→ 360度バーチャルアリーナで体験できる、動画やカードのNFTを予定。販売は「B.LEAGUE PARK」

・Jリーグ トレーディングサッカー

・内村航平

NFTジャンル:アーティスト

・うさぎゅーん!
・ベタックマ
・やしろあずき
・ぎゅうにゅう
→ 株式会社 Mintoのオリジナルキャラクターや人気クリエイターのキャラクター

・Nissy
→ AAAの西島隆弘さんの今後の活動と関連したNFT

・GIFMAGAZINE
→ 200万以上のGIF動画が集まるプラットフォーム。LINEスタンプのようにNFTが送れるサービスを提供

・ヨッシースタンプ
→ 人気のLINEスタンプ。スタンプだけでなくNFTとしても楽しめる内容

・ずっと真夜中でいいのに。
・ドワンゴ
→ イベントと連動したNFTの配布

中島なかじ
LINE NFTは、ドワンゴが主催するイベント「ニコニコ超会議」にも参加予定(4月29日と30日)。

会場では、NFTを見たり学んだり、無料配布も行われるそうです。

【参考記事】日本でのNFT普及には、「2つのハードル」が存在 世界のブロックチェーン有力企業50社に選出された、LINEが手掛けるNFTの戦略(LINE NFT戦略発表会見の書き起こし記事)

ブランドリストはこちら

マーケット(ユーザー同士の二次流通市場)はこちら

キャンペーン情報

LINE NFTのリリースを記念して、公式Twitterでクイズに答えるとサインやグッズがもらえるキャンペーンが実施されます。

第1弾

出題 3月24日(木)10:00
締切 3月28日(月)

第2弾

出題 3月31日(木)時間未定
締切 4月4日(月)

第3弾

出題 4月6日(水)時間未定
締切 4月11日(月)

※プレゼント内容や期間は変更になる可能性がある

第1弾のツイートはこちら↓↓

LINE NFT公式Twitter

中島なかじ
今後、新たな発表があればこの記事に追記していきます。

LINE NFTのLINE公式アカウントとTwitterをフォローしておくと最新情報をチェックできます。

国内のNFTマーケットプレイスを紹介した記事はこちら↓↓

国内のNFTマーケットプレイス比較|日本円で買える?手数料は

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ABOUTこの記事を書いた人

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親の破産、多額の奨学金(740万円)、25万円貸したままフラれる……など【お金で悩む人生】から抜け出すため、お金の使い方や増やし方を勉強している。2級FP技能士。

格安SIMなどの生活インフラの乗り換えで、年間10万円以上の節約に成功。
iDeCoとつみたてNISAで資産運用、IPO株で投資中。【Twitter】@nakaji_55