iDeCoのデメリット3つ!それでもおすすめできる人と、できない人

iDeCoのデメリットは3つある

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iDeCo三大デメリットは結構デカい! それでも「ほぼ確実に儲かる」ので多くの方におすすめできます。では、iDeCoに向かないのはどんな人なのか、その場合はどんな資産運用が良いのかまで考えてみました。

ヤマコン
まいど、投資家のヤマザキOKコンピュータです。
ざっきー君
おう、やまちゃん。
このまえ教えてくれたやつ、iDeCoだっけ? 資産運用するならあれが一番おすすめなの?
ヤマコン
うん、iDeCoは運用で出た利益だけじゃなくて普段払ってる税金まで安くなるから、運用結果がそんなに良くなくても、ほぼ確実に儲けが出るんだよね。
ざっきー君
なるほどね〜
でも何かデメリットあるんじゃないの?
ヤマコン
iDeCoはデメリットあるよ。
致命的な欠点もある!
この記事でわかること

・iDeCoの3つのデメリットと、その対策

・iDeCoをやらないほうが良いのはどんな人?

・iDeCoに向かない人は、どんな資産運用が良い?

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、日本の非課税投資制度。
自分で積み立てて運用する年金です。
iDeCoとは

投資信託の運用益が非課税になったり、いつも払ってる所得税や住民税まで安くなったり、儲かる要素がてんこ盛りのiDeCoですが、実は大きなデメリットも抱えています。

この記事では、これからiDeCoを始めたいけど不安な方や、iDeCoよりも他の資産運用に向いている方に向けて、iDeCoのデメリットと対策を解説します。

iDeCo(確定拠出年金)のメリットとデメリット3つ

まずは、iDeCoのメリットとデメリットを簡単に並べてみましょう。

iDeCoの特筆すべきメリット

・普段支払っている税金が安くなる

・利益に税金がかからない

・一部の投資信託が、通常より安いコストで運用できる

ざっきー君
なるほど、とにかくお得なんだね!
ヤマコン
そう。iDeCoのメリットは、信じられないくらいの低コストで資産運用できること!
他で投資信託買うのがバカバカしくなるくらいお得だよ。
でも、デメリットもある。
iDeCoの代表的なデメリット

・60歳まで換金できない

・手数料がかかり続ける

・元本割れの可能性がある

ざっきー君
あれ? お得じゃない気がしてきたぞ……
おいら怖くなってきたかも。
ヤマコン
大丈夫! これを踏まえた上でも20〜50代のサラリーマンや自営業者なら、ほぼ全員メリットが上回るはず。
ざっきー君
ほんとかよ〜

[1] 60歳まで換金できないのがiDeCo最大のデメリット

ヤマコン
iDeCoのデメリットは3つ! 順番に解説していくね!
iDeCo最大のデメリット
原則、iDeCoに積み立てたお金は60歳になるまで換金できません。

投資の世界では、換金しにくい商品は「流動性リスクが高い」と言います。

iDeCoの流動性リスクは激高!
失業しようが、収入が減ろうが、60歳になるまでは1円たりとも引き出せません。

例外として、死亡および高度障害になったときや、震災によって多大な被害を受けたときなどは60歳未満でも引き出せますが、基本的には途中換金不可。

これがiDeCo最大のデメリットだと言えます。

ざっきー君
運用で出た利益だけ他の銀行口座に入れてもらったりすることもできないの?
ヤマコン
できないよ!運用益はそのまま全部再投資される。
複利の効果が働いてどんどんお金が増えてくかもしれないから、それは良いことでもあるけどね。

[2] 途中解約できないのに手数料がかかる

iDeCoの2つめのデメリット
iDeCoで必ず発生する手数料は以下の2種類。

加入時手数料
国民年金基金連合会への手数料として、2829円が初月の掛け金から必ず引かれる。
口座管理手数料
国民年金基金連合会への手数料66円と信託銀行への手数料105円、合計171円が積み立てのたびに必ず引かれる。

以上の2つは、どの金融機関を選んでも必ず発生します。

加入時手数料を支払うのは一度だけですが、口座管理手数料は毎月引かれます。
167円×12か月=2004円。

iDeCoを年単位拠出(毎年12か月分を一括で払う方法)に設定すると、信託銀行への手数料が1回で済むので、半分以下に抑えられますが、最低でも年間871円は払わなければなりません。
64円×12か月+103円=871円。

iDeCoは途中解約できないので、少なくとも60歳までこの手数料を払い続けることになります。

30歳から60歳までの30年間iDeCoを利用した場合、最低でも以下の手数料が発生します。

月単位拠出:6万2897円
年単位拠出:2万8907円

ざっきー君
手数料払い続けなきゃいけないのに解約できないの? なんだそれ!
消費者センターに相談してやる!
ヤマコン
たぶん意味ないよ……。
そもそもざっきー君、まだ始めてないじゃん。
ざっきー君
あ、そうでした。

[3] 元本割れの可能性がある

iDeCoの心配な部分
iDeCoで選べる運用商品は、大きく分けて2種類。

・元本確保型商品(ノーリスク商品)
定期預金・保険商品など
・元本変動型商品(リスク商品)
投資信託・MMFなど

元本変動型商品の場合、運用結果によっては積み立てた金額よりお金が減ってしまう(=元本割れ)可能性があります。

また、iDeCoを元本確保型商品(定期預金など)で運用する場合でも、手数料が運用益を上回ってしまうと元本割れがおきます。

ヤマコン
途中換金不可・途中解約不可・元本割れリスク
iDeCoのデメリットは以上の3つ!
ざっきー君
う〜ん、これ本当にお得なの?
いよいよわからなくなってきたよ。
ヤマコン
それがお得なんだよね。
ここからはiDeCoのデメリットへの対策と、基本的な考え方について解説するね。

iDeCoはあくまで、個人型確定拠出年金

通常の上場株式ならば、株式市場が開いている間(平日9:00~11:30 と 12:30~15:00)何度でも売買できます。投資信託もほぼ同じで、長くても4〜5日あれば換金可能。

定期預金・国債・保険の場合も、金利や元本の一部が損なわれる可能性はありますが、ほとんどの場合で解約可能です。

iDeCoは金融商品として見た場合、他に類を見ないほど厳しい条件が付いています。

iDeCoの正式名称は個人型確定拠出年金
あくまで「自分で積み立てて運用する年金」です。

公的年金だけでは老後が不安な人や、お得に老後資金を備えたい人が使う制度だということを念頭に置いて考えましょう。

ヤマコン
iDeCoは、金融機関から運用先、積み立て金額まで自分で選べるからね。
公的年金と比べると非常に自由度が高く見えてこない?
ざっきー君
たしかに! おいら年金はなるべく払いたくないけど、iDeCoくらい自分で決めれるなら良いかも!

積み立て額を調節しよう

積み立て額でiDeCoのデメリットを解消する
「60歳まで換金できず、途中解約もできない」という条件は非常に厳しいものですが、iDeCoは毎月の積み立てる金額を自分で決めることができます。

積み立ての最低金額は月5000円(年6万円)。
上限金額は雇用形態などによって変わりますが、一般的なサラリーマンならば月2万3000円(年27万6000円)まで積み立て可能です。
iDeCoの限度額
積み立て金額は途中で変更することも可能。

「子どもができたから来年からは毎月5000円に減らそう」
といった具合に、自分の人生に合わせて積立額を減らすこともできます。

それでも厳しければ、積み立てをストップして、今まで積み立ててきたお金で運用だけ続けること(運用指図者)も可能です。

ざっきー君
最低でも毎月5000円かぁ。
地味にきつくない?
ヤマコン
でもさ、普段使ってるスマホを格安SIMに変えるだけでも毎月4000〜8000円くらいの節約になるでしょ。
その分をiDeCoにまわしても生活はきつくならないんじゃないかな。
ざっきー君
なるほど!それなら良いかも!

5分で選べる格安SIM比較|ヤス石田のおすすめMVNOはこれだ!

口座管理手数料が安い金融機関を使おう

iDeCoの手数料は抑えられる
iDeCoは積み立て金額運用商品の他に、積み立てる金融機関も選ぶことができます。

銀行や証券会社など、iDeCoを取り扱う様々な金融機関の中から1つ選んで口座を作ることになります。

選ぶ金融機関によって選べる運用商品手数料が変わるので、金融機関選びは非常に重要。

金融機関加入・移換時手数料口座管理
手数料(月間)
SBI証券
セレクトプラン

おすすめ!
0円0円
SBI証券
オリジナルプラン
0円0円
マネックス証券0円0円
ゆうちょ銀行0円260円

金融機関への手数料が無料の機関を選んでも国民年金基金連合会と信託銀行への手数料167円は必ず掛かりますが、りそな銀行とSBI証券のセレクトプランで比べると、10年で約3.8万円、30年なら11万円以上の差が出ます。

SBI証券りそな銀行
運営管理手数料
(拠出中)
無料月316円
運営管理手数料
(運用指図者)
無料月316円

積み立てをストップして、今まで積み立ててきたお金の運用だけ運用する状態、「運用指図者」となった場合も、信託銀行への手数料64円は毎月引かれます。
また、金融機関によっては追加の手数料も払い続けなければならないので注意が必要です。

金融機関に手数料を支払うメリットは特にないので、必ず無料の口座を利用しましょう。

ざっきー君
手数料が高い金融機関なんて誰が使うわけ?
ヤマコン
銀行窓口で営業を受けた人か、企業型確定拠出年金を導入している会社で働いてた人かな。
当てはまる人はなるべく早く乗り換えたほうが良い!
口座管理手数料が無料の金融機関
SBI証券マネックス証券松井証券楽天証券大和証券イオン銀行
口座管理手数料が有料の金融機関
三井住友銀行・三菱UFJ銀行・ゆうちょ銀行・みずほ銀行・スルガ銀行・りそな銀行・西日本シティ銀行・横浜銀行・野村證券・岡三証券・中央労働金庫・明治安田生命保険・住友生命保険・東京海上日動火災保険・日本生命保険・第一生命保険・ソニー生命保険・三井住友信託銀行・あいおいニッセイ同和損害保険・明治安田生命保険……他多数

金融機関は乗り換え可能

銀行口座にまとまったお金が入ったときや、定期預金が満期になったときなど、銀行窓口で金融商品の営業を受けることがあります。

このようなタイミングで他の金融機関と比較せずにiDeCo口座を開設してしまった方も多いのではないでしょうか。

また、企業型確定拠出年金を導入している企業で加入した場合は、企業と提携する金融機関で口座が開設されます。

働いている間は企業が口座管理費を負担してくれるのでほとんど問題ありませんが、その後、転職や退職をした場合は自分で手数料を負担することになります。

手数料の高い金融機関で積み立てられていた場合は、知らぬ間に損してしまうことも考えられます。

どちらのパターンも途中解約することはできませんが、今まで運用してきたお金を持って金融機関を乗り換えることは可能です。
なるべく早く、口座管理費無料の金融機関へ移管することをおすすめします。

ヤマコン
おすすめはSBI証券のセレクトプランだね。
手数料無料で、商品ラインナップも現状一番良い。

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元本割れリスクは節税効果で打ち消される

iDeCoの元本割れリスク
iDeCoを定期預金で運用する場合、手数料167円のほうが金利よりも大きくなる可能性が高く、投資信託で運用する場合も、運用結果によっては元本割れの可能性があります。

しかしiDeCoの「普段支払っている税金まで安くなる」というメリットはあまりに大きく、多少の損失ならば節税金額のほうが上回ってしまいます。

例えば年収300万円の一般的なサラリーマンの場合、課税対象となる金額は、115万円前後。

これに対して所得税は約5%、住民税は約10%なので、合計約15%。
年間17万円ほどが税金として天引きされることになります。

ところが、iDeCoで積み立てた分のお金はこれらの税金の計算対象外。

iDeCoで年間24万円(毎月2万円)積み立てた場合、課税対象がそのまま24万円減るので、15%にあたる3.6万円ほど税金が安くなる計算です。

10年なら36万円、20年なら72万円の利益。

運用での利益や損失は「出る可能性があるもの」ですが、節税のメリットは「確実に出るもの」
家庭環境や雇用環境の変化で控除額が変化しない限り、受け続けることが可能なメリットです。

ざっきー君
ちょっと待って、おいらの場合はどれくらいお得になるの?
ヤマコン
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ざっきー君
なるほど。
よっぽどリスキーな金融商品さえ選ばなければ、プラスになりそう!
ヤマコン
そうだね。iDeCoで選べる投資信託は、金融庁の厳しい基準をクリアした商品だからそこまでひどいものはないけど、おすすめ商品については別の記事で詳しく紹介しているよ。
iDeCoやるならSBI証券のセレクトプランが最強!オススメ商品&解説

特別法人税の復活が不安?

ざっきー君
iDeCoのことで、他に不安要素とかないの?
ヤマコン
あるよ!
20年以上凍結され続けてるけど、本当は無茶苦茶な税金がかかる!
ざっきー君
あるんかい!
何だそれ!

たまに読者の方から「iDeCoは特別法人税の復活が不安」という質問をいただくことがあります。

特別法人税は、企業年金(厚生年金基金・確定拠出年金・確定給付企業年金)の積立金全体に対して課税される税金です。

年金の積立不足が問題となった1999年に2年間限定の予定で凍結されて以来、今に至るまで20年以上凍結され続けています。
本来はiDeCoの積立金も特別法人税の課税対象ですが、iDeCo導入以前から凍結され続けているので、1度も請求されていません。

この特別法人税の凍結が解除された場合、今まで積み立てたお金と運用益の全体に対し、年1.173%(国税1%+地方税0.173%)課税されます。

積立額が100万円ならば、1万1730円。
500万円なら、5万8650円ほど課税されます。

積立額が増えれば増えるほど、節税効果よりも課税額が上回る可能性が上がっていきます。

また、定期預金で運用している場合は、現状の金利では運用益よりも税金が上回ることになります。

欧米の年金制度にはないような、無茶苦茶な税制です。
これは財務省が取り決めたものですが、企業年金の管理を担当する厚生労働省からは廃止の要望が頻繁に上がっています。

結果、20年以上凍結が延長され続けています。

個人的な見解ですが「今後も特別法人税の凍結解除は無い」と考えています。

そもそも特別法人税は、年金積立不足の緩和のために凍結されました。
少子高齢化で、年金不足がより深刻化している今、凍結解除に踏み切る合理性がありません。

少なくとも、日本の長期金利が2%を超えるような高金利状態にでもならない限り「iDeCoはやるだけ損」という状態になってしまいます。

この状態で無理に再開すれば、財務省は厚生労働省や企業年金加入者からの猛反発にあいます。
かといって、廃止に踏み込むメリットも無いので、今後も凍結状態が続くのではないかと考えています。

ざっきー君
なるほどなあ。
いまの状態で無理やり凍結解除したら、年金制度が破綻しちゃうかもね。
ヤマコン
そうだね。「特別法人税が突然凍結解除される」っていうのは、確実に無いとは言い切れないけど、合理的に考えたら、まあ無いでしょ。

iDeCoは課税を先送りしてるだけ?

ヤマコン
もうひとつ、「iDeCoは税金支払いのタイミングを先送りしてるだけじゃないか」って言う質問もたまにもらうから、それも解説するね。

iDeCoは、積立時と運用時は完全に非課税ですが、60歳になり、今まで積み立てて運用してきたお金を受け取る際には、課税されることがあります。

受け取り方は一時金受取年金受取の2種類。

一時金受取の場合は退職所得控除。年金受取の場合は、公的年金等掛金控除という控除枠を使うことができるので、一定額までは非課税で受け取ることができます。

ただし、退職金や年金を十分受け取れる人の場合、この控除枠をはみ出してしまうことがあります。

ざっきー君
え!? 退職金や年金をたくさんもらえる人は、最終的にiDeCoの所得税を払わなきゃいけないってこと?
ヤマコン
そうだね。でも満額じゃないから安心して。

iDeCoで受け取るお金が退職所得控除を上回った場合、超過分のうち50%が課税対象となります。

余程のことが無い限り、普通に所得税や住民税を支払うよりお得になるはずです。

「税金の支払いを先送りしているだけ」という意見は、誤りです。

iDeCoをやらないほうが良い人

ざっきー君
なるほどね〜
じゃあみんな、iDeCoをやればいいんだね!!
ヤマコン
いや、そうでもないよ。
恩恵を受けにくい人や、状況的におすすめできない人もいるね。

デメリットを踏まえた上でもiDeCoを使う理由は、税金がお得になること。

もともと所得税や住民税を支払う必要のない人にはメリットが少なく、あまりおすすめできません。

具体的には、以下の条件に当てはまる人はiDeCoへの加入はいったん見直したほうが良いでしょう。

iDeCoをおすすめできない人

・主婦や主夫など、年収130万円以下あるいは所得のない人

・住宅ローン減税や各種控除が多く、所得税を払う必要がない人

・家計が毎月ギリギリの人、または借金がある人

・教育資金など、他に優先して貯めたいお金がある人

ざっきー君
結構当てはまる人いそうだね。
そういう人はどうしたら良いんだろう?

NISA・つみたてNISAも良い

ヤマコン
結局、借金返済に勝る運用はないし、そもそも所得税や住民税を払ってない人にとっては、iDeCoの魅力がなくなっちゃうんだよね。
iDeCo最大のメリット「所得税と住民税の非課税」を受けられない場合、iDeCoの魅力は「運用益の非課税」のみ。

それならば、少額投資非課税制度のNISAつみたてNISAが有利です。

iDeCo同様に運用益が非課税で、こちらはいつでも引き落とし可能。口座管理手数料もかかりません。

圧倒的に少ないデメリットで、同等のメリットが受けられます。

比較項目NISAつみたてNISAiDeCo
お得さ★★★☆☆
運用益非課税
★★★☆☆
運用益非課税
★★★★★
普段払う税金まで安く
気軽さ★★★★★
いつでも売却可
★★★★★
いつでも売却可
★★☆☆☆
60歳まで払い戻せない
手軽さ★★★☆☆
原則、自分で購入/売却
★★★★★
自動積立
★★★★★
自動積立
年間投資限度額120万円40万円14万4000円~81万6000円
運用可能期間5年間
ロールオーバーで10年間
20年間原則60歳まで
投資できる商品株・投資信託一部の投資信託一部の投資信託・預金・保険
非課税対象運用益運用益運用益・所得税・住民税
いつでも引き出しできるできるできない
特記事項2023年分で終了予定
つみたてNISAと併用不可
NISAと併用不可途中解約不可
(積立の中止は可能)
ざっきー君
なるほど!
所得税や住民税を払ってない人はiDeCoよりNISAのほうが便利かもね!
ヤマコン
うん、あと資産が少ない場合や、収入が不安定な場合、つみたてNISAからはじめて、安定したらiDeCoをはじめるのも良いと思う!

まとめ

ざっきー君
やまちゃん、一回整理してくれ。
もうダメだ。頭がパンク寸前でモコモコしてきた。
ヤマコン
(はじめて見たときからずっと頭モコモコだけどなぁ……)

iDeCoは半強制的に長期の積み立て投資ができるので、老後資産を作る上で非常に心強い存在です。
何より節税メリットが非常に強く、基本的にほぼ確実に儲かるような状態と言えます。できることならなるべく早く、多くのお金を積み立てたいところ。

とはいえ、iDeCoはあくまで確定拠出年金という年金の一種。
60歳まで下ろせないという大きなデメリットは避けられません。

積み立てをストップすることはできますし、金融機関選びでデメリットを最小限に抑えることは可能ですが、収入の少ない方や金銭的に不安定な状況の方にはおすすめしにくい商品です。

そのような場合はiDeCoへの加入は少し先送りして、NISAつみたてNISAを検討しても良いでしょう。

NISAとつみたてNISAのどちらが自分に合うか比較検討したい方には、こちらの記事がおすすめです。

というわけで今回は以上!
「iDeCoのデメリット3つ!それでもおすすめできる人と、できない人」でした!

それではまた!
Can You Survive?

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ABOUTこの記事を書いた人

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88年生まれの投資家・文筆家。東京育ちの沖縄在住。
投資とバンドとウェブメディアをやっています。
著書『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』
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